久しぶりに昔の多くの仲間と再会
2ヵ月くらい前メールが届いた。
20年以上前に初めて会った大林 依子さん(半ば公人なので実名で)
大林さんはシニアを中心にパソコン指導する「いちえ会」を主宰している方。
「いちえ会」が発足し25周年の記念イベントのご案内だった。
即「喜んで参加させていただきます」と返事し、一昨日、記念の会合が市ヶ谷の
ホテルで開かれ参加した。
届いたメールには会の冒頭で挨拶をと書いてあり、乾杯の前にひとこと、
大林さんとの出会い、それに「いちえ会」のことをお話させていただいた。
大林さんのご挨拶のあと「いちえ会」の25年間の歩みが画像を使い紹介された。
ボクといちえ会の関りを少々。
いちえ会ができたのは1994年。
ボクは20年以上富士通で海外に関わり合っていたが、1996年、当時の通産省の
外郭団体「メロウ・ソサエティ フォーラム」という組織に2年間出向した。
今でいうITという言葉がない時代、通産省は国を挙げてITリテラシーを底上げしなければ
との思いで、当時はもちろんパソコンが中心であったが、世の中の人たちのITリテラシー
向上に取り組んでいた。
その政策の一環でできたのがボクが出向した「メロウ・ソサエティ フォーラム」であった。
時同じくして、パソコンをみんなで勉強し広めていくことを目指した団体があちこちに
誕生しはじめた。
そのひとつが「いちえ会」であった。
「いちえ会」は東京 駒場に事務所を設け、25年間で大変な数の方々にパソコンにまつわる技術
のみならずパソコンを使って得られる楽しみを指導されてきた。
会場では「いやー、お久しぶり!」と声をかけあう方が多くいらっしゃった。
その中のおひとり、当時かっちゃんと呼んでいた「メロウ・ソサエティ フォーラム」時代に
大変お世話になったカツヨさんにも久しぶりにお会いした。
かっちゃんには「メロウ・ソサエティ フォーラム」 時代に大変助けていただいた。
ボクがやりたいと言いはじめた「シニアネットワーカーズ コンファレンス」
彼女の前職だった日本IBMの広報時代のノウハウと経験を活かし、箱根を皮切りにあちこちで
行ったカンファレンスの企画・運営を助けていただいた。
箱根では彼女のコネで浜美枝さんに1泊で来てもらいお話、懇親会に参加していただき
彼女の子育てについて個人的にお話をお聞きしたのも、いい思い出である。
会場では「いちえ会25年のあゆみ」という90ページのすばらしい冊子が配られ、
懐かしく記事に目を通した。
「シニアネットワーカーズ カンファレンス」に加えて「メロウ・ソサエティ フォーラム」
在籍時にはじめた「シニア情報アドバイザー試験制度」も紹介されていた。
あの2年間は通産省に企画を出し、承認を取り、お金を確保し、やりたいことをやった。
そのとき片腕になってもらったのは、三菱総研から出向していた大変優秀な女性のYさんだった。
20年以上富士通で関わってきた海外ビジネスとは全く違う世界で、大変楽しくやり、
違う世界の人たちと新しいつながりができ、新鮮な経験をしたとても有意義な2年間だった。
会がお開きになる前、全員で記念写真撮影。
散会後、大林さんから声がかかり、数名でホテルの下でお茶をして1時間以上ワイワイ。
素晴らしい仲間の皆さんと、とても楽しい時間が過ごせた一日だった。
会場で残ったお花をいただいて帰り、仏壇に飾らせていただき、副産物まで頂戴した。
« 大学の寮の仲間の集まり | トップページ | ハローウィン »
コメント