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2016年2月

2016年2月28日 (日)

電力自由化とだまされない市民

横須賀市民オンブズマンを一緒にやっているIさんから案内をもらい、表題のセミナーに参加した。

4月から家庭でも電気を買う会社を自由に選べるようになる電力小売りの自由化が始まる。

国や電力会社の狙いは何か、市民にはいかなるメリットがあるのか判然としないため、恰好の

テーマであると思いセミナーに参加した。

4月から電力会社の地域独占が崩れ、国の登録を受ければ、誰でも電気を売れるようになるし、

消費者は自らの好みで、価格的優位性ほかで電力供給先を選べる。

東京電力をはじめ、国の庇護の元に置かれ、電力村、原発村と呼ばれる租界にどっぷり

浸かった電力会社がその権益の根源を容易く手放すことは絶対にないと確信し、電力自由化には

何かまやかしがあるのではないかとずっと思っていた。

セミナーの講師は脱原発で1円不払い運動をしている大富 亮さん。

大富さんは問題を提起し、2時間のセミナーの多くの時間は、政府と電力業界の本音を探る

議論と意見交換に費やされた。

ボクも釈然としないこと、疑問に思っていたことを色々聞き、議論に参加した。

電力自由化は段階的に進んできた。2000年に大きな工場やビルなど企業向けを対象に

始まり、05年には中小のビルやスーパーまで広がった。

販売電力量の4割近くを占める家庭向けを含めた全面自由化には電力会社は抵抗してきた。

安定した利益を確保する「お得意様」だからだ。

東電の営業利益の91%は、主に家庭向けの低圧から得られている。

それが、東日本大震災と福島第一原発事故をきっかけに、全面自由化に向け動き出した。

自由化に向けて動き始めはしたものの、発送電分離と呼ばれる、いわばキモの部分は電力会社の

抵抗で今後の大きな課題となっている。

公正な競争には大手が独占する送配電部門を別会社に切り離すことが求められる。

電力自由化で新規に参入する企業は電力を送配電するために、現行の電力会社に託送料と

呼ぶ費用を支払う必要がある。

託送料は大規模需要者に対しては2円以下(kWh)であるに対し、新規参入事業者は9円と

高額に設定されている。

また、4月から選べる新電力の電気はまだまだ少ない。

特に風力・太陽光などの再生可能エネルギー供給を目指している新規参入業者はごくわずかで

環境を重視する人たちの選択肢は限られている。

どこから電源を調達しているかを示す「電源構成」を開示するかについて、国が開示の義務化を

見送ったため、再生可能エネルギーを求める消費者は供給者の選択が難しい。

また、政府は2020年代までに各家庭に設置されたすべてのアナログメーターをスマートメーターに

換えたいとしている。ただ、スマートメーターは電磁波による健康被害や30分毎に電気使用量の

情報収集することによるプライバシー侵害、国家監視に繋がることが懸念される

現在支払っている電気料金が6~7千円以下であれば、新電力に移ってもあまり料金面の

メリットはないのではないかとのこと。

加えて、焦らず、世の中の動向を見ながら、対処する方向を考えればよいとのアドバイスがあった。

2016年2月23日 (火)

