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2016年7月

2016年7月30日 (土)

お別れ会

富士通の元社長 秋草 直之さんが先月18日、77歳で亡くなられた。 

昨日、帝国ホテルでお別れ会があり、参列した。 

秋草さんには長い間大変お世話になった。 

システムエンジニア(SE)部門の総帥で、「これからはSEも海外に出ていく」との信念のもと、

SE部門で最初に海外に目を向けられた方だった。

そのSE部門でずっと秋草さんの下で長い間、海外に携わらさせていただいた。 

お別れ会は12時から。11時半、予めメールで連絡を取り合っていた人たちとロビーで合流。 

受付けで渡された挨拶状には以下のような功績が書かれていた。(一部紹介) 

  『昭和36年入社当時、まだシステムエンジニアという呼称すらなかった時代からシステム 

  開発の最前線の現場を歩んだ故人は、ソフト・サービス時代の先駆者と呼ぶにふさわしい 

  存在であった。平成10年からは代表取締役社長を務め、傑出した先見性と高邁な信念を 

  もって、社業を牽引するのみならず、今にいたるネットワーク社会の発展に大きく寄与して 

  こられた。 

  その間世界的な市況悪化に直面するも、果断な改革断行により未曾有の危機を乗りきられた。

  こうした中にあっても、グローバルに活躍しえる人材の育成と先端技術へのあくなき挑戦を

  主唱し続けた故人は、弊社の持続的発展にとどまらず、常にテクノロジーをベースとした

  我が国産業全体の発展を見据えておられた』 

会場に入り、献花。 

最高にすばらしい遺影を前に、こうべを垂れて長い間お世話になったことに対し、心から深く

お礼を申し述べた。 

そのあとはとなりの立食会場へ移動。 

現役の人たちに対しては、お別れ会参加は自重するようにとの通知が出ていたようで、ほとんど

見かけなかった。 

そのため大半はリタイアした人たち。 

それでも参加者はおそらく2千人を超えていたであろう。 

ボクは定年退職し12年。参加者のうち、退職した前からも含め長い間会っていなかった

たくさんの人たちに会えた。 

おそらく、200人に近い懐かしい人たちに会い、顔はわかるが名前が出てこない人も多かった。

「昔と変わってないよ」と、多くの人たちから言われ、うれしかった。 

秋草さんの写真がいろいろ掲示してあったとなりに手書きのメモが貼ってあり、びっくり。 

秋草さんがまだ部長の時代に、部の女性がやった管理職人気度リスト。 

まったく覚えていない。日付は81年と書かれていた。38歳のときだ。

今は厳しくてこんなことはできないだろうが、当時は職場にいろいろ遊び心があった。

これも間違いなく秋草さんの影響だった。

リストのトップには当時の秋草部長、光栄なことにボクの名前もあった。 

「list.jpg」をダウンロード

立食パーティでたくさんの人たちと話したあと、お開きに。

会食が終わったあと秋草さんの思い出話をしようと、予め何人かの人とメールでやりとりしていた。

現役の人はダメだったが、女性3人が入り5人で、ワイワイ2時間半以上、お茶を飲みながら

秋草さんの思い出ほか、おしゃべりした。

秋草さんの思い出話ということでは、ボクもいろいろ披露した。

海外に何度も何度もご一緒したときの話、出張中にお聞きしたご家族の話、職場での秋草語録、

何度も何度も食事に連れて行ってもらったこと、秋草さんがメンバーだった田園調布のテニス

クラブに仲間と一緒に招待していただいたこと、シドニー駐在中出張で来られたとき我が家に

お招きしたこと、定年後、別に作るのをサボって孫たちと一緒に写した写真のついた年賀状を送り

1月7日ころご返事をいただいていたこと、などなど、思い出は尽きない。

あらためて、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2016年7月25日 (月)

