沖縄の旅(3:首里と琉球王国①)
那覇には3日間いたが、そのうち2日、那覇の中心街から東へ数キロのところにある
首里に行った。
首里城は以前那覇に来たときも行ったが、今回あらためてじっくり見て、琉球王国の
歴史に大変興味を持った。
首里はモノレールの終点。ホテルのある、おもろまちから4つ目の駅。
首里駅を降りて首里城公園まで20分くらいの道をぶらぶら歩いた。
途中、首里公民館前でいかにも南国の花という感じの花を見つけた。名前を知りたく
公民館の人に聞いたら『ホウオウ木という名前で外来種』とのこと。
沖縄縣師範學校附屬小學校跡という戦前の建物の跡、今は沖縄県立芸術大学。
守礼門を通り、首里城公園に入った。
『沖縄戦で破壊され、門ほか建造物は
復元されたものですか?』
『その通りです。首里は壊滅状態でした。
唯一残ったのは、右の石垣の下の
ような感じの石積みだけです』
このあと首里城に入り、本殿である
正殿(下左)を見たが、すべて復元されたもの。
正殿で唯一残った土台(下右)が世界遺産に登録されている。
首里がここまで壊滅状態になったのは戦時中、軍が首里城に司令部を置いたため
とのこと。極めて残念である。
琉球王国時代に建てられた正殿の中には国王の玉座があった。
玉座の上には明・清時代、中国の皇帝から贈られた書が漆で塗られ金箔を貼った
3つの額に飾られていた。
右の写真の立っている方に、琉球王国と沖縄の歴史についていろいろ話を聞いた。
コーナーではビデオをじっくり観た。
首里城を出たあと休んだ右のお店
でも30分近く、沖縄の歴史の話を
聞いた。
この先も道中会った年配の男性から
何度か話を聞く機会があった。
これまでまったく知らず関心のなかった琉球王国に俄然興味がわいてきた。
琉球王国については、次の首里と琉球王国②で。
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