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2013年7月

2013年7月30日 (火)

イギリスの旅(11:ロンドン①)

6月27日、今回の旅の最終地ロンドンに戻ってきた。

いろいろ楽しんだモートン・イン・マーシュを16時前に発ち、ロンドン パディングトンへ。

ロンドンに向かう電車のためか、これまで乗ってきたのんびりした電車とは、お客の

雰囲気が違う。

パディングトンには17時半に着いた。

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パディングトン駅は大きく、人がいっぱい、まるで新宿か渋谷のようだった。

今回の旅行で、はじめてタクシーに乗りホテルへ。

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駅からホテルまではネットで調べて、数キロの距離だとわかっていた。

ちゃんとしたレストランンに行かなかったこともあり、アメリカと違いチップを気にすることが

なかったが、ガイドブックではタクシーはチップを10~15%払うことと書いてあったので

料金にプラスした。支払いは窓越しに、とも書いてあり、助手席の窓越しに払った。

ホテルはこんな感じで、建て替え中とのこと。このホテルに4泊した。

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もちろんコンシェルジュもいたが、お客がひっきりなしで、つかまえるのが大変だった。

このホテルにもバイキング形式のイングリシュ ブレックファストがついていた。

翌日は何をおいても、とにかく、クルム伊達か錦織の試合を観ることができることを

期待して、ウインブルドンへ。

ただ、毎朝のことながらモタモタしていて、ホテルを出たのは10時半ころだった。

地下鉄のルートを確認し、歩いて3分くらいのクインズウエイ駅へ。

駅で先ず、地下鉄が割引き料金で利用できるとガイドブックに書いてあったスイカの

ような、オイスターカードをデポジット15ポンド払って購入。

ただ、最後に残ったポンドとデポジットの払い戻しを受けるのには少々トラブルがあった。

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地下鉄を途中乗り換え、ウインブルドンの最寄り駅、サウスフィールズ駅へ。

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テニスコートまでは歩いて20分少々。既にこのとき雨が降りはじめていた。

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会場に着いたら、チケットを買う行列の長さにびっくり。

ウインブルドンを観に行ったことがあるテニスコートの仲間から『チケットは一般の

グランドコートであれば、当日並んで買えばいいよ』と言われていて、たかをくくっていた。

どこが行列の最後なのかと思いながらずーっと歩いて、行列の最後を示す大きな旗を

持っている人のところまでたどり着いた。

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途中、行列カードを渡された。

この日は大会がはじまり5日目。初日並んだ人から通算7080番目ということなのか。

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途中、整理係のおじさんに『列の長さはどれくらい? チケット買うのにどれくらい時間が

かかる?』と聞いたら、笑いながら『4マイル(6キロ)くらいかな。夕方までには買えるよ』

雨の降る中、結局1時間40分並んでやっとチケット売り場までたどり着いた。

チケット売り場の近くに行って気がついた。ここはゴルフコースの一部を使って駐車場や

チケット売り場を設けているのだと。

ウインブルドン大会に対しては周囲が全面的な支援を行っているのだ。

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大会5日目のこの日のチケット料金は、一般のグランドコートは20ポンド(3千円)、

センターコート74ポンド、第1コート62ポンド、第2・第3コートは53ポンドだった。

日を追うごとにだんだん高くなり、最終日男子決勝が行われるセンターコートは

130ポンド。

会場に入るとボードに本日の試合の組み合わせと時間が掲示されていた。

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何とラッキーなことか、何も調べないで来たのに、間もなくクルム伊達のダブルスの

試合がはじまるではないか。すぐ10番コートへ急いだ。運よく席も空いていた。

あとから知ったのだが、そもそも試合開始は午前中だったそうだが、雨で2時間半

順延され、そのおかげで、クルムの試合を観ることができ、最高にラッキーだった。

ダブルスのパートナーはスペイン人。

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試合の途中、錦織が応援にかけつけた。

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ゲームは接戦となり、残念ながら6-7、6-2、3-6でクルム伊達ペアは敗れた。

特に第1ゲームはタイブレークで、しかも6-6までもつれこんでの敗戦だった。

十分に楽しみ、堪能した。それにしても42歳のクルムはスゴイ!

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このあと男子ダブルスの試合を観た。

思っていた通り、男子ダブルスは、強烈なサーブのあと勝負はあっという間に決まる。

こんな強打者を相手に錦織は、世界ランキング11位と健闘していることにあらためて

すごいと思った。

正面の上はセンターコート。

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このダブルスの試合の途中で雨が降り出し、サスペンディッドとなった。

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終わった後、ウインブルドン名物と聞いていたイチゴを食べて帰った。

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後日、今年のウインブルドン男子決勝は、イギリスのアンディ・マリーがジョコビッチを

破って、77年振りにイギリスに勝利をもたらした。

あのウインブルドンは大変な騒ぎであったろうと思いながら、決勝戦をテレビで観戦した。

2013年7月28日 (日)