窃盗犯、刑事裁判傍聴

我が家から車で10分足らずのところに裁判所がある。 

車で買い物に行った帰り、ときどき裁判所に寄り、興味がありそうな裁判があれば傍聴する。 

先週火曜日、市議会の百条委員会で「吉田市長の不透明な市政運営に関する検査特別 

委員会」を傍聴したあと、帰り裁判所に立ち寄った。

掲示を見て、3時半から窃盗犯の刑事事件裁判が予定されていたので、傍聴することにした。

傍聴者はボクともうひとり男性。

検察官は既に入廷していて、間もなく弁護士らしき人が被告と思われる男性と女性と一緒に

入廷、そのあと裁判官が席につき、裁判開始。

冒頭、検察官が事件のあらましを説明。

被告はボクと同じ歳の73歳の男。弁護士と一緒に入廷した女性は男の奥さんであることが

わかってきた。

男は窃盗常習歴のある人間で、近くのホームセンターで砥石と紙ヤスリ、3千円少々のものを盗み

ホームセンターの警備員に捕まり、刑事裁判にかけられていることを検察官が説明。

弁護士からは、大学を出たあと、転職はしたもののサラリーマンとして勤め、今は退職し、趣味や

ボランティアでお寺の奉仕を行っていること、それに初めて盗みで捕まったのは30年前、

その後も盗みを繰り返し、昨年も捕まり、罰金刑を受けたことなどが説明された。

加えて、何とか被告を改心させたく、横浜にある盗癖を治療する病院を紹介し、通わせている

ことが、弁護士より紹介された。

続いて、被告の奥さんが証言台に立ち、証人として証言を行った。

窃盗を繰り返してきた人間だが、病院に通い検査、治療を受けているので、今度こそ2度と

過ちを起こさせないよう、夫を導いていくと訴えた。

裁判官、検察官、弁護士、異口同音に、「どうして窃盗を繰り返すのか理解できない」と。

「自分のお金を出すのがもったいないので、ついつい手を出してしまう」という被告に、最後

裁判官は「これからは、欲しいものがあっても、たくさん商品がならぶホームセンターのような

場所には行かないこと。どうしても行きたいときはひとりでは行かないこと」と、若い裁判官は

被告にこんこんと諭した。

見ていて、哀れで惨めであったが、「わかりました」と答えた被告がどこまでそれを感じたか。

最後に出された判決は、執行猶予3年が付いた10ヶ月の刑。

判決を聴いて思った。

これだけ罪を重ねてきた被告、捕ったのは窃盗した回数のごくごく一部であろう。

一般の人間には到底考えられない窃盗癖、容易になくなるはずがない。

罪を重ねてきたのだから、半年でも1年でも刑務所に入れて、心底反省させる機会を作る

ことが、真に被告のためではないかと思った。

被告の弁明を聴いていて、このままだと、必ずや再犯するのではないかとの思いが残った

裁判だった。

2016年7月21日 (木)

