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2013年11月

2013年11月28日 (木)

帰省&兄弟妹の旅

先週金曜日、施設でお世話になっているオフクロに会いに、郷里の倉敷に帰省した。

法事も含め、今年5度目の帰省。1年に5度も帰ったのは初めて。

93歳のオフクロは、食べ物を飲み込む力が落ち、誤嚥性肺炎を起こす心配から、

胃に穴をあけて、直接栄養を体内に送る「胃ろう」の施術を8月に受けた。

3か月ぶりに会ったオフクロは、胃ろうが好影響を与えたようで顔つき、表情がとても

良かった。

紅葉を見せたく、妹と一緒に車で倉敷の北にあるお寺2か所に連れて行った。

翌日土曜日、以前から決めていた弟と妹3人で、車で若狭と琵琶湖に2泊旅行した。

朝7時過ぎ、一路若狭を目指し出発。

山陽自動車道から舞鶴若狭自動車道を北上し、舞鶴東インターチェンジで高速を降りた。 

降りたところで、舞鶴引揚記念館の表示を見つけ、どうしても観たく記念館に寄った。 

昭和20年の終戦に伴い、軍人と一般人あわせ660万人の日本人が海外に残された。 

昭和20年から33年まで13年間の長きにわたり、旧ソ連を中心に67万人の引揚者を 

受け入れた舞鶴は「引き揚げのまち」としてその名が全国に知られた。 

記念館では、捕虜となりシベリアに抑留された人たちの凄惨極まりない労苦が克明に 

描かれていた。 

労苦の末、舞鶴に引き揚げてこられた様子、肉親との再会、そしていまだ帰らぬ我が子、

夫を待つ女性の姿がいつしか「岸壁の母・妻」といわれ、歌や映画になり人々の涙を 

さそった。 

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記念館を1時間くらい観たあと、この日の宿の若狭の三方五湖に向かった。 

途中、湖でコイ釣りをしていた男性3人組に出会い、いろいろ話を聞いた。 

3泊4日の釣り大会中とのことで湖の側にテントを張り、寒い中頑張っていた。 

エサは各自秘策。さまざまな素材を混ぜ込んだボール状のエサを楽しそうに作っていた。 

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竿はひとり4本まで。1本10数万円するそうだ。 

2泊して、80cmを釣り上げたとのこと。 

世の中、いろんな趣味を愉しんでいる人がいるんだ。 

海のそばの宿には5時半ころ着いた。 

妹が、口コミがとても良かったからと予約してくれた漁師さんの民宿。 

民宿に泊まるのは40年ぶりくらい。 

食事は最高だった。

自分たちで獲った魚を入れたいけすから毎夕あげてきた魚を調理して出してくれる。 

ヒラメ、カンパチ、アワビ、イカ、タコ・・・いっぱいのった舟盛りがふたつのほか、 

茶碗蒸し、焼き物、揚げ物・・・、頑張ったが3人で食べきれなかった。 

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食事をしながら話も大盛り上がり。 

昔の話、それぞれの家庭の話から、はてはそれぞれの昔の恋話まで、てんこ盛りだった。

 

2013年11月22日 (金)

夫婦考(2:仲の良い夫婦)

