「ゲゲゲの女房」が終わった
6ヶ月間楽しませてもらった、朝のNHK連続テレビ小説、「ゲゲゲの女房」が今日で
終わった。
現役時代には縁のなかった連続テレビ小説は定年してから観はじめた。
一番最初に観た作品は、6年前の「わかば」
「わかば」は定年した直後、会社から頼まれてJICAの仕事で2か月間行ったカンボジャ
のホテルで観た。
「わかば」以来4年間、連続して8作品を観たが、その後の3作品は面白くなく、1年半
休み、また観はじめたのが「ゲゲゲの女房」。
観た中では、文句なしダントツに面白い朝ドラだった。
「ゲゲゲの女房」を超える朝ドラは、もう出てこないのではないかとすら思う。
カミサンが『1年間やってくれればいいのにねぇ』と言っていたが、まったく同感。
楽しんでいたのは、もちろん我が家だけでなく、視聴率は後半ずっと22%前後。
22%ということはスゴイ。調査対象の5人にひとり以上が観ているんだから。
我が家で同じく人気番組のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の視聴率は、残念ながら、
このところ16~17%台と低迷。
「ゲゲゲの女房」は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者 水木しげる夫婦の物語。
観てる者が共感を覚える夫婦愛、家族愛がみごとに描かれていた。
主演の松下奈緒さんはじめ出演者がみんな、ホントに上手かった。
脚本を執筆した山本むつみさんが『これだけ人気を得た理由は?』と聞かれ、
『ヒロインに共感していただけたことが理由のひとつだと思います』と言われている。
うん、たしかに、納得。
それに貧しさ、戦争、厳しさを乗り越え、我慢しながらも希望を失わず、皆がたくましく
一生懸命生きた、あの昭和の時代、その中での夫婦愛、家族愛に多くの人たちが
共感を覚えたはずである。
主人公の職業はたまたま漫画家であったが、昭和の同時代を生きた多くの一般家庭
に共通する話のような気がする。
月曜日からは新しい作品「てっぱん」がはじまる。尾道を舞台にしたドラマのようである。
「ゲゲゲの女房」同様、半年間楽しめればよいが・・・
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