シンポジウム参加

市内の弁護士 呉東正彦さんのお誘いで、日曜日、シンポジウム「市民参加で考える施設 

再配置と中心市街地活性化」に参加した。 

呉東さんとは、定年退職したころ、呉東さんが立候補した横須賀市長選挙を応援した縁で 

知り合い、呉東さんの考え方、心情に共鳴し、それ以来の仲。 

呉東さんは、これまでに2度東京都知事選挙に立候補した宇都宮健児さんの弟子的存在で 

弱者への目配り、気配りができる方。 

残念なことに、市長選では敗れたが、選挙をきっかけに呉東さんは「ヨコスカをよくする会」を 

立ち上げ、以来会のメンバーになるとともに、ときどき呉東さんが開催するシンポジウムや 

講演会に参加している。 

今回のシンポジウムのテーマである「施設再配置」は、呉東さんがずっと追っかけている

テーマで、たしかこれまでにも4回シンポジウムが開催された。 

この日の参加者は50人超。市議会議員も6人参加。NHKの取材も入った。 

「施設再配置」は総務省がリードしながら全国で進められている自治体が保有する施設の

リストラ。

リストラの実態は、廃止か統合。それを役所は再配置と呼び、進めている。

たしかに古くなった施設、使用頻度の低い施設、時代の流れに伴い必要性に疑問が持たれる施設

などなど色々あるものの、老朽化に伴い維持コストはかかり、どこかで何かしらの決断が

求められるのは、止む得ない。

横須賀市では、市役所や中央図書館など、6割以上の施設が築30年を過ぎている。 

しかし、対象になる施設の地元住民にとっては、いずれも大切な施設であり、当然進める

行政とは、もろに意見が対立する。

住民サイドも、総論では了解するものの、各論になると意見の対立が先鋭化する。

施設再配置問題は全国の自治体が同じポジションにある。

そのような中、行われた呉東さん主催の4回目のシンポジウム。

全体的に今回がベストだった。

理由としては、基調講演者ならびにパネリストの人選が適切であった。

基調講演者は、東洋大学教授で元横須賀市の施設配置適正化計画検討委員会の委員長の

南 学さん。

南さんは、全国を飛び回りながら、横須賀市のみならず自らが携わった全国の自治体の

施設適正化計画推進の経験を基に、周知した行政・住民両方の立場からの話で、大変良かった。

南さんの講演テーマは「公共施設マネジメント ”拡充”から”縮充”への発想転換」

ポイントは、施設の量を縮小しつつも、行政サービスを充実させること。

自らが関わった全国の自治体の例では、いずれも住民と行政のせめぎ合いが取り上げられた。

パネルディスカッションでは、南さんも入り、商店街振興協会の理事長、若い人の代表で

地域活動を行っている大学生、市役所の施設配置適正化計画を進める課長、それに

呉東さんが加わり、各自の立場からさまざまな意見が述べられた。

パネルディスカッションのあとは、参加者から質問と意見。

全体の話を聴いて持った印象は、

 ①単目的の施設を複合化していくことが、ポイントのひとつ。

   例えば、コミュニティセンター、図書館、老人福祉施設、公民館・・・

 ②施設の運営管理は、行政だけで行うのではなく、指定管理者としての運営を地元の

   団体に任せ、そのために必要な費用は行政から運営交付金でまかなう。

 ③南さんの話から知ったことであるが、図書館がキィになる施設となりうる。成功している

   自治体があちこちにあるとのこと。

   図書館は単に本の貸し出しをすることに加え、人が集まってくる仕組み・仕掛けを

   作っていけば、さまざまな展開ができる。交流拠点、情報拠点、異世代交流・・・

2016年7月18日 (月)

夏祭り サプライズ

一昨日と昨日、町内の夏祭りだった。

現役だったころ、夏祭りには会社の仲間や、たまたま日本に出張で来ていたオーストラリアの

仲間を呼んだこともあった。

夏祭りの会場は、我が家から歩いて数分の公園。

家にいても、炭坑節や東京音頭が聞こえてくるが、以前のようにそわそわしなくなった。

初日は行かず、2日目の昨日は夕方、市民オンブズマンの月例会があり、帰り道、祭りの

最後に抽選があることを思い出した。

家に着いたら8時前、抽選は8時10分から。即公園へ。

踊りは終わりに近かった。

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アメリカ米軍基地に勤める家族の数は例年より多かった。

今年からアナウンスはすべて日本語・英語両方で流れる。

初日夕方、公園のそばを通ったら、アメリカ人の7歳くらいの女の子が芝生の上に自分の

店を出して、ポップコーンほか売っていたのが微笑ましかった。

踊りが終わり、抽選会に。

抽選券はお祭りの寄附1500円を払ったとき、各家族に一枚渡される。

抽選会のくじ引きは、一等賞から順に会場で全員が見守る中でスタート。

最初に読み上げられた一等賞3桁の数字は298。手元の抽選券を見たら何と298。

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賞品はディズニーランドのベアチケット。

全員が見てる中、取りに行ったら「お名前と一言」と言われ、思わず「信じられないheart04」と。

前に座っていた小学5年生くらいの3人組の女の子と仲良くなり、「いいねぇ、いいねぇ」

別れ際、3人揃って、「楽しんできてください」

各戸に配られた抽選券は、1から600近くあったよう。

すごい確率の中で当たったんだぁ~

宝くじ買ってみるかなぁ、と思った。

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娘に「夏休み来たとき行ったら」とメールしたら、「じいじの株、急上昇中」と返事があった。

