湯河原ぶらぶら
昨日午後、カミサンと湯河原に出かけた。
温泉町湯河原は、神奈川県の一番西に位置し、熱海から車で15分くらい。
南北に長い街で南は海に面し、北は奥湯河原と呼ばれ、お忍び宿が多くある街。
先ず行ったのは、以前から興味のあった『西村京太郎記念館』。
読みやすい推理小説を書く作家で、これまでに何冊か読んだことがある。
西村さんは以前住んでいた京都から湯河原に居を移し、今は下の写真の記念館の
奥にある家に住んでいる。
入ったらすぐ床に推理小説の作家らしい模様が描かれていたのが目についた。
これまでの作品、それに多くの作品に登場する十津川警部の足跡を示すマップが展示
してあった。
昨年までに執筆した作品は382冊、77歳になった今も毎月1冊のペースで執筆活動を
続けているそうで、驚異的である。これだけ推理小説を書けば似たような設定やトリックも
中にはあるのではなかろうかと思いながら見て回った。
列車をテーマにした作品が多く会場の真ん中に大きな鉄道模型があり、推理小説作家
らしいクイズが書かれていた。カミサンと一緒に模型の中を探した。
西村記念館のあとは温泉街の中心にある万葉公園へ。
それほど長い道ではないが、瀧を見ながら川のせせらぎ沿いの山道をぶらぶら散策した。
瀧は大好きである。瀧を見ると、いつもジーッと見入ってしまう。
万葉公園の中に『独歩の湯』と呼ばれる足湯がある。
それぞれ効能の違う湯場が9ヶ所あり、入湯料は300円。熱海市民証を持って行くと
100円に割引してくれる。
アルカリイオンいっぱいの山の中でゆったり足を浸していると最高に気持ちいい。
1時間半くらいボーッとして、温かい湯を楽しんだ。
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