チップを置くべきか否か

NHKラジオ第2放送の実践ビジネス英語講座を聴きはじめたのは13年5月だから、3年

近く前になる。

週3回、毎回15分、土曜日に3回分の再放送がある。

耳を慣らし、新しい単語や言い回し、イディオムを覚えるということでは十分に役に立っている。

1月のテーマは「チップを置くべきか否か」だった。

アメリカを旅行すると、チップで悩まされ、辟易としてくる。

レストラン、タクシーなどお金を払うたびにチップをいくら渡せばいいか頭を悩ます。

英語講座のストーリーの舞台はニューヨークにある美容・健康関連商品を扱うグローバル企業。

登場人物は男性5人、女性3人。

毎月2つのテーマを5人が事務所で話題にするという設定で、先月のテーマのひとつは

チップだった。

彼らもチップに対し不合理さや最近の額の高さに不満を持っていて、納得しながら聴いた。

ひとりがコーヒーショップでコーヒー1杯の代金2ドル50セントの支払いにクレジットカードを

出したところ、2ドルのチップを支払うはめになり、怒っているところから会話ははじまった。

クレジットカードで払う場合、端末の画面の「チップなし」か「任意の額のチップ」というボタンを

選べたのに、と自分の弱腰な態度を悔やんでいた。

チップとは、店の従業員に支払う賃金とも言われ、かつては顧客の裁量に委ねられていた

チップは、近ごろは事実上義務で、その平均値は年々少しずつ上がってきている。

1940年代、50年代は、10%の心付けを残すのが普通であったが、最近は20%が最低限に

なってきている。

そのため少ない額のチップを置こうものなら、接客係に嫌な顔をされるか、時には敵意を

あらわにされることもある、と会話の中で話していた。

サービスが悪かった時にはチップを置かないという選択肢もあるが、ボクの経験から 

それには勇気が必要で、なかなか出来ない。

とにかくチップは厄介。計算するのも厄介。

レストランではチップの支払い方にも戸惑う。

食事が終わったら、席でサーブしてくれた係りを呼んで、勘定書きを頼む。

勘定書きがきたら、チップを書き込み、クレジットカードとともに係りに渡す。 

カードを使いレジで入金したあと、係りがカードとレシートを渡してくれるという面倒な  

プロセスを経る必要がある。

もちろん終われば「Thank you」を言わねばならない。 

チップを含め、現金でも、もちろん支払える。 

テキストでは、最近クレジットカードで支払う場合、自動支払いシステムでsuggested tip 

(お勧めチップ額)が表示されるとのこと。 

いずれにしても、厄介なチップ。 

まさか日本でチップシステムが広まることはないであろうが。

2016年2月21日 (日)

