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2019年4月25日 (木)

東京高裁傍聴

昨日、知り合いの第1回控訴審法廷を東京高裁で傍聴した。

裁判をおこしたのは地元横須賀の女性。

ボクは買い物の帰り、ときどき横須賀地裁に寄り、そのとき興味深い裁判が

行われていれば裁判を傍聴することがある。

この女性Sさんの裁判を初めて傍聴したのは半年以上前。

事案は小学生のお嬢さんの歯科治療を行った歯科医の治療に納得がいかず

大変難しいと言われる医療裁判に挑んだ。

横須賀地裁の一審では敢え無く敗訴。

Sさんは納得できず、東京高裁に控訴し、昨日はその第1回目の法廷。

申立てに対し、裁判官の対応はとても納得がいくものではなかった。

最後に裁判官は、次回期日を5月末と指定、そこで判決を言い渡すとし

審議は10分程度で終了。

終わって、ふたりで裁判所の食堂でお昼を食べながら「解ってくれない

悔しい!」との思いをぶちまけた。

Sさんはこれまで弁護士の支援をほとんど受けることなく、ひとりで

難しい歯科医療問題に挑んできた。

彼女は最後に「次回最終法廷で裁判所はおそらく申立て却下で終わらせる

ことでしょう。そのことは覚悟している。そうなったあと、歯科医療問題に対し

何か出来ることはないですか?ここまで必死に独りで頑張ってきたことを

無駄にしたくない。同じような苦しみを経験しているお母さん方の助けになる

ことをやりたい」と。

彼女の問いかけに、以下答えた。

「あなたも見てくれている横須賀市民オンブズマンのホームページでも

何度か書いたことがある新聞記者会見をやってはどう?そのアレンジは

市役所の広報課を通じてできる。広報が新聞各社に会見主旨をまとめた紙を

配布してくれて、会見日が決まる。重要なことは、記者が興味を持ち

話を聴きたい、記事にしたいと思う紙をいかにうまくまとめるか。

配布する紙で集まってくる新聞各社の数や当日会見で出てくる質問、

翌日の新聞記事の内容も決まる。同じような経験、苦しみを味わっている

お母さん方の助けになるような記事にしよう。特に記事の見出しになる

キャッチコピーが重要。文案ができたらメールして」とアドバイスした。

彼女だったら世の中に警鐘を鳴らすことができる対応は可能だと思う。

お昼を食べたあと彼女と別れ、久しぶりにきた東京高裁なので、興味が

ありそうな刑事裁判をふたつ傍聴した。

ひとつは、交通事故過失運転致死傷事件。

もうひとつは、覚せい剤事件。

覚せい剤犯の事件は、現在50歳くらいテニスコーチを生業としており

一時期有望なプロテニスプレイヤーになるのではと目されていた男の事件。

過去2度薬物犯で逮捕され、今回が3度目。しかも執行猶予中の再犯。

妻には離婚され、3人の子たちの親権は妻。

検察官は社会的制裁を受け、家族を崩壊させてしまい、更生の機会があった

にも拘わらず、またもやの再犯、常習性、薬物親和性は異常なものがあり

今後も再犯の危険性は高い故、2年の実刑を求めると述べ、弁論を終えた。

裁判長が判決日、5月15日と申し渡し、審理終了。

薬物事件の法廷はこれまでも傍聴したことがあるが、これまでで最悪。

あわせて薬物依存から抜けられない怖さを強烈に感じた。

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