映画「ミス・ポター」と「ブレイブ・ハート」

イギリス旅行から帰ってきて、旅したところに関連した映画2本を観たくて、TSUTAYAで

DVDを借りてきた。

「ミス・ポター」は、3泊した湖水地方のウインダミアを舞台にした作品。

湖水地方②のブログに以下書いた。

 『ウインダミアは子供の絵本ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターが過ごした村で

  ビアトリクス・ポターをモデルにした映画「ミス・ポター」はカミサンは観たとのこと。今回

  バスのガイドさんからビアトリクス・ポターの話をいろいろ聞き、大変興味を持ったので、

 帰ったらぜひDVDを借りて観ようと思った

ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。

運命の出会いを果たした編集者と二人三脚で世界的名作を生み出すポターの逸話を

2人の恋愛を絡めて描いたすばらしい作品だった。お勧めの映画である。

1900年初め、ヴィクトリア王朝時代。封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考え

られなかった時代に、上流階級の女性ポターは“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を

次々と出版する。やがて編集者と恋に落ちるが、身分違いの恋には思わぬ運命が待っていた。

ビアトリクス・ポターは後年、湖水地方の開発に反対して、絵本の収入から土地を買い続け、

そのすべてを、当時のままの姿で維持することを条件に、ナショナルトラスト(文化保護

協会)に託した。そのおかげで湖水地方は100年以上の時を経ても、当時と変わらない

美しさを保っている。

ウインダミアでは2日間バスツアーに参加した。

2日目に参加したツアーを「山岳コース」にするか「ビアトリクス・ポターのファンにおすすめ

コース」にするか迷い、結局「山岳コース」にした。

映画を観たあと、「ビアトリクス・ポターのファンにおすすめコース」の方がよかったのでは

と思った。

もうひとつの映画は「ブレイブ・ハート」

13世紀末、悪政に苦しむスコットランドの独立と開放を目指して戦った実在の英雄、

ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた3時間の歴史スペクタクル大作。

1995年に制作された映画で、アカデミー賞作品賞、監督賞ほか6部門を受賞した作品。

今回の旅行を機に、スコットランドとイングランドの関係に興味を持ち、観た映画。

映画を観て、現在のスコットランドに独立の気運があることもわかるような気がした。

ストーリはイギリスの内戦がテーマ。

ずっと観ているNHK大河ドラマ「八重の桜」で会津藩が新政府軍へ抵抗する姿と重なった。

シリア、エジプト・・・、いつの世も絶えることのない内戦、正当な理のない殺戮、犠牲の

多くは庶民、あたらめて心が痛む。

以下、ネットより引用したストーリーのあらまし。

残酷な王エドワード1世率いるイングランドの侵略で家族を皆殺しにされたウィリアム・

ウォレスは、故郷から遠く離れた異郷の叔父の下で成長し、懐かしい故郷に戻ってきた。

幼なじみのミューロンは美しく成長し、再会した2人は恋に落ちる。2人きりで結婚式を

挙げるが、ミューロンは彼の目の前でイングランド兵に殺される。

復讐を誓うウォレスは、悪政に苦しむ人々と共に自由と解放を目指す抵抗軍を組織、

彼のカリスマ性と指導力に魅かれ人々が続々と集まってきた。

エドワード1世は抵抗軍を封じ込めるため、数千の大軍を送る。3倍もの兵を相手に、

ウォレスたちは奇抜な戦略で圧勝した。

ウォレスはスコットランドの貴族からサーの称号を与えられ、さらに国境の南でも勝利を

収め、国民的なヒーローとなる。

予期せぬ強敵の出現にエドワード1世は、息子エドワード王子の妃イザベルを停戦交渉の

使者としてウォレスの元に送る。彼女は政略結婚によりフランスから嫁がされるが、王子は

同性愛者で夫婦は愛のない生活を送っていた。たくましいウォレスにひと目で魅了された

イザベルは彼の命を救うため、エドワード1世が密かに北に向かっているとの情報を伝える。

四方八方から囲まれ、窮地に陥ったウォレスは、スコットランドの貴族たちに援軍を求め、

特に若い貴族ロバートを信頼し協力を頼んだ。だが、ハンセン病に苦しむ彼の父は、

息子を国王にしたいがため、陰謀を巡らす。

エドワード1世は総攻撃をかけてくるが、私利私欲に走ったスコットランドの貴族たちは

敵に買収され、ウォレス軍は大敗を喫する。

しかし、ウォレスは裏切り者を暗殺し、ゲリラ戦を繰り返しながら再起に備えた。

だが、ロバートの父の仕掛けた罠により、ウォレスは捕らえられ、反逆者として裁かれる

ことに。彼は群衆の前で、最後まで自由を求め続けながら極刑に処せられた。

10年後の1314年、ウォレスの遺志を継いだロバート率いる軍が戦いに勝利し、

スコットランドに自由と平和が訪れた。...

2013年7月27日 (土)

イギリスの旅(10:コッツウォルズ④)

モートン・イン・マーシュに滞在した2日目と3日目は近郊の村を訪ねた。

最初にボートン・オン・ザ・ウオーターという村に行くことにした。

行く途中、インフォメーションセンターでもらったパンフレットに紹介してあった、B&Bの

近くにあるBatsford Gardenに立ち寄った。

この庭園はBatsford家が所有し管理しているようで、大変広く、庭園の中には大きな

邸宅や教会があった。

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そのあと、ボートン・オン・ザ・ウオーターまでは道路標識に従って走り、珍しく迷うことが

なかった。

ボートン・オン・ザ・ウオーターはその名の通り、川のほとりの小さな村。

ガイドブックでは、「川と橋と町並みがマッチしており、コッツウォルズのヴェネツアと

呼ばれている」と紹介されていたが、郷里の倉敷と変わらないね、とカミサンと話した。

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川沿いの店で、散策する人たちを眺めながら、ここでもクロテッドクリームをつけた

スコーンをいただいた。

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帰りは来た道でなく、別のルートを帰ろうと思い、駐車場の人に聞いてわかったつもりで

いたが、またまた道に迷い、コッツウォルズで一番大きな町 チェルトナムに迷い込み、

途中何度も聞き、この日もB&Bに帰るのに苦労した。

翌日の午前中は、近くを散歩するというカミサンをおいて、ひとりでチッピングカムデン

という村へ行った。

2千人少々の小さな村。

インフォメーションセンターに行き、村を紹介したパンフレットをもらった。

とても落ち着いた雰囲気の、いかにもイギリスの田舎の村という感じであった。

ハチミツ色のコッツウォルズ・ストーンの家々が並んでいた。

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教会があり、近くで年配の女性が絵を描いていて、しばらく会話した。

