NPO法人定例会
定年退職し10年が過ぎた。
退職するにあたり、自分が辞めたあと、何か会社に残る仕事を最後にやって辞めたいと
ずっと思っていた。
そこで退職3年前にはじめたのが、シニアITアドバイザ(SITA:サイタ)試験制度の立ち上げ。
定年退職した男性、子育てが終わった女性を中心に試験を受けてもらい、全国各地で
地元のパソコン指導者になってもらうことを目指した試験制度。
退職したとき、受験していただいた方の数は、1~3級で全国で延べ約6千名。
合格された方々が全国各地でグループを作り、地元で活動をはじめられた。
一時期、全国に15のグループができた。
退職4か月前、自らも試験に挑戦し、何とか1級に受かった。
退職後、町田を中心に地元の人たちのIT指導、IT支援活動を行っているNPO法人
アクティブSITAのメンバーになった。
アクティブSITAは今年で設立10年。
会では毎月定例会を開催し、勉強会を行っている。
勉強会は設立後間もなくからずっと続いていて、すごいことだ。
遠方であることを理由に、定例会の出席率はイマイチ。
火曜日、11月の定例会が行われ、3か月ぶりに出席した。
当日は40数名の会員のおよそ7割が参加。
新しく会員になった方の紹介のあと、定例の活動報告が行われた。
先ず、事業進捗状況の報告。
①市民向けIT活用支援、②行政・各種団体との協働事業、③パソコン講師派遣・訪問
④ネットワーク構築・・・
次に10のワーキンググループ活動報告。
①パソコン相談室、②勉強会、③経理、④事業企画、⑤地域協働、⑥講座、⑦技術サポート・・・
そのあと、5つの同好会の活動報告。
①映像と音を楽しむ、②iPadを楽しむ、③ゴルフ同好会、④ハイキング同好会、⑤パソコンサロン
定例会では毎回、最後に勉強会がある。
この日の勉強会はKさんが講師で、テーマは「中国のIT事情」
Kさんは現役時代ずっと長い間中国ビジネスに携わってきて、定年後も中国と日本を
往き来していて、中国IT事情に精通している。
演題は「中国のIT事情~共産党政権になじむのか~」
①6億人利用者のいるインターネットの実態
②IT機器、関連サービス
③中国の政策と特殊性
④巷で流っているもの
中国で何が起きているのか、その一端を垣間見た。驚くことばかり。
話は最高に面白かった。
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