久しぶりに10数年前からの知り合いの女性ふたりに会い、長話をした。

おふたり、XさんYさんはある団体活動の仲間。

お歳はふたりとも62歳。Xさんのご主人は70歳ちょっと。Yさんのご主人はボクと

同じ歳で、なんと大学も同じ。おふたりとも我が家のカミサンとも知り合い。

ふたりに会ったのは久しぶりで、これまでじっくり長話したことはなかった。

いろんな話をした中、3人それぞれの家族の話で盛り上がった。

XさんもYさんもご夫婦仲がとってもいいことに、あらためてビックリ。

目からウロコという話がいっぱい出た。

先ず、Xさん。

『お父さんは仕事の第一線を退いたあと、とても心に余裕ができてきた。

ついつい私がいろいろ言うと、”男はプライドが高いんだよ。反論したり言い返す

のではなく、「そうだね」と言うだけで、ふたりの間はぐっと変わってくるよ”』

これはとっても言い当ててる。

『最近とても仲良くなってきた。秘訣はお互いに70%で満足すること。あとの

30%は期待しないこと。やってもらいたいことは何度も言いたくなるけど、最近は

1回だけ言うことにしてる』

『黙っていては伝わらない。言葉を惜しまないで、感謝、お礼、ねぎらいの気持ちを

どんどん口に出すこと。昔はそうじゃなかったけど、言っているうちに、だんだん

自然にそういう気持ちになってくる』

極めつけは、『ハグしてる?大切よ』

YさんところはXさん夫婦に輪をかけたくらい、ラブラブ。

夫婦でプールで一緒に1000メートル泳いでいるとか、車の送り迎えは日常茶飯事

とか、毎晩2時間くらいかけて、お酒を飲み、なんだかんだ話しながら食事している

とか、ケンカした記憶はほとんどないとか。

ボクは専ら聞かされ役だったが、『熟年離婚だとか、カミサンたちが集まれば亭主の

悪口を言うのが珍しくないご時世、いやー、ふたりとも珍しいんじゃない』と言うと、

Yさんが『私のお友だちは大体みんな夫婦仲がいいよ。でないと仲良しにはならない』

ふたりが『のろけでごめんね』と言ったが、のろけと感じるのではなく、まさに

”仲良きことは美しきかな”と思いながら、とても心地よい気持ちで話を聞いた。

3人の意見がぴったり合ったのは『長い間一緒に山谷を乗り越えてきた、かけがえの

ない相手だよね』

最後、『スゴイ勉強になったよ』と言い別れた。

帰ってカミサンに話した。ひとつひとつには反応しなかったものの感じるところは

あったのではないだろうか。

2013年11月20日 (水)

小春びよりの日々

関東地方はこのところ小春びよりのとても気持ちの良い毎日が続いている。

寒波が近づく前の晩秋の温かい穏やかな天候を指す「小春びより」には心地よい

響きを感じる。

英語ではIndian summerと呼ぶと教わった。

辞書を引くとIndian summerには別に、「人生の晩年の穏やかな時期」との意味も

あるようだ。

Indian summerの語源はわからないが、別の意味には何か共感を覚える。

毎日、雲ひとつない青空が広がり、空気は澄み切っている。

今朝、2階のダイニングの出窓から見た海の向こうに横浜がかなりはっきり見えた。

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昨日午前中、霞が関に出かけたあと、日比谷公園の中を通り、有楽町駅まで歩いた。

公園の木々の紅葉が最高にきれいだった。

特に松本楼の前の大きな銀杏の木の紅葉はみごとだった。

秋はどんどん深まり、そのうち小春びよりの日々も終わり、いよいよ冬突入。

考えてみれば、あと10日で師走だ。

2013年11月17日 (日)

夫婦考(1)

いくぶん億劫になり、以前のような頻度でブログを更新しなくなった。

ためているネタもあったが、それも「まあ気が向いたときに」になっていた。

そのためていたネタを、連続もので書き出すことにした。

タイトルは「夫婦考」。

「その通りだ」と共感を覚える新聞記事ネタ、それに夫婦考にまつわるこれまでに

書いたブログの再掲を中心に。

ネタは6つあるので、読後の感想をコメントに書き込んでいただければうれしい。

第1回は数年前の朝日新聞の天声人語から。

    ~~~~~   ~~~~~   ~~~~~   ~~~~~

数字の1がふたつ並んで、「いい」と語呂合わせができる11月は「いい○○の日」が

いくつかある。きのうは「いい夫婦」の日だった。

だが、熟年離婚やら物騒な言葉が胸に浮かんで、首筋が寒くなる日だとこぼす

同僚もいた。人はさまざまだ。

本紙歌壇の投稿歌から、選外ながらユーモアたっぷりの秀作を紹介する「朝日花壇

番外地」に、以前こんな一首があった。

「相手選ぶ眼の有るわれと無き妻の結果が出た五十年目の春」

おとぼけとおのろけ。ごちそうさま、と言いたくなる。

一般論だが、夫婦の暮らしは夫の側にいささかの「負い目」があるようだ。

40代以上に聞いたあるアンケートによれば、「将来配偶者を介護したい」と答えたのは

女性36%に対し、男性は55%と多かった。

数字は色々に解釈できようが、男の「罪滅ぼし」の意識もまじる気がする。

そして、「有料老人ホームに入るなら同じ部屋に入りたい」は男性82%なのに、女性は

66%。これは首筋がちょっと寒い。

虚実は分らないのだが、作家の花田清輝が一文を残している。

パリの墓地に二つのお墓が並んでいて、先にできた墓にはこう書いてあるそうだ。

「ジャック・ジュラン―お前を待ってるよ!」

横の墓にはこう書いてある。「ジャックリーヌ・ジュラン―はい、まいりましたよ!」

ひるがえって昨今は、夫と一緒の墓をいやがる奥さんも多いそうだ。

すきま風の手当は、早め、こまめが肝要になる。

2013年11月12日 (火)

