法事&米寿祝い(3)
土曜日10時半、住職さんに自宅に来ていただき、オヤジと息子の13回忌法要を
執り行った。
祭壇の前に子供2人を含む13人が座り、お経をあげていただいた。
終わったあとお供えを持って車で10分くらいのところにある墓へ。
法要終了後は近くの割烹で会食。
住職さんとは長いお付き合いで、家族みんな気心の知れた仲である。
『遠方に住んでいるお宅の墓は先々どうするの?いずれそういう時期が来るのだから
考えておいた方がいいのでは』との話が住職さんから初めて出た。
これまでしっかり考えたこともなかったことだ。考えなければと思いはじめた。
6時に再度全員が集まり、場所を変えて
オフクロの88歳の祝いをした。
弟の娘夫婦からの花の贈呈にはじまり、
子供夫婦、孫夫婦からお祝いが贈られた。
このようなことは初めてのオフクロはビックリし
ただただ喜んでいた。
駆けつけてくれ、彼女からプレゼントされた
すばらしいデザートを持ってきてくれた。
ボクは知らなかったが、あの東国原知事が
宣伝している宮崎県産の「太陽のたまご」
という名のマンゴー。
たしかに美味だった。
プレゼントの最後はトリに相応しい感動ものだった。
アルバイトでパソコン教室の講師をしている弟のカミサンがパソコンで昔の写真を
デジタル処理して作ってくれた米寿記念アルバム。
40ページに65枚の写真がおさめられている。
我々3兄弟妹の5歳前後のセピア色の写真からはじまり、小中高校・大学時代に
撮られた家族写真、3兄弟妹が結婚しそれぞれが所帯を持ったころの写真、孫たちの
成長記録、家族旅行、両親中心の写真(因みに下左の写真は87年撮影)、闘病中の
オヤジの写真・・・
オフクロが長い間続けている俳句も10句近く織り込んであった。
アルバムの最後の写真は、91年の両親の結婚記念日に撮られた闘病中のオヤジと
オフクロの写真。『老いても 病を得ても ずっと一緒に』と書き添えられている。
弟のカミサンは2晩徹夜してつくってくれたそうだ。
オフクロと3兄弟妹家族に1冊づつ渡された。
50年以上にわたる家族の歴史が凝縮されたすばらしいアルバムに一同大感激。
3泊4日の帰省を終え、日曜日朝のフライトで横須賀に帰ってきた。
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