久しぶりにTSUTAYAへ

会社で同じ職場にいたNさんに印象に残った映画のリストをメールで送ってもらった。 

リストには45作品が載っていて、それぞれに短い解説がついている。 

解説を見て興味を引かれた作品をメモして、家の近くのTSUTAにDVDを借りに行った。 

金曜日のTSUTAYAは60歳以上は旧作1本無料、それに以前もらった毎月1回旧作無料券の 

両方で旧作2本が無料で借りられる。 

借りたいと思いNさんのリストから抜き出した作品は6つ。店でネット検索するとすべて 

「当店では取り扱っていません」と画面に出てきて、がっくり。 

そこで、以前何かで見て、観たいと思っていたアメリカ映画「告発」を借りることにした。 

もう1本と思い、棚の「告発」のとなりを見ると、やはり観たいと思っていた「告発の行方」が

並んでいて、これら2本を借りてきた。 

予想通り、どちらも面白かった。

「告発」は実話に基づいて制作された映画。 

ネタバレになるが、「告発」のあらましは↓ 

極貧家庭に育ったヘンリーは、幼い妹のためにたった5ドルを盗み、25年の刑を言い渡され、 

孤島にある脱出不可能なアルカトラズ連邦刑務所へ収監された。 

この刑務所でヘンリーが経験したことすべてが生き地獄だった。 

ある日、ヘンリーは脱獄を図るが他の囚人の裏切りにより失敗に終わる。 

そしてヘンリーは光の届かない明かりすらない暗闇の地下牢に1000日間収監される。 

地下牢から出たヘンリーは、食事中に刑務所内で裏切った囚人を殺害する。 

その弁護に当たったのは新人弁護士のジェームズ。 

ジェームズは、ヘンリーと話すうちに刑務所内で非人道的に行われている虐待の実態を知り、 

公判中にアルカトラズ連邦刑務所を告発した。 

判決の日、陪審員は囚人を殺害した罪によってヘンリーを再びアルカトラズ連邦刑務所に 

送ることを決めたが、それと同時に同刑務所の実態を調査するように請願した。  

この事件がきっかけとなり、アルカトラズ連邦刑務所は閉鎖に追い込まれた。 

もう1本、1988年のアメリカ映画「告発の行方」はアメリカで深刻な社会問題になっていた

レイプにスポットを当てた問題作。

レイプされるシーンを体当たりで演じた主演のジョディ・フォスターは当作品でアカデミー

主演女優賞を獲得した。

以下あらすじはウイッキペディアから借用。

ある夜、一軒の酒場から1人の若い男が飛び出してきて、公衆電話から警察に店でレイプ

事件が起きていると通報した。彼に続いて店から飛び出してきた若い女性が、通りがかりの

車に助けを求めてきた。その女性サラは、酒に酔ってマリファナを吸っていたところを、3人の

男たちからレイプされたのだという。

地方検事補キャサリンはこの事件の捜査を行うが、加害者たちは合意の上での行為と主張、

サラに有利な証拠は何ひとつなく、キャサリンは渋々司法取引に応じる。

それを知ったサラは深く傷つき、自傷行為まで起こしてしまう。

そんなサラの姿を見たキャサリンは事件の再捜査を決意、レイプを煽り唆した男たちを

暴行教唆の罪で告発するのだった。

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寒いこの時期、かつてアメリカ発で流行語になった「カウチポテト」(ポテトチップスを食べながら、

カウチ(ソファ)でDVDを観る)のは最高。

2016年2月17日 (水)

Chatswood会

Chatswood会、名前を聞いただけでは、もちろん何だかわからない集まりが昨日あった。

毎回場所は新宿の同じ店。昨日は19時スタート。

元いた会社富士通で、オーストラリア中心に海外に関わった仲間の集まり。

4年くらい前にスタートし、毎回現役のTくんにアレンジしてもらい、年2回集まっている。

ボクはそもそも会社を退職すれば、会社との関係は終わり、退職後は会社以外の人たちと

交流しようと思い、11年前に退職した。 

そのため、最後にいた職場で何度も誘われたOBのメンバー会への参加も断った。 

そのような中、声をかけてくれる人たちがいて、退職後3つのグループのメンバーになった。

それと数名単位のグループで集まる会合にも、ときどき声がかかる。 

Chatswood会はそのひとつで、かつて富士通で大型コンピューターのソフトウエア開発を

担当し、オーストラリア事業に関わっていたふたりの先輩の発起ではじまった。

会の名前は、当時シドニーにあった富士通オーストラリアの本社の所在地に因んでつけられた。

昨日は9人が集まり、ほとんどが定年退職者。

Chatswood会には初めての参加者がふたりいた。

ひとりは2年先輩のSさん。

Sさんは、はるか昔、ボクが課長試験を受けたときの上司だった。

Sさんの描く絵はすばらしく、昨日も懇親会のはじまる前に新宿で描いた2枚の絵を

見せてくださった。

吉祥寺で1年半に1度くらいご夫婦で個展をやられていて、観に行ったこともある。

描かれている絵は、こんな感じ

もうひとりの初参加は、40年来の付き合いがあるマニー。

マニーとは長い間家族ぐるみでお付き合いをしている。

もともとフィリピンの出身だが、今はオーストラリア国籍を取り、シドニーに住んでいる。

長い間の知り合いだけあって、マニーとはたくさんの思い出がある。

久しぶりに会い、昔の懐かしい話がいろいろ出てきた。

参加者はそれぞれタイミングは違ったが、オーストラリアに駐在していたころの話、それに

参加していない仲間の近況、現地で一緒に働いたオーストラリア人の話などで盛り上がった。

最後、全員で写真を撮った。

オヤジばかりの色気のない写真で、ごめんなさい。

Chatswood_2

2016年2月16日 (火)