町内意見交換会

我が家はテラスハウスと呼ぶ連棟式の建屋。 

隣の家とはくっついており、くっついた建屋がブロックに分かれ85戸が連棟している。 

住んで35年。海に面しており景観は文句なし。前庭・中庭がついていて、床面積も

120㎡あり満足しているが、棟続きのため、1戸だけで建て替えすることができない

ことが難点。

5年前、懇意にしている1軒となりのSさんの仲介で、景観に魅力を感じた大手の

デベロッパーがマンションに建て替える提案をしてきた。

大変魅力のある申し入れであったため、85軒に声をかけ、「テラスハウスの将来を

考える勉強会」を立ち上げ、意見交換会を5回行った。

しかし、残念ながら全体をまとめるには至らなかった。

以来、年に1回、「テラスハウス・ブロック管理者連絡会」が行われている。

当連絡会は、建て替えを目的にするものではなく、各ブロックの維持管理状況および

建物の諸問題を持ち寄り、情報交換、意見交換を行うことを目的としている。

先週木曜日の夜、ブロック委員24人が集まり、会合が行われた。

会合では、今まで知らなかったことが書かれた資料の説明があった。

建築技術支援協会という団体が、国土交通省の委託を受けて、3年かけて首都圏

関西圏を中心に全国のテラスハウス(タウンハウス)の耐久性調査を行い、その調査

報告書が出席者に配布された。

その資料によると、テラスハウス団地は1975年から6年間にわたり、全国で25団地、

1800戸が建てられ、その後も住宅供給公社などが建てたテラスハウスを合わせると

1万戸になるとのこと。

ただ、いずれの家屋も30年前後経過しており、大規模修繕が必要な時期にきており、

今後も継続的に住み継いでいくためには、場当たり的な修繕ではなく、長期的な展望を

踏まえた修繕計画の検討と適切な維持管理方策が必要である、と資料は結んでいる。

会合では、屋根を補修したお宅、下水溝の補修・交換をしたお宅が話題に上り、議論は

大いに盛り上がった。

我がテラスハウスは海に面しているため、さまざまな心配がある。

マンションに建て替える案もその心配から持ち出したもlのだった。

ただ、資料は結びでこうも述べている。

「全国のテラスハウス調査結果では、30年を経過しても木質の構造躯体部分は

ほとんど腐朽・蟻害などの劣化は見られなかった。故に現時点で長期的な修繕計画を

策定して適時適切な修繕リニューアルを行えば、今後20年30年住みついでいくことは

可能であると考える」

今後、ご近所と密に情報交換しながら適宜補修していけば、まだまだ大丈夫そうで

あると思い、ホッとした。

2013年11月 3日 (日)

さわやか、朝の散歩

11月に入り、今年もあと2ヶ月で終り。 

秋の深まりを感じさせる秋冷の日々が続いている。 

先日朝、いつもより早く5時半前に目が覚めた。 

ふだんはラジオを聴きながらふとんの中でしばらく時間を過ごすが、この日は

裏の海岸の遊歩道を歩いてこようと思い立ち、そのまま起きた。 

この家に住んで今年で35年、こんな時間に起きて散歩するのは初めて。 

空がちょうど明るくなってきていた。 

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既に釣りに来ている人もいた。
 

釣りをしていた年配の男性としばらく立ち話。 

常連のようで、3日続けて5時起きで来ているとのこと。 

「どうですか?」と聞くと、「今朝は調子がよくて」と、釣果を見せてくれた。 

形のいいカサゴがあがっていた。 

「晩ご飯になりますね」に、「これだと女房に文句言われません」

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カモの一種なのだろう、海鳥がプカプカ水に浮いていた。

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歩いているとあちこちで落下防止の金属ワイヤーが切れていた。
 

鋭利な刃物で切ったような切断口なので、間違いなく悪質な悪戯だ。 

許せない!多くの人たちが楽しんでいる遊歩道なのに。 

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イヤなものを見てイヤな気分になりはしたが、朝の散歩はさわやかで気持ちが良い。 

寒くなってきたら億劫になることだろうが、早く目が覚めたときはせいぜい歩こう。

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