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2018年5月17日 (木)

心に沁みた歌10首(2)

家族の情感を詠った歌の続き

 *今はもう過去形でしか書けないが生きていたのだその時君は

 *「帰るね」に「オレも帰る」といふ夫をなだめて終ふる昼食介助

 *夕食を作って待っていただろう悲しい事件にいつもそう思う

 *病む妻が葬儀も墓もいらぬとふ黙ってわれは茶をいれに立つ

 *闘病の娘(こ)の便り聞き夕間暮れ苗に水遣る妻と黙して

 *「そろそろ帰りますね」が言い難くホームのテレビ母と見ている

 *君はいま誰を想って生きている壊れかかったわたしを置いて

 *山田川飛び交う蛍眺めつつ別れる夫と手をつなぐ夜

 *面会時間厳守とあるを言い訳に私も去るベッドの父を

 *昼なのにこんなに晴れた空なのに聞くおとうとの母サン死ンダ

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