市長選、残念な結果に終わった
横須賀市長選のこと、それに応援している呉東正彦さんのことは2度ブログに書いた。
投票は昨日行われ、即日開票の結果、呉東さんは他の2候補に届かず敗れ、極めて
残念である。
当選したのは、6年間務めた横須賀市議を辞職し挑戦した吉田雄人氏(33歳)。
68,000票獲得。
多くの市民がその市政運営を疑問視してきた前市長、蒲谷氏は4,500票差で
一期務めただけで敗退。
横須賀市長は36年間官僚の天下りポジションだった。ここ3代は自治省OBが続いた。
市民の関心が高く、雨天ではあったが投票率は45%。前回を5ポイント上回った。
呉東さんの獲得票数は23,000票。思いのほか大差がついた。
残念ながら呉東さんは結果を出すことが出来なかったが『天下り市長はもうたくさん!』
と訴え、”チェンジ”を旗印にして「人づくりの福祉環境の整備」を訴え選挙戦にのぞんだ
吉田氏は、よどんだ様々な慣例・慣習・悪弊の改革にきっと果敢に挑戦し風穴を開けて
くれることだろう。
呉東さんは市民が担ぎ出した人だった。
ボクは国政含め特定の党派にこだわっているわけではなく、国も地方も政治には
常に対抗軸が必要で、力を拮抗させながら切磋琢磨していかないと、世の中は変わら
ないし、良くならないと確信している。
ボクが呉東さんの話を初めて聞いたのは、勧められて参加した6月4日の集会。
話を聞いて、この人は任せられると直感した。
6月11日に開催された大集会には1,000人を超す人たちが集まり、市民の大きな
ムーブメントを肌で感じた。
その後も出来る支援をしたいと思い、近くのコミュニティセンターで開催されたミニ
集会に参加し意見を述べたり、駅頭でのチラシ配りのお手伝い、出陣式への参加、
近所のポスティング、ささやかながらカンパもさせてもらった。
呉東さんの問いかけ・訴え、施策はまさに今の時代必要なことばかりだった。それらを
市民と一緒になってマニフェストに作り上げていく過程も理想的なプロセスだった。
ただ残念なことは活動が始まった時期が少々遅すぎたのではないかということである。
吉田新市長が地道にやっていた活動は、数年前既に息子の仲間から聞いていた。
ただ、呉東さんと一緒にマニフェストを作ったたくさんの市民の期待と希望の多くは
吉田さん、ならびに吉田さんを応援した人たちと間違いなく共有できるはずである。
より大きな輪で吉田新市長を支え、市民が安全・安心、心豊かに暮らせる街を
是非ともつくって欲しい。
最後に呉東さん、それに呉東さんと一緒にマニフェストを作った多くの市民の皆さん、
ホントにお疲れさまでした。
最近のコメント