久々の葛飾
2週間くらい前、葛飾にあるNPO法人ユニコムかつしかのIさんから突然ケータイに
電話があった。
IさんはシニアITアドバイザー(SITA:サイタ)の仲間。ユニコムかつしかの副代表で
女性のリーダー格として活躍されている。
『長い間葛飾に来てないでしょう。ぜひ様変わりしたユニコムかつしかを見にきて。
相談したいこともあるし』と言われ、何度もお宅にお邪魔しご馳走になったり、色々
お世話になったIさんに言われれば、もちろんノーとは言えない。
『土曜日だったら結城からHさんも講師で来るから土曜日がいい。来たときユニコムの
新しい事務所を見て』
前回お邪魔したのは、2年以上前ユニコムがNPOになったときの発足会だったから
本当に久しぶり。
待ち合わせした京成立石駅に着いたら、懐かしいIさんとHさんが待っていてくださった。
Iさんが『代表のOさんに話したら、Oさんも会いたいということで3人になったの』と。
駅のそばの予約してくださっていたお店に行って4人で食事。
Hさんは週に1~2回、電車を乗り継ぎ、茨城県の結城市から講師で呼ばれて来ている
そうだ。横須賀から葛飾は遠く1時間40分くらいかかるが、結城からは2時間半かかる
とのこと。Hさんのご主人はたまたまボクと同じ会社に勤めていた。
結局、食事はOさんにご馳走になり恐縮した。
そのあと、立石駅から歩いて3分くらいのところにあるユニコムの事務所へ。
ふたりの方が受講中だった。講師もふたり。
これだと初心者であってもじっくり教えてもらえる。
ユニコムかつしかの最近の状況をみなさんが話してくださった。
すばらしい組織になっていることがよくわかった。
以前から思っていたことだが、人格者である代表のOさんだからこそ、ここまで
まとまりのある、すばらしい組織になったのだとあらためて感じた。
かつてボクも複数のNPOにさまざまな形で関わったことがある。
立ち上げに関わったこともあるし、運営にも携わった。
その経験を通して、NPOの成否を決めるキィは代表の人となりであると言い切っても
過言でないと痛感している。
Oさんを中心とした会員皆さんの地道な努力がさまざまな形で実を結んでいる。
葛飾区からの信頼、結果事業の受託、62名のメンバーの結束、他団体との連携・・・
最も驚いたのは現在の事務所を持つにあたり、必要な費用を組織でまかなえず、
会員に借入金(無利子)の拠出を求めたら260万円集まったとのこと。
今年度の事業収入が1500万円と聞き、これにもびっくりした。
また区の支援を受けて1年くらい前にスタートした地域SNS(ミクシィのような)の
”かちねっと広場”のメンバーが今や550人になり毎日活発な交流が行われている
ことにも感激した。
高齢者に加えて障害者にもパソコン指導を行っており、広い層の人たちから地元の
頼もしい組織として、ユニコムかつしかは認められている。
ボクにひとつ宿題が出た。
ユニコムかつしかにはサイタ1級有資格者が10数人いる。ユニコムがサイタの
対策講座・試験実施認定会場になれるよう富士通に働きかけて欲しいと依頼を受けた。
富士通に相談することを約束した。
1時から6時過ぎまで、有意義な楽しい時間を過ごした。
別れ際、Iさんから『遠いのはわかっているけど、連絡するからまた来てね』と何度も
念を押された。
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