イギリスの旅(1:スコットランド①)
昨日昼間は大丈夫だろうと思っていた時差対応は甘かった。
夜中2時過ぎに目が覚め、明け方まで眠れなかった。
現役時代、時差対応が必要な国に何度となく出張し、翌日は普通に仕事をこなして
いたんだ、結構大変だったんだろうなぁ、とあらためて思った。
さて、今回の旅で最初に訪れたのはスコットランド。
英国(UK:United Kingdom)は4地域(イングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイル
ランド)から構成されていて、スコットランドは一番北に位置し、イングランドとは仲が良くなく
UKから独立しようとする動きがあることぐらいしか、出かける前は知識がなかった。
オーストラリア人から『スコットランド人はケチ』だとか、スコットランド人の悪口を何度も
聞いたことがあった。きっと彼らはイングランドからオーストラリアに移民した人たち
だったのだろう。
今回スコットランドで見聞きし、垣間見たことは、スコットランドとイングランドは、千数百年
前から争いが絶えず、スコットランド人のアイデンティティの保持と独立心は強烈である
ということだった。そのことはエディンバラのあちこちで見たスコットランド旗(左)でも感じた。
さて、エディンバラに着いた翌朝最初にやったことはネットで買った電車のチケットを
駅で切符に換えることだった。
駅はホテルのすぐ近くにあり、エディンバラの中心街のひとつなのに、駅舎は古く
みすぼらしかった。
駅の窓口で、ネットで購入したとき使ったクレジットカードを渡し、発券してもらうとともに
シニアレールカードを£30/枚で2枚買った。(1£ポンド:150円少々)
このシニアレールカード£60で全行程の電車運賃が1/3になった。
電車だけでなく、ツアーバス料金、施設入場料などコンセッションと呼ぶ65歳以上の
シニア割引をあちこちで活用した。
切符は何とひとりでこんな枚数。この枚数を見て、ネットで予約するのが大変だった
ことがあらためてよくわかった。
街中の建物は古く黒ずんでいて、外壁を塗り替えた建物はほとんど見ることがなかった。
歴史とともに、古いものを大切に維持していくスコットランドの人たちに考え方に触れた
ような気がした。
泊まったホテルも古く、部屋含め機能的にできていなかった。
ホテルで2日目の朝、納得できない出来事があり、強く抗議したら、夜部屋に謝罪の
手紙が付いた↓が届き、少々恐縮した。
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