『近くのB&Bに泊まって、今日は絵を描きにきた。デッサンまで仕上げたい。この教会は

16世紀に建てられたもの。教会の中を観た? 特にこの教会はドアがすばらしい』、と。

『残念ながら教会はミサをやってて入れなかった』

とってもいい感じのおばあちゃんだった。

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2013年7月26日 (金)

全国高校野球 神奈川県大会

昨日、横浜スタジアムに夏の高校野球大会神奈川県予選の準々決勝を観に行った。

夏の高校野球は大好きで、特に甲子園出場が決まる神奈川県大会の決勝戦は、

現役時代、会社を休んで何度か観に行ったことがある。

球児たちの夏が終わってしまうのか、勝てばこの先甲子園という大舞台が待っている

のかが決まる決勝戦は、大変な明暗が分かれる大勝負。

その模様を目の当たりにしたく、定年後も含め、横浜スタジアムに通っている。

昨日は準々決勝戦ではあったが、2試合とも大変興味深い対戦であったため観に行った。

実は、一昨日も同じ対戦を観るためスタジアムに行ったが、何と「本日の試合は中止」

との表示が出ていて、残念な思いで帰った。雨の予報であったため中止が判断された。

昨日の試合は、第一試合が弥栄高校と東海大相模、第二試合が桐光学園と横浜高校。

強豪の私立高校がひしめく神奈川県で、弥栄高校はベスト8に残った唯一の県立高校。

当然、判官びいきで弥栄高校の三塁側に席を取った。

興味は、弥栄高校が対戦相手の第1シード4校のひとつ、東海大相模にどれだけ食い

下がれるかであった。

立ち上がり、互角に進めた弥栄、1回1死三塁の好機に得点できなかったのが痛かった。

強豪 東海大相模は中盤、ホームラン、スクイズで着実に加点し、結局、弥栄は0対4で

敗退した。

ヒット数は弥栄7本、東海大相模8本、弥栄は十分に善戦した。

第二試合も大変興味のある対戦。

今や全国レベルで注目されている好投手 松井を擁し、今大会大本命の桐光学園と

対する相手は、第2シードの横浜高校。

松井の力投に対し、横浜がどこまで松井を打ち込めるかがポイントであった。

1対1の同点に追いつかれたあと、7回表桐光学園は1番打者のソロホームランで逆転。

だが、その裏横浜が2点ホームランを打ち、結局これが決勝点となり、2対3で桐光学園は

敗退。桐光学園の夏、松井の夏は終わった。

松井は4回にもセンターバックスクリーンに飛び込む大きなホームランを打たれた。

松井にはこの悔しさをバネに、先々進むであろうプロの道に向けて一層精進して欲しい。

監督の談話、『全国的に注目される中で、期待に応えようと、選手はみな一生懸命やった。

経験を必ず今後につなげたい』との言葉が印象的だった。

2013年7月23日 (火)

イギリスの旅(9:コッツウォルズ③)

やっとレンタカーが手に入り、30キロくらい北にあるシェイクスピアの生まれた町、

ストラットフォード・アポン・エイボンへ向かった。出発したのは3時回っていた。

このストラットフォード・アポン・エイボンの名前もなかなか覚えられなかった。

この町の由来も、エイボン川沿いにストラットフォード一家が住んでいたことからきている

のではと思った。

ストラットフォード・アポン・エイボンはコッツウォルズ地区ではなく、地区外にある。

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車にはカーナビがついていない。

ストラットフォード・アポン・エイボンまでは一本道だったので問題はなかった。

ラフな道路地図とガイドブックを見て、先ずインフォメーションセンターへ寄った。

ストラットフォード郊外の村にあるシェイクスピアの奥さんのアン・ハザウェイの家の

場所を聞き、訪ねることにした。

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入り口にいた女性に質問したらいろいろ親切に教えてくれ、そのうち見学者が説明を

聞きに集まってきた。

シェークスピアは18歳のとき、8歳年上のアン・ハザウェイと結婚した。

このかやぶきの家は15世紀中ごろ建てられた農家で、アンはこの家に生まれ、結婚する

まで家族と暮らしていた。500年以上たった今も当時のまま保存されていることに驚いた。

シェークスピアの生家はここらから2キロくらい離れたところにあるとのことだった。

アンの家は裕福で、シェイクスピアの家は貧しく、シェイクスピアは当初アンに助けてもらい

生計を立てていたが、著作が売れ出すとその儲けでさまざまな投資をしたそうで、文豪

シェイクスピアのイメージといくぶん違った話を聞いた。

内部には当時のパン焼き窯や暖炉が残っていた。2階には寝室があった。

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説明を聞いていたら、途中、中国人の団体が大人数で入ってきた。

彼らは説明を聞くでもなく、ただ通り過ぎて写真を撮るだけ。

今回旅行中、あちこちで中国人の団体旅行客に出くわした。

観光バスを仕立てて大人数でやってきて、ただ眺めるだけで通り過ぎる光景をあちこちで

目にした。彼らが決まってやることは、人を入れた写真を撮り、売店があったらたむろ

するという感じだった。

礼儀をわきまえることなく、大きな声で話すほか、品を感じない言動には辟易とした。

しかし、ひるがえって考えてみると、我々日本人も、旗を掲げてワイワイ言いながら、海外

旅行していた時期があった(今でも残っていそう)のも事実であるため、一概に言うのも

という気はする。

ただ、これほどまでに一般の中国人に経済力がついてきていることには驚いた。

最初からずっと説明をしてくれた赤いセータを着たこの女性には感謝した。

最後の方は個人向けレクチュアーのような感じになった。

『あなたはなかなかいい視点で、いい質問をいろいろした』とほめてくれ、別れ際にハグして

くれた。カミサンに言ったら、『よかったね』

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5時になり閉館。『シェイクスピアの生家も5時に閉まるの?』と聞いたら、『そう、明日

