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2014年4月

2014年4月30日 (水)

今朝のショッキングな記事

今朝の朝日新聞のトップ記事「のまれる日本のロボット技術」はショッキングなニュース。

2面も全面使って、このニュース。

「グーグル、次世代にらみ買収」 「はじまった日米ロボット競争」

記事のポイントは、日本のロボット研究の本流である東大の助教ふたりが2年前に

設立したベンチャー企業「シャフト」をグーグルが買収したとのニュース。

昨年末グーグルがロボットベンチャー8社を立て続けに買収したことが判明したことは

ニュースで見て覚えている。

8社の中で特に注目されたのが、東京大学発のベンチャー「シャフト」だったとのこと。

ふたりの研究者が開発したのは、福島の現場の不整地で歩けるロボットが原点と

なっている。

グーグルの戦略はベールに包まれたままだが、おぼろげながらうかがえるのは、

次世代のロボット技術すべてを取り込むこと、のようだ。

研究者たちは「日本のロボットテクノロジー自体は、今でも世界をけん引しているとの

見方で一致するが、産業用ではまだリードしているものの、ヒト型はかなり混沌としてきた。

特にソフトの世界では米国がかなり進んでいる」と打ち明ける。

頭脳は米国がつくり、ハード機器は中国が量産するということがエレクトロニクス産業

では現実に起きた。

「手をこまねいていると、ロボットの世界でも起きかねない」とロボット研究者は懸念する。

今後、さまざまな分野で大需要が考えられるロボットテクノロジーの応用。

「ものづくり日本」の力で、グーグル、アメリカに負けることのないよう、産官学挙げて、

ぜひとも立ち向かって欲しいと記事を読んで強く思った。

2014年4月28日 (月)

映画「LIFE」

数週間前に観た映画「LIFE」、期待したほどではなかったが、まずまず面白かった。

先月中ころ封切られた映画なので、既に上映期間は終わっているかも。

1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカの

グラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が織りなす物語。

主人公ウォルターはLIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化の

ない日々を過ごしていた。

彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。

そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気付いた

ウォルターは、写真を撮影したカメラマンを探すという一大決心をする。

ウォルターが人生を変える波乱万丈の旅に出て、旅先でこれまでの退屈な日々からは

とても考えられないさまざまな苦難、冒険に遭遇する姿を描いた作品。

「LIFE!」 《人生が変わる》6分間紹介はこちら

2014年4月23日 (水)

夫婦考(6:我が家の「女と男」)

「夫婦考」、今回が最終回。

我が家の『女と男』は、先日書いた朝日新聞の記事『女と男』とは視点が少々外れるが、

カミサンが6年前(ボクがリタイアした4年後)に書いたブログがいろいろ言い当ててるので

ないかと思い紹介する。

ブログのタイトルは『川の石とカニ』

カミサンがこれを書いた日、ふたりの間でホットなケンカがあった。原因はカミサンに

相談することなく勝手に、ボクの仲間を家に呼ぼうとしたことからだった。

かなり険悪な状態となり、その夜カミサンはこのブログを書いた。ボクは読んでちょっと

ドキッとした。ただ、ケンカはいつものとおりしばらくしたら何もなかったように治まった。

多くの団塊世代がリタイアしている。

このブログの物語のような話はどこの家庭にもありそうな気がする。

それにしても、秀逸作。

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ある川の中ほどに大きな石がデンと陣取っていた。20073_053 

石は川の急な流れにも負けず、周りのしぶきをいっぱい

かぶりながら絶えることのない水の流れの中で

がんばっていた。

一匹のカニが石の下にねぐらを求めた。

石とカニは仲良しになった。

石は友達がほしくて仕方がなかったのでよろこんだ。

「カニさん、ぼくのくぼみでいつまでも暮らしていいよ」、「ありがとう、私が役に立つ

ことがあったらお手伝いするからね」

時が経つと石はすこし石頭になってきて、それと同時にいばりんぼうになってきた。

「カニさん、ぼくは石で動けないので友だちをたくさん連れてきて」

「わかったわ、石さん」

カニは泡をふきながらザリガニや岩魚やフナなどを呼んできた。

「カニさん、ぼくは石だから料理ができないのでカニさんがみんなに料理を作って

あげて」

「カニさん、後片付けはカニさんがやって、だってぼくは石だから動けないからね」

「カニさん、洗濯と掃除もついでにしといてね。だってぼくは石だからできないから」

石頭の石はどんどんカニさんにいろいろな仕事を押し付けたので、年取ってきた

カニさんの足がとうとう一本取れてしまった。

カニさんは友だちだった石頭の石くんがいやになって、ねぐらを変えることにした。

友だちのうしがえるさんが浮き草に隠れた心地のいいくぼみをみつけてくれた。

ある日の夜、川の上流から一気に水が流れてくるとても大きな鉄砲水があった。

石頭の石さんは強い水の力でほかの大きな石にぶつかり、とうとう割れてしまった。

そして、水の中にある小石に混じってしまい、いばりんぼうの石頭の石くんだとわから

なくなってしまいましたとさ。

おしまい

2014年4月18日 (金)

