法事で帰省 ②
昨夜、3泊した郷里の倉敷から帰ってきた。
弟の一周忌をすませたあと、いつものパターンで妹とふたりで墓参り。
今回は3日で4か所墓に参った。
先ず、着いた日、これもいつものことで妹が最寄り駅まで迎えにきてくれ
岡山の妹宅へ。
途中、8年前に亡くなった妹のダンナの墓参り。
誕生日がボクと4日違い、早すぎた旅立ちだった。
墓があるお寺はカミさんの家の菩提寺でもある。
ちょうど顔なじみの住職にお会いでき、しばらく立ち話。
住職にたくさんのぎんなんをいただいた。
昨日は2カ所の墓参りに。
墓参りの前に倉敷郊外の国の史跡の古代山城「鬼ノ城」へ。
「鬼(き)ノ城」は少し前にNHKのTV「ブラタモリ」で紹介された。
鬼ノ城からの遠景。
「鬼ノ城」のあと、倉敷の西にあるオフクロの先祖墓へ。
ここは小さいころ、いとこも一緒に倉敷駅からバスに乗り、
バスを降りたあと、高梁川の土手を30分以上歩いて行っていた墓。
当時、家族の娯楽の少なかった我が家の楽しみのひとつだった。
30年以上前、墓は近くの坂道を登った上にあるお寺の墓地に移した。
左はおじいさんとおばあさんの墓、右は幼くして亡くなった娘(オフクロの妹)の墓。
おばあさんはオフクロの結婚した前年、娘であるオフクロの結婚を見届けることなく
亡くなった。
妹と一緒にしみじみ、かすかに記憶に残るおじいさんを偲んだ。
そのあと岡山市から東30キロの場所にある山の中の集落にある花房の墓へ。
この墓参りにも小さい頃の思い出がいっぱいある。
家族5人、倉敷から汽車に乗り岡山駅まで出て、1時間以上バスに乗り
降りて1時間ほど山道を歩き、途中オフクロの用意した弁当を食べながら
やっとたどり着いた懐かしい場所。
今は妹の家から車で1時間もかからない。隔世の感を感じながら墓へ。
曾祖父母の墓
曾祖父母の長男であった叔父叔母の墓
代々墓の中にはかすかに判読できる元禄年間のものが一基あった。
墓地は亡くなった弟が生前シルバー人材センターに管理を委託してくれていて
今でも整然と整理されていた。
墓で今回もばったり旧家の近くに住むNさんのご主人にお会いしご挨拶した。
墓地の裏の畑に来た帰りで、去年はNさんの奥さんにお会いし平素のお礼をした
こともあった。
疎遠になっていても面倒をみてもらっていることを深く感謝した。
代々、山奥の田舎のこの地に居を構えていた先祖は地元の名家だったと聞いている。
今で言えば町長にあたるのか、郡長をやっていたそうで大きな屋敷があったとのことだが
屋敷の跡形はもう何も残っていない。
巨大な椿の樹だけが残っていて竹林と化していた。
墓参りのあと妹宅へ。
走行距離180㎞。妹に任せっぱなしだった。
夜は妹の息子と3人で焼肉屋へ行き、わいわい。
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