意外な結末
8月18日のブログで書いたNHK朝の連続テレビ小説『純情きらり』が今朝で終わった。
最後は予想もしなかった結末だった。
『きらり』は昭和の戦前戦後を生きた女性、桜子の物語。
4月から番組の主役をずっとつとめてきた桜子が、産まれたばかりの赤ちゃんを遺し、
亡くなるところで、今朝の最終回は終わった。
これまでにウルウルした場面は何度もあったが、今朝の最終回は涙が止まらなかった。
定年後毎朝の楽しみになっているNHK連続テレビ小説は、『わかば』、『ファイト』、
『風のハルカ』、『純情きらり』とずっとみてきた。
すべてヒロインが前向きな姿をみせて終わった。それからすると『純情きらり』の結末は
特異であった。
脚本は浅野妙子。しばらく前の新聞に、『浅野さんが最も思いを込めて描いたラストが
待っている』と書いてあった。
『純情きらり』は全体を通して高視聴率を維持したようで、平均視聴率は6作ぶりに
19%台が期待できそうとのこと。平均で19%とはスゴイ!
『男性陣が魅力的であったこと』、『戦時中が舞台であったこと』、『普通の女性の人生
そのものの輝きが描かれたこと』が人気の理由だったのではと新聞は書いている。
それにしても、次女役を演じた井川 遥の戦時中の看護婦さん姿はよかった。ホントに
きれいだった。これまでまったく知らなかった女優だったが、一気にファンになった。
月曜日からはじまる新番組は、大阪が舞台の『芋たこなんきん』
原作が田辺 聖子ということで、きっと面白い。また楽しめそうである。
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