大学の寮の仲間の集まり

大学の寮の仲間の集まりのことは何度かブログに書いた。

既に半世紀前、姫路にあった旧制高校の汚い寮でともに青春を謳歌した仲間たちで

結束はかたい。

年に4回、帝劇の地下にある大学のクラブに集まり、旧交をあたためている。

長い間の知り合いなので気兼ねや遠慮はなく毎回ワイワイやっている。

火曜日、今年2回目の集まり、惜春会を行った。ボクは万年幹事。

今回は新しい人の参加があり、大いに盛り上った。

7年前に亡くなったMくんの奥さまとおふたりのお嬢さまを初めて招待した。

毎回の定番話題である世の中の動向、政治、歴史、健康、旅行・・・だけでなく、

若い人を交えた楽しい話題が飛び交った。

それにもちろんMくんの逸話もいろいろ出た。

Mくんのご家族に惜春会のメンバーになっていただこうということで、衆議一決。

Mくんの奥さんと同郷のNさんも久しぶりに参加し、奥さんとふたりで昔の郷里の話に

花が咲き、ほほ笑ましかった。

昨夜はタイから一時帰国中のTさんも久しぶりに参加。

シカゴから一時帰国中で参加する予定と聞いていたTくんは結局参加せず。

会食後、久しぶりに集合写真を撮って、メンバーのメーリングリストにアップした。

今回も盛り上がりぱなしで、5時スタートした会食が終わったのは8時半だった。

2014年4月15日 (火)

夫婦考(5:「女と男」)

これまた、切り抜きしておいた、かなり前の朝日新聞の記事。

生活欄の紙面半ページを使って『女と男』のタイトルで連載がしばらく続いていた。

連載が終わるにあたりエピローグで神戸女学院大学の内田樹さんという人が

書いていた視点が面白かったのでポイントを紹介。

 ※ つきあいを長く続けるこつは「人間関係を理解と共感の上につくらない」こと。

   つくろうとするから、みんなすぐ離婚しちゃう。

 ※ とにかく結婚に縛られている。しかも理想の結婚形態はひとつしかないと思うから

   達成できないとストレスがたまって別れちゃう。結婚なんていろんなバリエーション

   がある。親族とのつきあいや経済的な関係も、無限に多様でいいはずだし、

   愛なんかちょっとあればいい。

 ※ いまの人が男女関係で苦しんでいるのは愛情の欠如じゃなくて、相互の敬意の

   欠如。だんなへの愛情がなくなったって? そうじゃない、なくなったのは敬意。

 ※ 恋愛の初期にあって、その後、急速にしぼんでいくのは社会的人格に対する

   リスペクト。鉄道マニアであるとか、天文学が好きとか、自分とは違う社会観や

   趣味、嗜好に対して「くだらない」となる。

 ※ なんでこの人にはこんなこだわりがあるんだろうと、あふれる好奇心と敬意を

   もって見つめる。理解できないけれど、いつも一緒にいたくて抱きしめたくなる。

   なぜか。それは自分の中にあるブラックホールと対応しているから。   

 ※ 何を考えているのだかわからない不気味な生き物と暮らせてすごいと、共生

   できる能力に感動すべき。ぴたり理解して生活できるのが愛だと勘違いしている

   から、ちょっとでも異物だと感じると我慢できなくなる。幻である”100%の理解”が

   成立する関係を求めてしまう。

うんうんと、うなづきながら読んだ人も少なくないだろう。

この視点とは少々外れているが、次回は我が家の『女と男』について書きたい。

以下、余談。

何かで読んで覚えている。

「珍しくない、夫婦のたどる過程」のような感じで書かれていて、これにもうなづいた。

   別床→別部屋→別階→別居→別離

2014年4月12日 (土)

東横イン ビジネスモデル

この2カ月の間に親族の法事で2度、夫婦で東横インに泊まった。

3月、初めての利用で勧められて会員になった。

宿泊した印象は、安くて快適。とにかく安い。

会員になった2度目の利用では、ふたりで7千円弱。

たしかに部屋は狭いが、ちゃんと朝食がついている。

利用客は多く、ホテルの従業員の対応も手際よく気持ちいい。

以前東横インのビジネスモデルについてラジオで聴いたことがあり、その時

目のつけどころに感心した。

東横インのサイトを見ると、去年3月で243店舗(韓国6店舗含め)

