ヨーロッパの旅(22:ベルギーの地方の街④)
休み休み続けてきたヨーロッパの旅は、今回が最終。
ベルギーは北部のフランドル地方(オランダ語圏)と南部のワロン地方(フランス語圏)
に分かれている。これまで紹介した3ヶ所はいずれもフランドル地方。南のワロン地方
の方が観光客には馴染みがうすい。
そのワロン地方の街で行ってみたかったディナンとナミュールに行った。カミサンは
疲れたと言って、この日もひとり旅。
ディナンまではブリュッセルから電車で1時間半。
ガイドブックの紹介では、『画家たちを魅了したミューズ川沿いの”絵のような街”』
下はディナン駅と乗ってきた電車。
駅の近くを歩いている人はほとんどいなく、人口1万2千人の田舎の小さな街。
駅から歩いて5分くらいのところにある橋の手前に観光案内所があり、寄って説明を
聞いて街の地図をもらった。
おじいさんに出会った。英語はまったく
ダメ。フランス語なのだろう、ペラペラ
話してくれ、釣った大きな魚の写真を
自慢げに見せてくれた。
橋を渡ったところに街のシンボルの城塞と
ノートルダム教会があった。
橋にはヨーロッパの国々の旗に交じって日の丸がはためいて、とても嬉しかった。
ロープウエイで城塞に登った。
いたが、英語でないためまったく
解らなく、残念だった。
興味を引く写真など展示されていて
説明が解れば面白いだろうなぁと
思った。
城塞から見た景色はすばらしかった。
クルージングをしたくて、昼食に
出発時間になっても人が集まらない。
やっとフランスから来たという
お客ふたりが乗ってきて、船を
操舵するおじいさんは出発時間が
過ぎてもしばらく待っていた。
そのうち諦め、大きな船に3人の
お客を乗せ渋々出発した。お客のひとりが英語でいろいろ話してくれた。
クルージングが終わったあと駅まで歩き、ナミュール行きの電車をしばらく待った。
ナミュールは『”ミューズ川の真珠”と呼ばれる城塞と峡谷の景観』とガイドブックに
紹介されていた。ディナンからナミュールまでは30分。
ナミュールでも駅を降りてすぐ近くにある観光案内所に寄った。
ナミュールはディナンよりずっと
駅前通りには商店街が続き
人の流れも多かった。
街としてはディナンの方がずっと
好感が持てた。
大きな城塞を見ながら遊歩道を
1時間近く歩いた。
この遊歩道はいい雰囲気だった。
ヨーロッパ旅行記を書きはじめたのが5月27日。
休み休み、2ヶ月半かけて書いたことになる。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
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