イギリスの旅(3:スコットランド③)
旅行に出発したのはもう3週間前。4ヶ所移動し、その間にあちこち行ったので
いくぶんごっちゃになってきており、写真が残っているからまだいいが、記憶も少々
おぼつかなくなりつつある。
我が家は撮った写真をちゃんと整理しないため、早めにブログに書いて旅の思い出を
残しておかないと、と思いはじめている。
エディンバラ3日目、前日予約した一日バスツアーに参加した。
前回のブログにも書いたがバスの出発する場所を見つけるのに苦労した。
朝遅れては大変と思い、チケットを買った夕方、場所の確認に行ったが見つからない。
チケットを買ったインフォメーションセンターのお兄さんが教えてくれたキィワードは、
ホテルから歩いて5分くらい、DRUMMONDという名前のミシン屋の前。
このあたりは1軒1軒の家に番地がふられてなく、別のストリートを探していたので
見つからなかった。開いていた自転車屋で聞いたら近くであることがわかり、ホッとした。
朝9時にバスの待ち合わせ場所に行くと、結構多くの人たちが既に並んでいた。
バスに乗り込んだあとガイド役のドライバーのオジサンが面白おかしく自己紹介したあと
参加者全員にどこから来たかをしゃべらせた。お客は70人くらいいてバスは満席。
前日によく予約できたと思った。参加者の国籍は10カ国以上だった。アジア系は
我々夫婦だけだった。
スコットランド人らしくドライバーのオジサンはスカートをはいて迎えてくれた。
この人にはプロ意識を感じた。9時から夕方まで長距離運転をしてくれて、途中絶やす
ことなく説明してくれ、英語が理解できなかった部分ももちろん少なくなかったが、
ユーモアを交えた語り口はすばらしかった。
グラスゴーの街で小休止し、向かった先は湖。ここでボートに乗った。
天気は悪く寒かったが、眺めのすばらしいクルージングだった。
シニアが多いのはいずこも同じ。
船内のスピーカの説明で、下のホテルは、ショーン・コネリーやマイケル・ジャクソンが
スコットランドに来たとき利用していたとのこと。
船の中で面白い出会いがあり盛り上がった。
イギリス中西部のリバプールから来たバスツアーのドライバー兼ガイドの女性に会った。
スコットランド観光のお客さんに4日間同行して、ガイドしているとのこと。
イギリスの話題諸々、バスツアー、ガイドの話などをいろいろ話してくれた。
船を降りたところで、この女性が『私の運転するバスはあの左の茶色のバス』と教えて
くれた。因みに我々のバスは一番右。
この日のお昼は小さな街で停まり、各自ばらばらにランチを食べに行った。
ボクらは↓の店でミートパイとアップルパイを食べた。
昼食後、この日の観光のメインであるスターリング城へ。
スターリング城は前日観たエジンバラ城より小規模で、スコットランド王朝について
詳細に説明されていて、エジンバラ城よりずっと興味を引かれた。
ここでは城砦の入り口で、珍しく
我が家は旅行中、人物写真は
ほとんど撮らない。
残っている写真をあとになって
見て『やっぱり写真が残っている
方がいいね』と話すことはある
のだが。
一般的にアジア人は人物写真を
よく撮る。特に今やどこに行っても団体でいる
中国人の写真撮影には辟易とすることが少なくない。
初めて知った15~18世紀のスコットランドのスチュアート朝の歴史には興味を持った。
下の3枚の写真は女王の謁見の間。隣に謁見できることが決まった選ばれた人が
待つ部屋があった。壁にかかっていたスコットランドのシンボルのタペストリーが
すばらしかった。
説明員の話を聞きながら時間をかけて観歩いていたら、バスの出発時間が心配と、
カミサンが探しにきたので、やむなくバスに戻った。
ツアーを終え、エジンバラに帰ってきたのは夕方7時。
海外のバスツアーの定番だが、ドライバーはお客をホテルまたは近くまで送ってくれる。
1日付き合ってくれたドライバーが『ジャパンはどこで降りるの?』と聞いて、ホテルの
名前を言うと、ホテルから歩いて20分くらいのところで降ろしてくれた。
今の時期、ヨーロッパの夜は10時近くまで明るい中、ブラブラ歩いてホテルに戻った。
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