交通事故関連ニュース
たった2年のプラス。望んだ量刑にはほど遠い結果ではありますが、福地さんたちが
そのような思いで今朝のニュースをみました。
※ 受信メール
今日から施行、非常に複雑な思いです。一見少なからず法律が変わりました。
しかし、ご存じのとうり量刑引き上げ以外に大きな問題点が有ります。
それは「過失刑」に対する「起訴率」の異常な低さです。
年間90万件の人身事故に対する起訴率は全体の僅かに9.97%、その内の
90.84%が略式起訴です。(昨年の調べ)
つまり、よほど悪質かつ、重大な結果であり、条件が揃わないと起訴すらされない
ケースが多々あるのです。報道各社にも伝えましたが、残念なことに報道されて
おりません。
昭和43年に「過失刑」は2年の引き上げと共に起訴率を60%(!)以上にしました。
その結果40%の死傷者の削減に成功しました。法務省と検察庁は文字どうり、
「厳罰化」としたのです。
昨日のもうひとつのニュースは、昨年8月に福岡で起きた飲酒運転の車に追突され
幼児3人が亡くなった事故の初公判が行われたこと。
事故後、泥酔状態を隠そうとした卑劣極まりない加害者にもかかわらず、この男は
『飲酒は間違いないが、正常な運転が困難になるほどではなかった』と、危険運転
致死傷罪について否認した。
とんでもない!
泥酔状態で悲惨極まりない事故を起こしたことに加えて、自分の犯した大罪を
いさぎよく認めないこの22歳の男、到底許せない!
何度もテレビで報道されたあの可愛いさまっさかりの3人の子供さんたち、それに
遺されたご両親に対し、この男はどうして思いがいたらないのか。
何としても危険運転致死傷罪で厳罰に処して欲しい。