防衛大学開校記念祭
毎年この時期、防衛大学(正式には防衛大学校)で開校記念祭が行われる。
開校記念祭は一般の大学で行われる
大学祭と同じ。
防衛大学は我が家から車で10分、
海の見える高台にある。
開校記念祭は以前はよく行ったが、
このところ長い間行ってなく、久しぶり。
正門、校舎ほか全面的に建て替えられ
大学全体が一新された感じ。
開校記念祭のハイライトは棒倒し。
広いグラウンドで4組(さすが防大、4大隊)が闘い雌雄を決する。
一大隊100人くらいの学生が、棒を守る陣営と攻める陣営に分かれる。
棒のてっぺんにひとりが登り、他の学生が棒の周りを守る。
ひと勝負は1分半から2分。
対戦前のアナウンスによれば、学生たちはこの短い勝負のため半年間
くらいかけて訓練し準備するとのこと。
左は青を攻める赤、右は青の攻勢でたまらず倒された赤の棒。
棒倒しが終わったあと、「親孝行フェア」という展示をやっていて興味を引く
タイトルだったので見に行った。
紹介文にはこう書いてあった。
『故郷を遠く離れて生活する防大生がふだんは照れくさくて言葉にできない
親や旧友への感謝の思いを綴りました』
全寮制でなかなか郷里に帰れないのかもしれない。たしかに父や母と
おぼしき人と話しながら歩いていた制服姿の学生をあちこちで見た。
日本人でない学生、それに女子学生の書いたものもあった。
今や防大は女子にはもちろんのこと外国人にも門戸が開かれているのだ。
読んでジーンとくる感謝の思いが少なくなかった。
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