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2018年9月 9日 (日)

犯罪被害者支援弁護士フォーラム

昨日、「VSフォーラム」と呼ばれる掲記シンポジウムに参加した。

出席したのは今回が4回目。初回から毎回参加している。

きっかけは、フォーラム事務局を運営する懇意な高橋弁護士からのお誘い。

毎回、充実した内容で、聴いたあと満足して会場をあとにする。

中でも、今回は特に我が意を得たりという内容が多く、大いに満足した。

昨日のシンポジウムの会場は日本記者クラブ。

テーマはふたつ。

 第1部:メディアスクラムと実名・匿名報道

 第2部:盗撮罪の創設と再犯防止

第1部のパネルディスカッションはパネリスト7名の構成。

登壇した被害者は、交通事故遺族、焼肉店の食中毒死遺族、軽井沢スキーバス遺族の

3名。それに弁護士2名、メディア2名。

それぞれの事件の説明からはじまり、議論の中心はメディアの報道のあり方と姿勢。

報道は実名か匿名かが議論の中心となり、パネルのコーディネータの高橋弁護士の

リードのもと、パネリストがそれぞれの経験や平素の思い、考え方が述べ、議論は

大いに盛り上がった。

会場の参加者からそれぞれの立場、経験からの意見もしっかりしたものが多かった。

容易に結論が出るテーマではないが賛否両論、意見が伯仲した討議が行われた。

休憩をはさんで第2部は「盗撮罪の創設と再犯防止」

冒頭、途中参加の上川陽子法務大臣が挨拶。

犯罪、犯罪被害者に対する自らの考えを述べ、大臣は途中退席することなく、

第2部冒頭の基調講演を聴いたあと退席。

基調講演は「男が盗撮する理由」

専門クリニックで痴漢・盗撮ほか性犯罪行為をやった者の臨床・治療・再犯防止に 

携わる斉藤章佳さんからの発表。

盗撮犯罪を犯す者の多くが大学卒、名の知れた企業に勤める既婚者が多いことや

再犯の多さほか驚くことばかり。犯行現場の多くは駅やトイレとのこと。

基調講演を受けて、パネルディスカッション。

パネリスト5人の構成は弁護士3名(うち2名女性)に検察官と基調講演を行った

斉藤章佳さん。

パネルディスカッションのコーディネータも女性弁護士。

各弁護士からは自らが担当した被害者の卑劣極まりない事件の説明、検察官からも

事例の紹介があった。

このような発表・討議を受け、VSフォーラムとして法案化の提案準備を進めている

新たな刑法犯向け法案「盗撮罪条文案」が示された。

条文案の主旨の中には、行為そのものの処罰に加え、撮影して得た撮影記録を

電子媒体を通して行う流布行為に対しても厳罰を提案している。

メディアを通しては知りえない性犯罪の実態の一端を垣間見たとともに、到底

許せないこのような行為に対し、VSフォーラムの立法化に向けた提案が早期に

受け入れられることを切に願いながら、会場をあとにした。

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