法事で帰省

週末、おふくろの三回忌で実家の倉敷に帰省した。

土曜日午後、羽田に着くと、こんな表示が出ていた。

「岡山空港視界不良のため、当便は着陸できない可能性があります。その際は伊丹空港

または羽田空港に引き返すことになりますので、ご了承ください」

岡山空港は市内から30分くらいの山あいにある。

空港の近くになると予告通り視界が悪く、「滑走路が見えないため、上空で旋回しあらためて

着陸を試みます」というアナウンスがあり、30分近く旋回していた。

着陸したのは予定時刻から40分遅れ、着陸と同時に機内では大きな拍手。

空港からは倉敷駅までバスで行き、いつも泊るホテルにチェックイン。

岡山に住む妹に連絡し、夜はカミサンと3人で倉敷駅近くで食事をした。

妹とカミサンはおしゃべりで盛り上がっていた。

翌日はホテルから歩いて弟宅に行き、長い間お付き合いのある懇意な住職に来ていただき

お経をあげてもらい、車で5分くらいの墓地へ。

Cimg0249
墓前でお経をあげてもらい、全員で線香をあげ法事は終了。

あとは住職も一緒に市内のホテルへ行き、15名で会食。

長男であるボクが挨拶し、弟が献杯。

会席は大いに盛り上がり、途中住職の提案で、4年後のおふくろの七回忌をおやじの

二十五回忌と一緒に行うことが決まった。

会食が終わったあと、妹の車でカミサンの実家に連れて行ってもらい、久しぶりに墓参り。

そのあと、妹の家の墓参りをし、空港まで送ってもらった。

両親がいなくなり、帰省するのは法事くらいになってしまった。

今回5人の甥と姪がそれぞれ順調に過ごしていることを知り、大変うれしく思った。

2016年2月11日 (木)

市議会百条委員会傍聴

横須賀市議会では、吉田雄人市長(40歳)の恣意的かつ不透明な行政姿勢、情実人事

私物化、違法行為すれすれの不透明、不公平な行為を明らかにするため、昨年10月、

特別委員会が設置されたことはブログに何度か書いた。

その後、特別委員会は強力な調査権や告発権を持つ、地方自治法100条の定める調査

委員会(百条委員会)に格上げされたこともブログで紹介した。

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以来、百条委員会は月数回のペースで開催され、そのほとんどを傍聴してきた。 

疑惑案件は3つあり、ひとつ目は終了。 

委員会が求めた市長の告発には結局至らなかった。 

現在進行しているのは、ふたつ目の案件。 

横須賀市が吉田市長に献金していた友人である人物を職員として採用した問題で、 

一昨日、百条委員会では、吉田市長を呼んで意見聴取を行った。 

市長は一連の採用過程は適切だったとの認識を示した上で、献金の事実について 

「議会から指摘されるまで失念していた。政治家として恥ずべきこと」などと陳謝した。  

市長は、自身が面接官を務めた昨年3月の担当課長公募について、「優秀な人材を獲得 

したいという思いで臨んだ。5年前自らのコネで採用した人間ではあったが、現職だからと 

試験結果にげたを履かせるようなことはなかった」としながら、「市民目線で考えれば、 

別のやり方があったのかなと今は反省している」と述べた。   

委員からは、自らが元々コネで非正規職員として採用した人間を、この職員が担当していた 

業務に関わる新設課の正規職員課長採用試験で、自らが面接官になったことに対し、 

厳しい指摘と批判があった。  

「この職員とは市議時代、政策立案などを学ぶ私塾で知り合った。市長当選後、観光に  

特化した人材を外部登用する際、発信力や人を巻き込む力は集客プロモーションに  

生かせる、と判断し、市総務部長に推薦した」と、市長は発言した。  

百条委の委員(議員)は12名。  

うち、十分に事前調査をし、鋭く突っ込める技量と熱意を持った議員は3名。  

多くの議員は発言しない、もしくは発言しても準備不足、パンチ不足で、大学時代雄弁会に

所属していた市長をとても追い込めない。

この日の意見聴取は2時間近くあったが、結局市長は逃げ切った感じ。  

百条委は今後、当時の当該職員の採用過程やこの職員の勤務実態などを知る元副市長ら 

市OBや職員計8人を参考人として招致する予定。 

これまで傍聴してきて、参考人の意見聴取には限界を感じる。  

虚偽の発言をすれば偽証罪に問われる証人喚問に市長を呼ぶべきである。  

市議会と市当局の二元代表制の本領を発揮することができる百条委になるよう、議員 

メンバーに一層の奮起を望む。 

とともに、百条委の対応準備のため市長は相当の時間を費やしていることであろう、その分

市政運営がおろそかになっているのでないかと懸念する。

2016年2月 7日 (日)

