またまた大変な事件
昨日・今日のトップニュースはみずほ証券の発注ミス事件。
ひとりの営業マンが起こした全くの人為的なミスとのこと。
きっと営業マンは、誤入力し、パソコン画面の”売り”のアイコンを押したのであろう。
アイコンひと押しで、300億円の損害。
とんでもない世界があるものだ。
東京証券取引所は、先月初めのシステムダウンに続き、この1ヶ月あまり受難続き。
ただ、みずほ証券事件による昨日の大幅な株価下落も、一夜明けたら何のその。
今日はまた活発な商いが戻り、株価は大きく反発して終わった。
この勢いは誰が見ても間違いなく本物である。
株の話のついでに。
最近、「黄金株」という聞き慣れない言葉を時々耳にする。
「株式買い占めなどの敵対的買収によって合併される事態に陥っても、その議案を
否決することのできる特別な株券」とのことで、改正会社法で制定された。
http://www.science-news.net/database/display.php?id=12041
M&A(合併・買収)という言葉が日本で使われはじめてまだ20年くらいではないだろうか。
今ではM&Aは日常茶飯事。昨年あたりから専らの話題は、敵対的買収。
米国を中心とした「はげたかファンド」が火付け役ではなかろうか。
弱肉強食、企業は自ら防衛しないと、誰も守ってはくれない。
いつなんどき、どこから手が伸びてくるかわからない時代になってきた。
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