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2015年7月20日 (月)

横須賀市民オンブズマン

4月まで6期24年間、横須賀市の市会議員を務め退任、退任後、横須賀市民オンブズマンを 

立ち上げた一柳洋さんのこと、それと一柳さんに誘われオンブズマン市民メンバーになった

ことは先月ブログに書いた。 

市民オンブズマンは「自治体の不正を監視したり告発したりする市民組織。情報公開や 

監査請求、住民訴訟などの手段で行政に改善を要求するための組織」 

5月30日に行ったお披露目会合には、主に新聞記事で知った人たち35名が集まった。 

その後、一柳さんほか弁護士2名と3名の市民メンバーで議論したことをもとに、お披露目

会合に参加した人たちにメールを送り呼びかけ、一昨日初会合を持った。 

参加者は10名くらいかと目論んでいたが、男女3名づつの6名。 

うち、3名が年会費5千円を払って会員になることを了承し、6名の発足メンバーに加えて、 

9名で横須賀市民オンブズマンはスタートすることになった。 

一昨日は当面の活動について、立ち上げメンバーから説明し、議論した。 

 ① 議員の政務活動費の精算方式について 

 ② 特別職(市長、副市長ほか)の退職金について 

①については、兵庫県議会議員のでたらめな政務活動費の使途問題に端を発し、 

世間で政務活動費を見る目が変わってきた。 

横須賀市で議員ひとりに支払われる政務活動費は年間約170万円。各議員には 

4月と10月に各自の口座に振り込まれ、使途の報告も年に2度でよい。選挙民が 

使途実態をより正確にタイムリーに把握できるよう、出来高払い方式に改めよ、との提案。 

当提案は既にオンブズマンより市当局に請願の形で行っており、議会事務局は継続審議 

との回答をしてきた。市当局の動きを継続して見守ることになる。 

②については、聞けば聞くほど不条理で、極めて腹立たしい話。 

横須賀市の吉田雄人市長は40歳。 

2009年に34歳の若さで40万人都市の市長になったことで一時期話題になった。 

聞けば聞くほど腹が立つのは、市条例で決まっていて、市長ほか5人の特別職が 

任期4年を務めれば、多額の退職金が出るという話。 

因みに市長、2226万円、副市長1420万円。 

これは再選、再任されれば何度でも出る。 

世の中の常識からすれば、到底容認できない。 

首相ですら、退職金は530万円とのこと。

大企業で40年間営々と勤め上げ、退職金は概ね2500万円。 

他自治体の実態を継続調査し、条例改正を請願するなど、オンブズマンとしてどのような 

動きを取っていくのか、引き続き検討していくことになった。 

選挙で当選し、ひとたび「囲い」に入ってしまえば、このような不条理極まりない恩恵が 

受けられることは「囲い」の外にいる市民はまったく知らない。 

無関心であることが、このような「温床」をつくっている。

それをいいことに、議員側もお粗末極まりない。 

一柳さんによれば、同期で当選しその後も当選を重ねている2名の議員は、年に4度開催 

される議会で、24年間一度も質問に立ったことがないとのこと。(山口と山下の2名。

一柳さんから実名を出して記載結構とのこと)

また、40人いる議員の中、前期の4年で質問を一度もしたことがない議員が16名いるそう。

1期目当選時は30名以上が4年で1回も質問せず。

理由は「与党は市長に質問しねえんだよ」(当記載、一柳さんOKとのこと)

政務活動費は少々前までは政務調査費と呼ばれ、目的は「自由研究」。

調査活動した結果をもとに、政策提言に結びつけ、議会で質問・提言の形にしていくのが

本来の姿。

市長・議員の海外視察の実態についても聞いたが、呆れる話。国内視察もしかり。

実情は惨憺たるもので、「囲い」の中は澱みきっていることを、オンブズマン市民メンバーに

なり初めて知り、何とかしたいと強く思った。

ただ、根っこの一番の問題は、市民の無関心。

ボクは定年後何度も議会本会議の傍聴をしたことがあるが、毎回傍聴者はごくわずか。 

これでは市長、議員にプレシャーはかけられないし、緊張感は到底生まれないと毎回思った。

先日の会合で、市民が少しでも市政に参画意識が持てるよう、議会を夜間・休日開催

するようにしてはと話した。

これに、一柳さんが呼応して、会社員との兼業議員の話をしてくださった。

会社員が勤め先を退職することなく、地元に熱い思いを持った人が地元議員になれる

道をつくり、加えて、議会を夜間・休日開催すれば、議員になる人の資質はぐっと

上がってくるし、もっともっと刺激のある議会運営が期待できる。

因みに、実際、現在いる40名の横須賀市議会議員の大半が兼業である。

オンブズマン活動の一環で、会社員兼業議員プラス議会の夜間・休日開催を検討して

いきたい。

加えて、既にやっている自治体もあるが、市民団体が首長、議員の通信簿制度を

はじめれば、ぬるま湯にどっぷりつかっている「囲い」の中にいる連中に喝を与えることができる。 

厳しい、苦しい耐乏生活を強いられている市民は数しれずいる。 

オンブズマン活動を通し、少しでも風穴が開けられればと思う。 

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コメント

長い間、横須賀市議会と行政に疑問を持ち続けて居ました。
中途半端な田舎都市横須賀、戦後の古い体制を持ち続け個人の利益を追う市議会と役人達に苛立ちを感じて居ます。
オンブズマンが立ち上がった事を知り、オブザーバーとして会合に参加させて戴きたいと思って居ます。
宜しければオブザーバーとしての参加(傍聴)の可否をご連絡お願い致します。

再度の返信です。

いただいたコメントに返事は出しましたが、コメントにはお名前ほか書いてなく、
お名前、ご住所、連絡先など下記のメールアドレスにお知らせください。
thanafusa@nifty.com

他のメンバーの皆さんとも相談した上で当日の定例会への参加ほか
メールで再度ご返事します。

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