「大学生の卒業支援」
もう6年以上、週3回聴いているNHKラジオ 実践ビジネス英語、今週のテーマは
「大学生の卒業支援」
以下、要旨。
・現在のアメリカには、大学の中途退学という深刻な危機がある。
若者の60%が大学に進学しているが、学生たちはかつてない難題に直面している。
・4400万人のアメリカ人が学資ローンをかかえていて、ローンの総額は
1兆4千億ドルを超え、クレジットカードの借入額を上回り、史上最高額。
ローンの返済が終わるのは、自分の子どもが大学に入るころというケースも珍しくない。
・日本で4年以内に大学を中退する学生の割合は10%であるに対し、アメリカでは
6年以内に卒業するのは学生の55%に過ぎず、中退する学生が半数以上いて、
社会問題になっている。
・家族の中で初めて大学に進学した世代の1年生は、3年以内に3分の1近くが退学。
この中途退学率は、両親が大学卒である学生の3倍。
講座に登場する人物は、同じ職場に勤務する30歳代から45歳前後の男女6人。
仕事のみならず、各々の生活、日々感じること、人生感を各回のテーマにそって自由に
披露し議論する。
今回のテーマ「大学生の卒業支援」についても、各自それぞれの経験、立場から意見交換
していて、興味深いやりとりが続けられている。
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