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2017年8月 6日 (日)

8月6日

毎年のことだが、今朝は8時から、広島原爆記念日のNHK放映を観た。 

あれから72年、8時15分、原爆投下時間にあわせ、テレビの前で、無念無残の中、 

命を奪われた方々に思いを込めて、心から黙とうを捧げた。 

松井広島市長の平和宣言には、今年も胸を打たれた。 

広島の空で一瞬のうちにさく裂した絶対悪、その下で日々の営みを続けていた人たちは 

そのすべてを失った。 

平和の誓いを、文章を読むことなく訴えた小学校6年生の男女の生徒にも心を打たれた。 

今年も原爆記念公園の慰霊碑に刻まれた文字が紹介された。 

 「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」 

安倍首相の挨拶のあと、毎年放映される来賓の挨拶放映はカットされ、代わりに紹介された 

「原爆の絵が語る広島ーキノコ雲の下ではー」はとても良かった。 

惨禍の中、生存された4200名の方々が、自分たちが自らの目で見た情景、惨状を絵に 

残されていて、10枚くらいの絵と描かれた方の説明が紹介された。 

14万人の方々が、その年に亡くなられたと聴き、あらためて思った。 

中核市の人口に匹敵する人たちなんだと。 

今年は核兵器禁止条約が国連総会で圧倒多数の賛成で採択され、HIBAKUSYAの 

思いが取り入れられた、との大変喜ばしいニュースを何度もメディアがとり上げた。 

多くの日本人が、条約が採択された国連総会の場に、唯一の被爆国である我が国が 

出席せず、賛否を投じなかったことを大変残念に思った。 

被曝された方々の平均年齢は81歳を超えたとのこと。 

あと5年もすれば、被爆の実相を自らの口で語れる人たちが、ほとんどいなくなるのでは 

と誰もが懸念する。 

3日後の8月9日は長崎に原爆が投下された日。 

毎年のように思う。 

世の中の関心、メディアの取り上げなど、同じ悲惨な体験をした長崎と広島は、まったく 

同じトーンで扱われるべきだと。

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