初夏のアメリカの旅(6:メキシコへ②)
ノリエガさんが片道150キロくらいかけて我々を連れて行きたかった場所は、
英語でBlow Hole(吹き出す穴)と呼ばれる海辺の場所だった。
上から見るだけでは何も見えないが、打ちつける波が岩窟と思われる岩の穴部に
入り、どうもそこが細くなった洞穴のようで、その洞穴に押し込められた大量の水が
ものすごい勢いで空中高く吹き上がる、という感じであった。
この豪快な自然の営みに魅せられ、去りがたく、しばらく眺めていた。
帰り道、エンセナーダという街で停まり、ぶらぶら歩いた。
行く時にも気になった大きなメキシコの国旗を、遠くから近くから何度も何度も見た。
高さ103M、大きさ縦28M
とにかくスゴイ!
この国旗が風にはためく姿は
まさに絵になる。
エンセナーダのこの国旗はメキシコ
シティ、ティファナに次いでメキシコで
3番目に大きな国旗とのこと。
何度も何度も『旗、旗』と言ってたらカミサンから『いいかげんにして』とたしなめられた。
エンセナーダの街をぶらぶら歩いた。
ぶらぶらしたあと、少し休んでお茶をすることとした。
カミサンだけは、気に入ったテキーラベースのマルガリータを楽しんでいた。
右は、トルティーヤをディップして食べるアボカドをベースにしたワカモレ。
エンセナーダをあとにし、30分くらいで国境の街ティファナへ戻ってきた。
ティファナは雑然とした感じで、東南アジアの街に似た雰囲気があった。
帰国したあと、最近我が家の近くに越してきて、ダンナさんが米軍基地に勤める
メキシコ人女性にティファナに行ったと話したら、ティファナは治安の悪い街だと
ボーダーでパスポートを見せチェックを
受け、サンディゴに戻ってきたら
ホッとする感じだった。
小林くんに送ってもらいホテルに
帰ってきたら9時。
小林くんのまさにアミーゴつながりの
ノリエガさんにお世話になり、一般の観光ではとても味わえない大変貴重な経験が
できた一日であった。
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