映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
カミサンと『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を観に行った。
カミサンが一緒に映画を観に行こうというのは珍しい。
ポイントがたまっていて、夫婦タダで入れた。
一昨日は水曜日で映画はレディスデイ、女性は千円。
きっと混むと思い初めて前売り券を買っておいた。案の定、9割くらいの入り
原作は、シリーズ総発行部数1400万を記録する西岸良平のコミック
『三丁目の夕日』
1作目を観たのはほぼ2年前。
1作目は、建設中の東京タワーが少しずつ空へ伸びていく昭和33年。
2作目は昭和34年、既に東京タワーは完成している。
東京オリンピックの開催が決定し日本が高度成長期に入った時期である。
昭和34年と言えば、ボクは中学3年生。
2作目でも、夕日町三丁目で慎ましくも笑顔の絶えない日々を送る人々の
姿が微笑ましく描かれていて、随所で『そう、そう、そうだった』と、うなずき
ながら観た。
舗装されていない生活道と家並み、商店と看板、走る車がまばらな道路、
都電、オート三輪、手回し脱水洗濯機、荷台の大きな自転車・・・
続だから、当然話は1作目の続き。
1作目に出てきた人たちがそのまま登場。
作家の茶川、淳之介、ヒロミ、鈴木オートの家族・・・
2作目も、かつて日本に確かにあった時代を振り返り、優しい人たちの
心に触れ、素直に感動できる人情作品だった。
役者がより役にはまっている感じがして、2作目の方がよかった。
泣かせる場面も2作目の方が多かった。
あの終わり方だと、続々ができてもおかしくない。続々・・、期待。
感性に訴え、共感を覚えるということでは、やはり日本映画だ。
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