川口保育園児 交通死亡事故
昨年9月に起きた川口の保育園児4人が亡くなった交通事故については、ブログに
何度も書いた。
遺族のおひとりの福地さんとは、昨年12月の署名活動に参加したことをきっかけに
交流を続けている。
今夜のNHKのニュースで、福地さんたち4人の遺族の皆さんが、悪質極まりない
運転の結果重大な事故を引き起こし懲役5年の刑で服役中の加害者井沢英行と
事故を起こした車を所有していた井沢の父親の運送会社を相手取り、総額約2億
5000万円の損害賠償訴訟を提訴したと報じていた。
ニュースをみたあと福地さんに電話した。
福地さんは、『井沢はもとより、井沢の父親も事故後逃げ回っている。父親であると
ともに従業員として井沢を雇っていた以上当然責任があるわけで、その姿勢がとても
許せなく、井沢とともに訴えた』と言われていた。
まったくその通りである。
以下は提訴を報じた昨日の新聞記事。
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死亡園児の遺族賠償請求へ 車与えた会社の責任追及
埼玉県川口市で昨年9月、保育園児らの列に車が突っ込み21人が死傷した事故で
死亡した園児4人の遺族は24日にも、運転していた井沢英行受刑者(38)=業務上
過失致死傷罪で懲役5年確定=と事故を起こした車を所有していた運送会社を相手に
慰謝料など総額約2億5000万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こす。
遺族の1人は「交通ルールを守らない人間に車を与え、悪質運転を放置した会社の
責任を追及したい」と話している。
3月のさいたま地裁の刑事判決によると、事故は昨年9月25日、川口市の市道で
発生。井沢受刑者は助手席のカセットプレーヤーを操作しながら時速50-55キロで
走行、公園に向かう園児らに突っ込んだ。
判決は、事故以前も交通違反を繰り返していた同受刑者に対し「運転者としての
適性に全く欠けている」と指摘した。
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