もう一度ストラットフォードに来て、生家を見て欲しい』と言われた。

結局、翌日は他に行きたいところがあり、生家を見るチャンスはなかった。

帰りは道に迷い苦労した。

途中路肩に停まっていたトラックの運転手さんに聞いたら『後ろをついてくるように。

ここからずっと先の分岐道で自分は右に曲がるが、モートン・イン・マーシュは左折。

その分岐道でもう一度確認のため、停まる』と言ってくれ、何とかB&Bにたどり着いた。

この日の夕食は、近くのフィッシュ&チップスの店で買ってきた。

この店は何度か行ったが、おいしくて安いので、いつ行ってもお客がいっぱい。

レンタカーを借りた日に行ったらおやじさんが『車の運転は大丈夫か?』と聞いてくれた。

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夕食はB&Bのバックヤードで食べた。

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2013年7月21日 (日)

イギリスの旅(8:コッツウオルズ②)

モートン・イン・マーシュのB&Bベル・インの朝食はウインダミアのB&Bとまったく同じだった。

卵をどう調理するかくらいで、これがイギリス家庭の一般的な朝食なんだろう。

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ベル・イン近くの家並み。

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毎週火曜日の朝、B&Bの前の道ではコッツウオルズ最大級の青空市場が開かれる。

週1度のマーケットを楽しみに近隣から人々が集まってくる。

誕生日に孫たちと娘に贈るバースデイカード4枚とさくらんぼを買った。どちらも安い。

これだけ人が集まっても、この町ではアジア系の人に会うことはなかった。

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ベル・インも朝からお客でにぎわっていた。

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近くをぶらぶら散策。

公民館にあたる建物と、いかにもOLD BANKらしいビル。

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コッツウオルズは車がないと効率よく観光できないのではと思い、ネットでAVISレンタカーを

予約しておいた。AVISからの返事は『モートンインマーシュにはAVISの事務所はないが

業務委託先がある』と、メールの返事に委託先の住所が書かれていた。

B&Bのオーナーに事情を話したら『この町にAVISは絶対ない。自分はこの町で生まれ

60年以上この町に住み、生活してきた』との返事。そこで送られてきた住所を見せたら

『あぁ、そうか、ここにAVISは業務委託してるのか。すぐ近くだから、一緒に行こう。今朝は

マーケットでお客さんがたくさん来るので、すぐ行こう』と連れて行ってくれた。

委託先はホテルだった。

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オーナーについて行ってもらってよかった。自らAVISに電話してくれて状況ほか話してくれ

70キロ以上離れたAVISの事務所から2時間後に車が届くことになった。

オーナーから何度か言われた。『よその国に行って車の運転はやめた方がいい。

自分が日本に行っても絶対車の運転はしない』と。自分でも海外での車の運転はこれを

最後にしようと思った。

近くにあったインフォメーションセンターに寄り、B&Bに戻り時間をつぶし、2時間後に

ホテルに行ったら、車が届いていた。アウディのマニュアル車。

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マニュアル車なんて40年くらい運転したことがない。案の定、クラッチ合わせがうまく

いかない。これはまずいと思い、ホテルのフロントにオートマティック車に替えて欲しい旨

AVISに電話して頼んでもらった。また待つこと2時間。替わりに届いたのはヒュンデイの

オートマティック車。これだと問題ない。結局車を受け取ったのは3時近かった。

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このあと、車を運転して、30キロくらい北にあるシェイクスピアの生まれた町、

ストラットフォード・アポン・エイボンへ行った。

長くなるので、ストラットフォード・アポン・エイボンについては、次回のコッツウオルズ③で。

2013年7月19日 (金)

イギリスの旅(7:コッツウオルズ①)

6月24日朝、3泊したウインドミアからコッツウオルズへ移動。

コッツウオルズは、イングランドでも屈指の美しさを誇るカントリーサイドと言われている。

ウインダミア、8時50分発の電車に乗り、この日の目的地、モートン・イン・マーシュへ。

この日は電車を4回乗り換えるという忙しない旅程でモートン・イン・マーシュに着いたのは

夕方4時。

最初の乗り換え駅は、エジンバラからウインダミアに行ったとき乗り換えた駅、オクセン

フォルム・レイク・ディストリクト。名前の長い駅が多く、覚えるのに苦労した。

オクセンフォルム・レイク・ディストリクトで乗り換えたあと、次の乗り換え駅はランカスター。

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ランカスター駅で乗ってきてテーブルをはさんだ前の席に座ったのはロンドンに行く

中年のカップル。自然に会話が始まった。『ランカスターはかつては工業都市だったが

最近はすたれ気味』

ダンナが『もと電子・通信機器メーカのモトローラーに勤めていたが、モトローラーが

事業体毎に分割売却され、今は兄弟とLED関連の仕事をやっている』と話し、そのうち

午後プレゼンテーションをするので、とパソコンで資料をつくりはじめた。

次の乗換駅はウールバーハンプトン。

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ウールバーハンプトンから乗った電車の向かいに座ったのは初老の男性ふたり。