2016年7月16日 (土)

犯罪被害者支援条例(2)

住んでいる横須賀市で、犯罪被害者支援条例の制定を求めて動いていることは何度か

ブログに書いた。

具体的には、① 昨年12月の市議会の常任委員会に陳情したが、陳情は10人の委員

全員の賛同が得られず審査終了になったこと ②その後、リベンジするため、信頼する

市議のXさんに相談を続けていること ③陳情より重みのある請願を目指していること。

もう10日前のことになるが、X議員とともに、先週水曜日、神奈川県内で唯一と言える犯罪

被害者に寄り添った条例を昨年11月に制定した茅ヶ崎市を訪ね、意見交換をしてきた。

お会いしたのは、茅ケ崎市の市民相談課の方々と地元の被害者支援自助グループの皆さん。

市民相談課では、大変多岐にわたる分野で弁護士ほか外部の人たちの支援も受けながら

まさに市民の困りごと相談に乗っていることがよくわかった。

自助グループの人たちにも市役所内の部屋を提供して、週に数回支援員が来室し、市民の

相談に乗ることが出来る態勢が確立している。

市長がすばらしい方で、全面的に支援していただいている、と支援員の方々が話していたのが

印象的だった。

面談した市民相談課の方々も、自分たちの仕事に情熱と強い意欲を持って取り組んでいる

姿勢が話しぶりからうかがいしれた。

条例制定までの経緯、被害者支援に対する関係者間のフォーメーション、条例が制定された

あとの変化、問い合わせ・相談件数、支援実績、市民へのPR、課題とこれから強化して

いくテーマなどがパワーポイント資料を使って説明された。

話の締めは、いかに市民相談課の活動を市民に知ってもらい、役立ててもらうかが、まだまだ

これからの課題とのこと。

そのあとX議員とボクからさまざまな質問、問かけをし、1時間半の打ち合わせは大いに

盛り上がった。

帰る電車の中でXさんといろいろ話した。

横須賀での進め方は、聞いた話を参考にし、横須賀の実情に合わせて考えて行こうという

ことで合意した。

条例制定の話だけでなく、来年7月の市長選のこと、現市長の行状、市長の言動が俎上に

のぼっている百条委員会のこと、ボクが関わっている市民オンブズマンのことなど、帰りの

道中ずっと話していた。

2016年7月14日 (木)

夏の高校野球神奈川県大会

この時期毎年、夏の高校野球神奈川県大会の観戦に行く。 

去年は家の近くの高校、一昨年は息子の卒業した高校、今年は娘の卒業した高校の 

試合の観戦に行った。 

娘の高校は横浜山手学院。対戦相手は横浜の金沢高校。 

横浜の私立高同士の対戦だった。 

球場は我が家から電車で20分、ベイスターズの2軍のフランチャイズ、横須賀追浜球場。 

打撃戦になり面白いゲームだった。 

Baseball
2点先行された山手学院は、3回に逆転し、4回には6番バッターが2人のランナーをおいて 

右翼席にホームランを打ち加点した。 

金沢の反撃にあったものの、その後も加点し、9対6で1回戦を勝利。 

去年も同じ追浜球場で我が家の近くの県立大津高校の試合を観に行った。 

大津高校の選手である孫の応援に来ていた老夫婦がとても微笑ましかった。 

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神奈川県大会の決勝戦はプロ野球DeNAの本拠地、横浜スタジアムで毎年行われる。 