1年経った今では300店舗に達しているのでは。

何年か前までは新しい街にオープンした折には電車に広告を出していたが

知名度が上がった今ではその必要はないのでは。

東横インの大半は駅の近くにある。

ビジネスモデルで最も感心したのは、駅の近くの地主にアプローチし相続対策として

東横インの建設を働きかけること。

駅近くの土地持ちにとって頭が痛いのは相続対策。

東横インの地主への提案は以下のようだ。

土地だけではなく、建物までを自社ではなく地権者(オーナー)の所有とし、

地権者から土地、建物を借り上げた上、東横インは運営やホテルの設計、施工

および建設した建物のメンテナンス業務を行う。

即ち、ホテルの建物を地主所有のままで建て、東横インが長期リースで借りる

方式を取っている。

相続対策だけでなく、投資目的客に対しては、資金調達リスクや地価下落による

資産価値低下リスクを回避できるとしている。

もうひとつ東横インの運営のメダマは、素人の女性従業員を中心戦力にすえた

ホテル運営。

その明快なビジネスモデルと明確なイズムに乗り、東横インは急速に規模と業容を

拡大させている。

まさに三方をハピーにするビジネスモデル。

安い料金を享受できる宿泊客、土地と資金を提供した地主・投資家、それにもちろん

急速に業績を伸ばしている東横イン。

1986年設立、30年足らずでここまで成長した東横イン。

時流を読み、ジャパニーズドリームを具現した企業と言える。

実際、今度どこかに泊まるときも、先ず東横インが近くにあるかどうかをネット検索

することだろう。

2014年4月 9日 (水)

夫婦考(4:夫婦力を磨く②)

3まで書いた「夫婦考」、12月に3を書いたあと、4以降を書くのを忘れていたことに

気がついた。

切り抜いていた朝日新聞の記事から「夫婦力を磨く」の続編を紹介。

タイトルは「”愛してる”と言ってみる」

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すきま風がが吹く夫婦が再生するには?

全国の会員から悩み相談を受ける全国亭主関白協会会長の天野周一さんは

「まず亭主が変わること。亭主が変われば妻が変わる。妻が変われば家庭が変わり、

日本も変わる」と言う。

天野さんが編み出した夫婦円満の極意は450以上。中でも一番大事なのは会話の力。

「ありがとう」、「ごめんなさい」、「愛してる」は愛の3原則。

「初めは心を込めなくてもいい。まず口に出してみれば、気持ちは後からついてくる。

”愛してる”と言われれば、お世辞でもうれしいもの。いずれ心を開いてくれる」

ただ、すぐに夫婦関係がよくなるわけではない。天野さんは「私自身、離婚の危機から

生還するのに10年かかった。大事なのは、悪化した関係が下げ止まること」

妻の話をひたすら聞き、合いの手を入れる。「そうだね、わかるよ、その通り」は相づち

3原則。

「妻は意見を聞きたいのではなく共感して欲しい。だれが、どこで?なんて聞いてはだめ。

”わかってない”と会話は決裂する」

「それに非勝(ひかつ)3原則が大切。”勝たない”、”勝てない”、”勝ちたくない”」

仕事に脂が乗っていた46歳の夏。夕飯時に妻が切り出した。

「別れてくれる?」。全身が固まった。渡されたノートには生ゴミを出す曜日、おにぎりを

電子レンジでチンする時間など独りになっても困らない項目がずらり。真面目に働き、

家族旅行もした。何より妻を愛していた。ショックだった。

書斎で一人で考えた。忙しさを理由に会話もせず、妻の話をろくに聞いていなかった。

自分が変わらなければーー

生まれて初めて皿洗い、風呂掃除、ゴミ出し。妻に合う話題で話しかけ、お茶一杯に

「ありがとう」

妻の話に相づちを打った。次第に妻に笑顔が戻る。そして、「あの日」から10年、

好物のきんぴらゴボウが食卓に上った。涙が出た。

天野さんは「会話が生まれれば、相手の心をみるようになる。家のトイレが自分の

居場所という人もいるが、妻の心の中に居場所を見つけてほしい。そのために

亭主力を磨くことが必要」

亭主力とは、妻の笑顔を引き出すこと。

さてあなたの亭主力は?

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あらためて記事を読み直してみて、「うん、言い当ててる」の連続。

結婚10年目の娘が、以前ブログに書いていた。

夫婦がうまくやっていくには、①ほどよい距離感を保つこと、②相手に過度な期待を

しないこと、③言いたいことを全部言わないこと。

これまた、よく言い当ててる。

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