「奥の細道」講座終了
今朝、近くのコミュニティセンターで開催された芭蕉の「奥の細道」講座の
最終回第5回目が行われた。
毎回楽しみに参加した講座はすべて終了した。
講師は元中学校の国語教師だった方。
知識のみならず、さすが教師、引き込まれるような話し方に参加した30名の
受講者は大いに満足。
今日は2ヵ月半の講義に感謝し、拍手とお礼で幕を閉じた。
まだ暑かった9月3日に始まった講座、第3回目は江東区の芭蕉記念館に遠出した。
最終回の今朝の講義は「奥の細道」の最終章、越後路から大垣までの解説。
毎回「奥の細道」に留まることなく、心地良い脱線が随所であった。
今日の脱線は、四季と色。
青(春)からはじまり、朱(夏)、白(秋)、玄(冬)
日本三大名泉は?の問が出て、答えは草津、有馬、下呂。
今日の「奥の細道」最終章、越後路から大垣も大変面白かった。
芭蕉の有名な句のひとつ「あら海や佐渡に横たふあまの川」についても
音を轟かせている荒海が隔てている佐渡島にかけて空に美しく横たわる天の川を
資料に書かれている通釈に沿って細かく解説してくださった。
資料の最後には「横須賀市内の芭蕉句碑」が5か所紹介されている。
近くに行った折には寄ってみよう。
講座中に紹介のあった岩波文庫の「芭蕉おくのほそ道」ぜひ読んでみようと
あらためて思った。
帰りにコミュニティセンターの掲示板に「走水歴史秘話 神話から要塞まで」との
ハイキングの案内掲示が出ていたので申込んできた。
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