ボクは現役時代、会社を休んで2度横浜スタジアムに決勝戦を観に行ったことがある。 

2度とも、県の強豪校に県立高校が挑む闘いだった。 

横浜スタジアムで勝利したチームは、晴れの舞台である甲子園で戦える切符を手にし、 

負けたチームの夏は終わるという運命を目の当たりで見たく、会社を休んで観に行く 

価値は十分にあると、当時自分を納得させていた。 

今年も神奈川県の決勝戦が強豪校と公立一般校になれば、是非観に行きたい。

2016年7月12日 (火)

是枝裕和監督作品

このところTSUTAYAに借りたDVDを返しに行き、新しいもの借りてくるの繰り返し。

最近はまっているのは、是枝裕和監督作品。

是枝監督作品でヒットしたのは、3年前の福山雅治主演作品「そして父になる」

もちろん観た。

「海街Diary」が良かった、と先月ブログに書いた。

まだ観たい作品がいろいろ残っているが、我が家の近くのTSUTAYAに行って検索しても

「当店では扱っていません」のメッセージが出てくるものが少なくない。

予約すれば、他店から取り寄せてくれるはず。

そんな中、最近観た「誰も知らない」、「歩いても歩いても」は良かった。

「誰も知らない」は子供置き去り事件をテーマに、社会の在り方を問いかけた作品。

本作は是枝監督が15年もの時間をかけて構想を練ったとのこと。

「誰も知らない」はネットが上げた是枝作品中、第3位。

第2位の「歩いても歩いても」もとても良かった。

家族の人間模様を丁寧に描いた作品。

タイトルの「歩いても歩いても」はそういうことだったのだと観た後知る。

第1位は「海街Diary」

是枝作品に興味がある方は、こちら

2016年7月 9日 (土)

神奈川県犯罪被害者支援委員会(2)

当委員会の委員を委嘱され、今年度の第1回会合に出席したことは5月20日のブログに書いた。

今週月曜日、第2回の会合が開催された。 

7名の委員(弁護士、産婦人科医会理事、大学教授2名、自治体課長2名、それに被害者  

代表としてボク)が神奈川県庁の災害対策本部室に集まった。 

事務局は県の安全防災局の部課長及び神奈川県警幹部。

7名の委員の男女比は4対3、議論を引っ張る事務局側の中心は女性課長という全体の

フォーメーションが大変良い。 

今回の議題はふたつ。 

  ① 施策、事業の実施状況に対する中間年度評価 

  ② 性犯罪・性暴力の総合的支援体制の整備 

発言はすべて録音され、後日テープ起こしをして、県のホームページに掲載される。 

冒頭、事務局より以下の報告があった。 

  ① 平成27年度の支援施策の実施状況ならびに平成28年度の実施予定 

  ② 支援施策・事業の実施状況について、県のホームページに掲載された内容に対する 

     県民からの意見 

県民からの意見は、平成26年度、平成27年度、いずれも募集期間は1ヶ月間。 

ホームページに掲載された内容を見て寄せられた意見は、平成26年度102件、27年度61件。 

意見ならびに各意見に対する、県の考え方を事務局が説明し、それに対し委員が意見を述べた。 

今回も委員の中、唯一の被害者という立場で、いろいろ意見を述べ、提案した。 

今後、中心テーマとして取り上げ、集中的に議論して欲しいことはふたつであると述べた。 

ひとつめは、県が行っていることの告知、広報の一層の工夫。特に性犯罪、性被害について。 

ふたつめは、県と市町村の連携の強化。 

具体的には、県による市町村の指導 (組織・機能のあり方、被害者の求めていることの理解、

及びそれに即した対応、住民への広報の仕方など)   

被害に遭った住民が先ず飛び込むのは居住地の警察と役所。

そのため、市町村の役所が被害者をしっかり受け止め、サポートすることが必須であり、

市区町村の自治体は、住民・被害者に頼りになる存在でなければならないことを強調した。 

性犯罪・性暴力の総合的支援体制の整備については、より一層被害者に寄り添った支援を 

検討している旨の説明が事務局からあった。 

次回3回目の委員会は、11月14日と決まり、散会となった。

2016年7月 3日 (日)

