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2017年10月18日 (水)

初めての最高検察庁

昨日、フェイスブック仲間の女性のKさんに同行し、初めて最高検察庁に行った。

Kさんは最高検察庁の検事に面会するため、大阪から上京。

Kさんは一昨年大阪で起きた、とんでもない女の飲酒運転事故で24歳のお嬢さんを

亡くされた。

Kさんは母ひとりで必死に司法に立ち向かって頑張ってこられた。

加害者の女は途中から供述を変えてきて、大阪地検、高検では思いが通じず、あとは

最高検察庁に申立てする以外道がないということで、昨日の最高検検事面会となった。

担当している弁護士はスケジュールの調整ができないため、Kさんは単身最高検に

出頭するということで同行しても役に立つとは思えないまま、最高検にご一緒する

ことにした。

Kさんは朝飛行機で来て、待ち合せは11時半新橋駅の烏森口。

新橋は勤務していたころ事務所があった場所。

Kさんに会い、先ずは「祈願に行こう」と誘い、新橋駅近くの烏森神社にお参りしふたりで

最高検の検事が満足いく判断をしてくれることを祈願した。

実はこの神社には30年以上前に祈願にきたことがある。

当時勤めていた富士通では課長になるためには試験をパスしなければならなかった。

その試験は結構厳しく、テレビの特別番組でも取り上げられたことがあった。

そのため、Kさんとの待ち合わせ場所は新橋駅烏森口にし、最高検に行く前、烏森神社に

お参りして行こうと勝手に思った。

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ふたりそれぞれ手を合わせたあと、タクシーを拾い、最高検まで。

ここで少々、Kさんが何故、最高検に申立てするに至ったかについて。

悪質な加害者は途中から虚偽の弁明をはじめたにも拘わらず、大阪高等検察庁は

事実誤認を認めず、被害者側には上告権がないため、最高検察庁へ上告申し入れを

するよう大阪高等検察庁に求めた。

大阪地検は「飲酒運転はもちろん認めたものの、過失であってもそれほど悪質ではない」

との判断で3年6ヶ月の刑に処し、加害者は現在服役中である。

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Kさんの検事との面談は1時からはじまった。

支援者の名目で同行しているボクはもちろん面談には同席できない。

その間、事務官がふたりきて支援者としての意見を聴きたいということで1階の面談室で

会った。

事務官には、Kさんがこれまでひとりでどれだけ頑張ってきたかを話し、Kさんが述べて

いることを真摯に受け止めていただき、納得のいく結論を是非とも出して欲しいとお願い

した。

最後、事務官から「検察官に対し何か意見があれば」と言われ、以下述べた。

「検察官のバッジの秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)に従い、社会正義に則り、被疑者、

加害者に相対して欲しい」

秋霜烈日とは、秋の冷たい霜や夏の激しい日差しのような気候の厳しさのことで、

刑罰・権威などが極めてきびしく、また厳かであることのたとえ。

事務官との面談が終わり部屋を出たら間もなく検事との面談が終わったKさんが

エレベーターで降りてきた。

Kさんのコメントは「言いたかったことはすべて言いました。まあ、あんなものかな。

あとは上告してくれることを待つだけ。どうであれ、最高検までやったので、悔いは

残りません」

終わったあと、有楽町方面に向い、日比谷公園内をぶらぶら。

考えてみるとお昼を食べてない。

「そうだ、松本楼に行こう」と久しぶりに松本楼へ。

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食べたポークソテーが美味しかった。

人慣れした、厚かましいスズメがテーブルの上にまで集まってきた。

離れそうにないので、マッシュポテトをおすそ分けしてやった。

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食事中、最高検の話は「上告期限まで、あと2日だね」「もし上告してくれたら裁判は

最高裁の法廷になるのかな」以外はほとんど話さなかった。

食事のあと、知り合いに連絡するというKさんと別れ、有楽町まで歩き、電車に。

電車の中でベルギーから来たというシニアの10人くらいの団体に会い、6年位前に

行ったベルギーの話で盛り上がった。

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