テニスクラブ年次総会

先々週の日曜日、毎年この時期恒例のテニスクラブの年次総会があった。

35期総会とのことで、ボクは初期のメンバーなので、もう30年以上テニスをやっている

ことになる。

30歳、40歳だった当時の仲間もみんな70歳前後になった。

亡くなった仲間も少なくない。

他の予定と重ならない限り、週2回午前中に行っている。

腕は上がらないものの、30年以上楽しんでいるので十分に満足している。

プレーだけでなく、仲間とワイワイやるのが楽しみ。

メンバーの数、105名、当日の総会参加者は56名だった。

型どおり、事業決算報告、今年度の運営方針・事業計画・予算が説明された。

今年は例年になく、質問、意見が多く出て、活発に議論が行われた。

年末にプレー中、急性心筋梗塞で倒れる事故があり、AED機器の購入は満場一致で決まった。

クラブはコートの維持管理をメンバー全員で行っている。

毎年の恒例でクラブに貢献した人たちが今年も表彰された。

表彰者の中には、毎月行っている清掃活動の皆勤者、設備・環境整備功労者、

近くの小学校の児童テニススクール指導皆勤者、新会員加入尽力者、クラブ通信作成者など。

施設・設備の整備も計画を立て、しっかりやられている。

ここ数年で、コートの改修、防球網の改修、電気設備の改修などが行われた。

また、クラブ内の大会を年数回、会員の技術向上に向けたスクールを年数回、それに

市民大会ほか地域の各種大会への参加、他クラブとの交流も行っている。

メンバー同士が和気あいあいの雰囲気の中、交流している居心地の良いクラブである。

2016年2月 2日 (火)

公共施設の見直しに市民合意を

6年前の横須賀市長選挙で応援したのをきっかけに、市内の弁護士の呉東正彦さんの

主宰する市民団体「ヨコスカをよくする会」の活動に参加している。 

先々週の土曜日、会では年次総会と一緒にシンポジウム「市民参加で描くヨコスカの未来」を 

開催した。 

シンポジウムの内容は「公共施設の見直しに市民合意を」 

施設配置適正化の名目で古い施設の廃止、統廃合が横須賀市で話題になりはじめて 

既に数年が経つ。全国的にも多くの市町で重要な行政課題になっている。 

市役所主催の説明会に何度か参加したことがあるが、行政側の事情説明が中心で、

毎回違和感を覚えた。 

今回はシンポジウムに先立ち、全国あちこちの市町の施設配置適正化計画にコンサルタント 

として携わってきたシンクタンクの研究員の講演があった。 

何度も聞いた市役所の担当者の役所の立場からの説明でなく、コンサルタントとして自らの 

経験から、行政と住民が連携し十分に意見をたたかわせ、住民の意を汲んだ計画策定が 

いかに大切であるかが説明され、うなずく発言が随所にあった。 

たしかにどこの市町でも古くなった公共施設をそのままの形で維持していくことは、維持費用面、 

施設の機能面で問題がある。また問題を放置し、先送りすることも許されない。 

どこかで行政と住民が折り合いをつけて、縮小・廃止・統廃合していくことが求められている。 

対象となる施設の代表例は、小・中学校・保育園・幼稚園、地区のコミュニティセンター、 

さまざまな会館・センター・記念館、公園プールなど、地区の住民にしてみると、 

「何故あそこが」、「あそこがなくなったらどうなるの」、「みんながあんなに使っているのに」 

行政と住民が折り合いをつけていくことは容易ではない。 

当日のパネルディスカッションでは、幼稚園統廃合問題に関わっている方、小学校統廃合 

問題に関わっている方、文化施設保存運動に携わっている方、それに市役所の施設配置 

適正化担当課長、および基調講演をしたコンサルタントも加わり、5人で熱心な討議が行われた。 

パネルディスカッションが終わったあと、会場からもたくさんの意見・質問が出た。 

ボクも平素思っていた意見を述べた。 

大変難しい問題である。 

ただ、時間を費やすことで収れんする問題でないことは明らかである。 

市が自らの思いで考えをまとめ、それを地域住民に押し付けることは許されない。 

市の施策に「市民合意」は欠かせない。 

そのような中、市民と行政が折り合っていく道を、いかに模索していくかがポイントとなる。

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