うれしい来訪者

明後日は23歳で亡くなった息子の21回目の命日。

沖縄の娘から、兄である息子に南国らしいお供えがクール宅急便で届いた。

マンゴとパッションフルーツ。

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送られてきたお花。

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命日にあわせ、昨日はうれしい来訪者があった。 

同期入社で、たった3ヶ月しか一緒でなかった女性のTちゃんが4歳の女の子のマナミちゃんを 

連れて、大船から訪ねて来てくれた。

車で横須賀駅に迎えに行き、そのままお墓参りをしてもらった。

墓参りのあと我が家で2時間近くワイワイおしゃべり。

マナミちゃんに会うのは2年ぶり。保育園の年中クラス。しっかりしてきて可愛くなった。

うれしいニュースは、彼女が6月の人事異動で鎌倉の支店の支店長代理になったこと。

あえて聞かなかったが、息子に手を合わせたとき、きっとこのうれしいニュースを息子にも

報告してくれたことだろう。

お墓に行ったら、また新しいお花とカンビールが供えてあった。

一昨日夕方墓参りしたときにはなかったので、昨日朝、相模原から大学の仲間だったKくんが

また参ってくれたのではと思った。

昨夜、フェイスブック仲間のKくんにメールを送ったら、やっぱりそうだった。

相模原から横須賀までは2時間半近くかかる。毎回申し訳なくて。

返信メールには、「今日は命日に近いことで、数日前から墓前にお参りを、と思っていました」

友だちに会う約束があったということで、今回もまた我が家には寄ってくれなかった。

あれから21年も経ったのに、このように思い出して、気にかけてくれる人がいることは

我々家族には無上の喜び。

今朝久しぶりに息子の追悼文集を読み直した。

この追悼文集は、突然逝った息子の人となり、生きざま、思い出を何かの形で遺して

やりたいとの家族の勝手な思いで、たくさんの仲間の皆さんにお願いして投稿を寄せて

もらった。

これまた勝手な思いであったが、仲間に集まってもらいやる予定の一周忌にぜひ間に合わせ

みなさんに渡したいとの勝手な希望を多くの人たちが受け入れてくれて、60人を超す方々から

投稿をいただいた。

大学のゼミの先生からはじまり、同期入社の仲間、高校・大学の遊び仲間、お付き合い

していた人、塾の教師仲間・生徒・・・

破天荒な子であったが、たくさんの仲間の中で、まさに青春を目いっぱい謳歌し、突然逝って

しまった。

亡くなる直前の思い出を日記に書いて投稿してくださった方、徹底討論「朝まで生ブチャ

(息子の愛称)」でおもしろおかしい対話を書いてくださった塾の教師の後輩たち・・・

それにオーストラリアの会社の仲間が送ってきてくれた弔意を書いた英文の手紙7通、

それに告別式でいただいた2通の弔辞も掲載した。

多くの親族からの投稿、それにもちろん女房と娘とボクの文章。

子供たちが小学生だったころ女房が作っていた家族新聞「まぼりタイムズ」も入れた。

忘れないようにとの思いで「あの日のこと」のタイトルで、亡くなった日のことを書いたボクの

文章も最後の第13章に入れた。

こうして出来上がった追悼文集は208ページの大作になった。

追悼文集につけるタイトルを何にしようかと、女房・娘・ボク3人で何度も話し、なかなか決まら

なかったが、最終的に「君に会えてよかった」になった。

「君に会えてよかった」には色々な意味が込められている。

我々家族のあの子に対する思いはもちろんのこと、投稿を寄せていただいた皆さんへの

あの子からのメッセージであり、皆さんからあの子へのメッセージでもある。

こうしてたくさんの皆さまの協力で出来上がった追悼文集は、仲間に集まってもらいやった

一周忌の席で皆さんにお渡しできた。

涙が止まらず、思うように挨拶ができなかったことを思い出す。

「うれしい来訪者」から話が飛んで、長くなってしまいました。

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