ふたりが話していることばは英語のようだが、どうもピンとこない。

そのうち話しかけたら、普通の英語になってきた。ふたりはウエールズ地方の人で

ウエーリッシュ。ウエールズがいかにいいところか、何故ウエールズに行かないのかと

言われた。

次に下車した駅はオックスフォード。もともとモートン・イン・マーシュへ直行する予定で

ネットで予約しようとしたが、何度トライしてもはじかれ、どこかを経由すれば取れる

のではと思い、オックスフォード経由にしたら予約できた。

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ただ、オックスフォードの観光時間は1時間半しかない。インフォメーションセンターで

たずねたがスーツケースを預かったくれるところはなく、大学方面に行くこともできず

駅の近くをぶらぶらした。

駅の近くにいかにもオックスフォードという雰囲気の建物があった。

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オックスフォードから電車に乗り、この日の目的地、モートン・イン・マーシュまでは35分。

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モートン・イン・マーシュというのだから、沼地に住んでたモートン家族のいた村、という

ことなんだろうと思った。コッツウオルズ地方にはこういう感じの長い名前の場所が

多かった。

モートン・イン・マーシュは人口3千人少々の村。何故ここに3泊することにしたのかは、

ガイドブックに鉄道がロンドンまで結ばれていて、コッツウオールズ北部周遊の基点の

ひとつと書かれていたため。

電車が着いたのは4時前。駅は閉まっていて誰もいない。当然出札はない。

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ネットで予約し、3泊するB&Bは駅から歩いて3分くらいの場所であることは確認済み。

B&B ベルインはすぐ見つかった。

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コッツウオールズの町は、この地方で採れる石灰岩のライムストーンを使ったハチミツ色の

家ばかり。色合いがすごいいい感じだった。

ベルインは酒場を兼ねた宿で、部屋は4部屋しかなく、メインは酒場。

WiFiは酒場の一角しか使えず、酒場のテレビではずっとウインブルドンテニスを放映していた

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宿泊棟はここ↓。隣の部屋はオーナーの住居。まさに民宿。

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部屋はこんな感じ。

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ベルインに手土産で持って行ったのは、やはり100均で買ったネコの置物。

カミサンに相談したら、『招き猫はどう』と言い(100均とは言わなかったが)、招き猫では

なかったが「Fortune cat」と説明し、『これを置いておけばお客さんがたくさん来るよ』

と言って渡すと、早速酒場のカウンターの棚に飾っていた。

2013年7月16日 (火)

イギリスの旅(6:湖水地方③)

翌朝も朝食を食べたあと、B&Bで用意してもらったランチボックスを持って、

一日バスツアーへ。

この日は山岳コース。参加メンバーは前日より少なく6人。

天気は依然としてさえない。

峠をいくつか越えて、眺望の開けたところでティタイム。

ガイド兼ドライバーのおじさんが、みんなにお茶をふるまってくれた。

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このあと、狭く起伏のはげしいスリリングな山道がずっと続いた。

『左側の山の中腹のあの道はローマ時代に作られた道』、と紹介された細い山道が

あちこちにあった。

ブートという小さな村でお昼をとった。

朝食がフル イングリシュ ブレックファストだったので、お腹がすいてなく、スコーンを

食べながら紅茶を飲むイギリス風のクリームティにした。

出発前、娘から『スコーンにはクロテッドクリームとジャムをつけるように』と勧められていて、

それに従った。

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朝用意してもらったランチボックスは、結局夜食べた。

昼食後、近くにあった小さな鉄道に乗った。パノラマ風景を見ながら、30分。

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到着した駅で、ドライバーのおじさんがバスをまわして待っていてくれた。

この人の英語はわかりずらかった。マイクの声をスピーカーを通して聴くので

よけい難解だった。

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次に車が停まったのは、岩山に囲まれたワスト湖。

ワスト湖はイングランドで一番深い湖とのこと。

ドライバーのおじさんが『湖のあの急な岸の壁を登っている人がふたりいる。見える?

クレイジーだ』。たしかに、岩壁にはりついた豆粒のような人間が見えた。

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このあたりには、放し飼いされている羊が多くいた。

大きな羊なんだろう。大きな落し物を残していた。

羊は飼い主が認識できるように、赤や青のペンキが背中に塗られていて、まったくの

放し飼いだそうで、自分で草を食べて大きくなり、金のかからない商売のようだ。

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この日最後に訪ねたのは、中世の雰囲気が残るマンカスター城。

14世紀に建てられた美しい庭園のあるお城。

フクロウの保護施設が併設されていた。

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城の裏の広場で、ちょうどふくろうの訓練を行っていた。

このときの英語の説明も理解するのが難しかった。

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バスの集合時間まで時間があり、お城の美しい庭園を散策した。

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このあと、出発地のウンダアミアまで戻った。

2013年7月13日 (土)

イギリスの旅(5:湖水地方②)

泊まったB&Bでは毎朝イングリシュ ブレックファスタをいただいた。前日の夕方までに

玄関のテーブルに置いてあるノートに、フルブレックファストかハーフか、それにパンは

ブラウンかホワイトか、卵はスクランブルエッグかポーチドエッグかなど、それに食事を

する時間を書くことになっていた。 

B&B リングムアの部屋数は6つ。ダイニングにテーブルが6つあり、昨日も会った人、

今朝初めて会う人、という感じで毎朝おしゃべりする相手がいた。

黒い塊のブラックプディングは、豚のレバー、穀物、豚の血などを腸詰めにしたソーセージ。

いくぶん独特の味がした。それに豆の煮込み。

ブラックプディングはスコットランド、北部イングランド地域の家庭料理の定番とのこと。

フルブレックファストはボリュームがあった。

料理はダンナのグラハムがつくり、お客対応は奥さんのポーラが担当。

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食事のあとは、旅行前にポーラとメールでやりとりをして決めた一日バスツアー。

