伊豆へ(松崎 その2)
絵師として活躍した入江長八の作品を
観るため長八美術館へ。
ちょうど「全国漆喰鏝絵コンクール
作品展」をやっていた。
カミサンは以前から入江長八に
漆喰鏝絵制作のプロセスの説明が
してあった。
右のような絵をひとつのこてで
作り上げるとのこと。
驚きである。
入江長八の多くの作品が飾ってあった。
いずれもすばらしい。
開催中の「全国漆喰鏝絵コンクール
作品(右)。
かつては漆喰鏝絵をやるのは
左官職の人に限られていたそう
だが、最近は一般の人が増えて
きたとのこと。
長八美術館のあとは松崎の
特徴であるなまこ壁の町並みを見て回った。
上の右下の写真にあるぼんぼりが街のあちこちに飾ってあった。
それぞれに俳句が書いてあり横に「俳句の町」実現化事業と書かれている。
きっと町おこしの一環で松崎を「俳句の町」にしようとしているのではと
思った。
人口8千人、辺鄙な場所に位置する松崎ではあるが、最近ちょこちょこ
マスメディアに取り上げられる。
「俳句の町」のぼんぼりを見て、平素からの町の努力を感じた。
松崎を2時間少々見て回った後、今夜の宿の天城高原に向けて出発。
以外に遠く、伊豆の西から東へ75キロの道のりだった。
山の中を走っていたとき、2ヶ所で鹿に出会った。
東急ハーベストクラブ天城高原に着いたら6時過ぎていて真っ暗。
カーナビはホントにありがたい。一昔前だと、暗い中地図を見ながら
右往左往したものだが。
予約していた食事は6時半からだと思っていたら、6時からだった。
慌ててレストランへ。
今夜だけは少々贅沢にということでフルコースをいただいた。
紅葉には早かったが天気がよく、松崎は期待していたとおりステキな街で、大変
満足した1日だった。
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