2日間予約し、初日は湖水めぐり、2日目は山岳コース。

ポーラが近くにあるツアー会社マウンテンゴートにかけあってくれたようでシニア割引きが

適用された。

サンドウイッチのランチボックスもいっしょに、ネットで2日分、ポーラに予約しておいた。

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バスは9時に近くのインフォメーションセンターの前に来た。お客は10人足らず。

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旅行中、バスツアーは4回利用した。この日の湖水巡りのドライバーの話し方は

とても歯切れがよく、4回のうち一番よく英語が理解できた。

湖水地方にはかつてふたりの有名人がいた。子供の絵本「ピーターラビット」の作者

ビアトリクス・ポターと詩人のワーズワース。

ピーターラビットの絵本は我が家の子供たちの愛読書で、いまは孫たちが読んでいる。

ビアトリクス・ポターをモデルにした映画「ミス・ポター」はカミサンは観たとのこと。今回

バスのガイドさんからビアトリクス・ポターの話をいろいろ聞き、彼女ゆかりの地をバスで

回ってくれて大変興味を持ったので、ぜひDVDを借りてきて観ようと思っている。

ワーズワースは18~19世紀イギリスを代表するロマン派詩人。湖水地方をこよなく愛し

あちこちに残されているワーズワースの足跡をガイド役のドライバーさんが説明してくれた。

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天気がよくなく残念であったが、絶景ポイントをあちこち案内してもらい、たくさんの湖を

回った。

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ローマ時代に造られた道、バイキングが攻め込んできた場所が話の中でたびたび

紹介された。とってもロマンを感じる話だった、

下の石橋はローマ時代に造られたもの。

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砕石場所にも案内してもらった。

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そのあと小雨の降る中、カズイックという町のマーケットに寄った。

この町は鉛筆作りで有名と聞き、カミサンが孫たちに買って帰りたいと、何軒か

のぞいてみたが気に入ったものがなかった。

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ここで持ってきたランチボックスを食べた。

そのあと小雨の中、湖の遊覧船に乗った。雨のためお客は船内。

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遊覧船のあとは帰路。

途中古い家(築600年とのこと)の残る地区を通り、出発地のウインダミアのインフォ

メーションセンターに戻った。

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2013年7月11日 (木)

イギリスの旅(4:湖水地方①)

3泊したエディンバラからイギリス中西部の湖水地方へ移動した。

ネットで購入したチケットを切符に交換したヘイマーケット駅から電車に乗り、次の

宿泊地のウインダミアへ向かった。

電車は9時51分発、途中Cimg9768_2 

オクセンフォルム レイク駅で

乗り換え、ウインダミア到着予定

12時47分。

座席は指定席をネットで取ったので

どんな席の配置になっているのか

わからないまま座席を指定した。

右の写真のカードが座席にはさんであった。

乗ってみると、真ん中にテーブルがある4人の対面席。同席は2家族で旅行中の女の子

ふたり。

いろいろ話が弾んだ。小学生高学年の感じ。7週間の夏休みに入ったばかりで2家族で

オクセンフォルム レイク駅手前の湖畔で過ごす予定。仕事で一緒に行けない父親は

後日ジョインするとのこと。

カミサンが持ってきたiPadでゲーム、それに英語の言葉を選んで消していくアプリを

見せたら、すぐ食いついてきて同行の兄も交え、しばらく盛り上がっていた。

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2家族はペンリス ノース レイク駅で降りた。降りたあと家族全員がホームの窓際に

集まり、バイバイと言いながら手を振ってくれた。

隣のテーブルは途中から乗ってきたオバチャン4人組。乗るやいなやシャンペンを

威勢良く開けて、ワイワイ言いながら酒盛りがはじまり、ずっとお酒を呑んでいた。

オクセンフォルム レイク駅での乗換え時間があまりないので、乗り換えの方法を

聞いたら、陽気に親切に教えてくれた。

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オクセンフォルム レイク駅には定時着、乗り換えたウインダミア行き電車も定時発。

イギリスの電車は遅れるのが当たり前と聞いていたが、今回乗った電車はほとんど

すべてがほぼ定時に発着した。

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電車はたくさんの回数乗ったが、日本のように親切ではなく、”自己責任”で対応しないと

ということがだんだんわかってきた。

始発駅では電車は出発予定時間のかなり前から、ドアが閉まったまま停まっている。

ドアを開けるボタンを押して乗り込んで待っていればいい。また出発のアナウンスは

まったくないので、対応はすべて自己責任でやらないとダメなんだと途中から気がついた。

考えてみれば、日本があまりにも過保護なのかもしれない。

ウインダミアのB&B(ベッド アンド ブレクファスト:民宿)リングムアはネットで調べて

いたとおり、駅から歩いて5分足らずのところだった。

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メールで何度もやりとりしていて「電車が着く時間はたぶん外出しているので、玄関の鍵を

入り口に隠しておくので、その鍵で入り、入ってすぐのテーブルの上に部屋の鍵を置いて

おくのでチェックインして」との連絡を受けていた。

ただ、予定が変わったとのことで着いたらオーナー夫婦のグラハムとポーラは在宅して

いて迎えてくれた。メールの雰囲気から想像していたより若いカップルだった。

入ると玄関脇に、高品質の宿泊サービス提供施設として認定された旨の表彰状が

掲げられていた。

3日間お世話になるので何かちょっとしたものを持って行こうと思い、広重の絵のついた

夫婦箸を買ってきていて渡した。とてもそうは見えないが、実は百均で買ったもの。

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部屋に落ち着いたあと、近くをブラブラ歩いた。

ウインダミアは田舎の小さな街だが、とっても雰囲気の良いしゃれた街だった。

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散策したあとガイドブックで読んでいた、オレストヘッドという眺望ポイントに出かけた。

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30分くらい山道を登り頂上に着く前、ちょうどシーズンのシャクナゲがあちこちで

咲いていた。カミサンが通りがかりの人にシャクナゲの名前を聞いていたが、とても

覚えられない名前だった。

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頂上から見る景色は絶景だった。眼下はウインダミア湖。

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この日の夜はこの街には珍しい

タイレストランで食べた。Cimg9793 

ずっとイングリシュ ブレクファスト、

それにファストフッドとB級グルメの

連続だったので、ご飯が食べられる

アジア料理はうれしかった。

2013年7月 9日 (火)

イギリスの旅(3:スコットランド③)

旅行に出発したのはもう3週間前。4ヶ所移動し、その間にあちこち行ったので

いくぶんごっちゃになってきており、写真が残っているからまだいいが、記憶も少々

おぼつかなくなりつつある。

我が家は撮った写真をちゃんと整理しないため、早めにブログに書いて旅の思い出を

残しておかないと、と思いはじめている。

エディンバラ3日目、前日予約した一日バスツアーに参加した。

前回のブログにも書いたがバスの出発する場所を見つけるのに苦労した。

朝遅れては大変と思い、チケットを買った夕方、場所の確認に行ったが見つからない。

チケットを買ったインフォメーションセンターのお兄さんが教えてくれたキィワードは、

ホテルから歩いて5分くらい、DRUMMONDという名前のミシン屋の前。

このあたりは1軒1軒の家に番地がふられてなく、別のストリートを探していたので

見つからなかった。開いていた自転車屋で聞いたら近くであることがわかり、ホッとした。

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朝9時にバスの待ち合わせ場所に行くと、結構多くの人たちが既に並んでいた。

バスに乗り込んだあとガイド役のドライバーのオジサンが面白おかしく自己紹介したあと

参加者全員にどこから来たかをしゃべらせた。お客は70人くらいいてバスは満席。

前日によく予約できたと思った。参加者の国籍は10カ国以上だった。アジア系は

我々夫婦だけだった。

スコットランド人らしくドライバーのオジサンはスカートをはいて迎えてくれた。

この人にはプロ意識を感じた。9時から夕方まで長距離運転をしてくれて、途中絶やす

ことなく説明してくれ、英語が理解できなかった部分ももちろん少なくなかったが、

ユーモアを交えた語り口はすばらしかった。

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グラスゴーの街で小休止し、向かった先は湖。ここでボートに乗った。

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天気は悪く寒かったが、眺めのすばらしいクルージングだった。

シニアが多いのはいずこも同じ。

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船内のスピーカの説明で、下のホテルは、ショーン・コネリーやマイケル・ジャクソンが

スコットランドに来たとき利用していたとのこと。

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船の中で面白い出会いがあり盛り上がった。

イギリス中西部のリバプールから来たバスツアーのドライバー兼ガイドの女性に会った。

スコットランド観光のお客さんに4日間同行して、ガイドしているとのこと。

イギリスの話題諸々、バスツアー、ガイドの話などをいろいろ話してくれた。

船を降りたところで、この女性が『私の運転するバスはあの左の茶色のバス』と教えて

くれた。因みに我々のバスは一番右。

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この日のお昼は小さな街で停まり、各自ばらばらにランチを食べに行った。

ボクらは↓の店でミートパイとアップルパイを食べた。

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昼食後、この日の観光のメインであるスターリング城へ。

スターリング城は前日観たエジンバラ城より小規模で、スコットランド王朝について

詳細に説明されていて、エジンバラ城よりずっと興味を引かれた。

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ここでは城砦の入り口で、珍しく

女房に頼まれ写真を撮った。Cimg9733_3

我が家は旅行中、人物写真は

ほとんど撮らない。

残っている写真をあとになって

見て『やっぱり写真が残っている

方がいいね』と話すことはある

のだが。

一般的にアジア人は人物写真を

よく撮る。特に今やどこに行っても団体でいる

中国人の写真撮影には辟易とすることが少なくない。

初めて知った15~18世紀のスコットランドのスチュアート朝の歴史には興味を持った。

下の3枚の写真は女王の謁見の間。隣に謁見できることが決まった選ばれた人が

待つ部屋があった。壁にかかっていたスコットランドのシンボルのタペストリーが

すばらしかった。

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説明員の話を聞きながら時間をかけて観歩いていたら、バスの出発時間が心配と、

カミサンが探しにきたので、やむなくバスに戻った。

ツアーを終え、エジンバラに帰ってきたのは夕方7時。

海外のバスツアーの定番だが、ドライバーはお客をホテルまたは近くまで送ってくれる。

1日付き合ってくれたドライバーが『ジャパンはどこで降りるの?』と聞いて、ホテルの

名前を言うと、ホテルから歩いて20分くらいのところで降ろしてくれた。

今の時期、ヨーロッパの夜は10時近くまで明るい中、ブラブラ歩いてホテルに戻った。

2013年7月 6日 (土)

イギリスの旅(2:スコットランド②)

エジンバラ2日目はホテルからぶらぶら歩いて、エジンバラ城まで行くことにした。

着いた翌日なので、睡眠不足で体はだるく重い。

エジンバラの中心はウエイヴァリーと呼ばれる駅の周辺のようで、そこまで歩くことにした。

右に広い公園、遠方にエデンバラ城の城砦を眺めながら、観光バスの行き交う道を

30分以上歩いた。

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城に行く前、ウエイヴァリー駅の近くにインフォメーション センターがあるとホテルで

聞いていたので、寄って、翌日乗ろうと思っていた近郊一日バスツアーの予約をした。

バスの出発時間は9時、出発場所を地図にマークして教えてもらったが、この場所を

探すのに苦労した。まあ、こんなことは旅行中何度もあった。

インフォメーション センター地下のフードコートで軽く昼食をしたあとエディンバラ城へ。

さすが中心街だけあってウエイヴァリー駅の近くには、歴史を感じさせるすばらしい建物が

たくさんあった。

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城砦へはTHE ROYAL MILEという道を通って行った。

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城砦入り口と砲台。

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エジンバラ城では毎年8月にミリタリー・タトゥーと呼ばれる盛大なフェスティバルが開催

されるそうで、その会場の設営準備が進んでいた。

40~50ヶ国の国旗が揚げられていたが日の丸はなかった。

ロンドン市内のツアーバスに乗ったとき座席のイヤフォンで各国の言語で案内が聴ける

ようになっていたが、中国語はあったが日本語はなかった。

イギリスでの日本のプレゼンスに対し少々疑問を感じた。

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この日の夜はホテルの近くのモロッコ人の店でピザを買ってきて部屋で食べた。

小さな店だったが、この店のピザ、ケバブほか美味しかった。

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朝は泊まった4ヶ所のホテルとベッド・アンド・ブレックファスト(B&B:民宿)でイングリッシュ

ブレックファストがついていて、毎朝それを食べたが、夜は疲れて外に出て食べるのが

億劫で、買ってきて部屋で食べることが多かった。

2013年7月 4日 (木)

イギリスの旅(1:スコットランド①)

昨日昼間は大丈夫だろうと思っていた時差対応は甘かった。

夜中2時過ぎに目が覚め、明け方まで眠れなかった。

現役時代、時差対応が必要な国に何度となく出張し、翌日は普通に仕事をこなして

いたんだ、結構大変だったんだろうなぁ、とあらためて思った。

さて、今回の旅で最初に訪れたのはスコットランド。

英国(UK:United Kingdom)は4地域(イングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイル

ランド)から構成されていて、スコットランドは一番北に位置し、イングランドとは仲が良くなく

UKから独立しようとする動きがあることぐらいしか、出かける前は知識がなかった。

オーストラリア人から『スコットランド人はケチ』だとか、スコットランド人の悪口を何度も

聞いたことがあった。きっと彼らはイングランドからオーストラリアに移民した人たち

だったのだろう。

今回スコットランドで見聞きし、垣間見たことは、スコットランドとイングランドは、千数百年

前から争いが絶えず、スコットランド人のアイデンティティの保持と独立心は強烈である

ということだった。そのことはエディンバラのあちこちで見たスコットランド旗(左)でも感じた。

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さて、エディンバラに着いた翌朝最初にやったことはネットで買った電車のチケットを

駅で切符に換えることだった。

駅はホテルのすぐ近くにあり、エディンバラの中心街のひとつなのに、駅舎は古く

みすぼらしかった。

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駅の窓口で、ネットで購入したとき使ったクレジットカードを渡し、発券してもらうとともに

シニアレールカードを£30/枚で2枚買った。(1£ポンド:150円少々)

このシニアレールカード£60で全行程の電車運賃が1/3になった。

電車だけでなく、ツアーバス料金、施設入場料などコンセッションと呼ぶ65歳以上の

シニア割引をあちこちで活用した。

切符は何とひとりでこんな枚数。この枚数を見て、ネットで予約するのが大変だった

ことがあらためてよくわかった。

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街中の建物は古く黒ずんでいて、外壁を塗り替えた建物はほとんど見ることがなかった。

歴史とともに、古いものを大切に維持していくスコットランドの人たちに考え方に触れた

ような気がした。

屋上の煙突は訪ねたすべての街で見た。Cimg9639_2

泊まったホテルも古く、部屋含め機能的にできていなかった。

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ホテルで2日目の朝、納得できない出来事があり、強く抗議したら、夜部屋に謝罪の

手紙が付いた↓が届き、少々恐縮した。

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2013年7月 3日 (水)

イギリスから帰国

昨日朝イギリスから帰ってきた。

今朝は爆睡、何とか時差は解消したよう。

率直な印象は、70歳と66歳の老齢夫婦には少々タフ過ぎた2週間の旅だった。

12時間のフライト後、ロンドン ヒースロー空港に到着。飛行機を乗り継ぎ、1時間20分

かけてスコットランドのエディンバラへ移動。

空港からシャトルバスでエディンバラ中心街のホテルへ。ここでもう、かなりへとへと。

エデンバラに3泊した間、1日はエジンバラ城ほか近郊散策、2日目はバスツアー参加。

到着4日目、電車で湖水地方に移動し、3泊。

うち、2日は湖水巡りフェリー・バスツアーと山岳バスツアーに参加。

7日目、4回電車を乗り継いでコッツウオルズ地方に移動し、3泊。

コッツウオルズではレンタカーを借りて、主要なところを回った。

10日目、電車でロンドンに移動し、4泊。

ロンドンに着いた翌日、念願だったウインブルドンに全英テニスを観に行った。

極めてラッキーなことに、クルム伊達が大接戦したダブルのゲームを観ることができ

大感激。

ロンドン市内はツアーバスとフェリーで観光。

旅程はこんな感じだった。

疲れはしたものの、行きたかった場所、観たかったところは概ねクリアできた。

道中何度もトラブルに遭遇した。英語力不足も感じた。

同時にたくさんの出会いがあり、また多くの人たちに助けてもらった。

適当な言葉が見つからないが、英国のすごさ、すばらしさを随所に感じ、さまざまな

思いを持った2週間の旅だった。

ただ、欲張った手作りの海外の旅はもうこれで終わりにしようとも思った。

長くなりそうだが、思い出しながら書いていきますので、興味のある方はどうぞ

お付き合いください。

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