この時期恒例
水曜日、2月この時期恒例の確定申告の書類を持って、神保町の税理士事務所へ
行った。
税理士のFさんとは、パソコン教室をはじめて以来のお付き合いで、もう7年になる。
1年間とっておいた領収書を整理し、必要な資料をつくり、あとの作業は事務所に
お任せ。これまでは運良く税金の還付を受けられてきた。
資料を作るとはっきりわかる。生徒さんは明らかに減ってきており、あと数年で終わり
かなぁ、と思いはじめた。
税理士はこの時期、1年で最も多忙な時期なので、毎回(と言っても1年に一度
だけの訪問だが)、手短に話し、申告関連の話をしたら、早めに切り上げることに
している。
ただ、この日はFさんが『今日は時間は大丈夫です』と言われ、1時間半くらい
税務申告とは関係ない、最近の国内企業業績や、お互いの海外経験など
よもやま話で盛り上がった。
事務所を出たあと、神保町から内堀通りを、九段下、竹橋、大手町、日比谷、
有楽町駅まで歩いた。
有楽町で食事をしたあと、帝劇の下にある大学のクラブへ。
月曜日から10日間やっている『学生寮の青春譜』という写真展を観に行った。
ボクは1962年から1年半、教養課程を姫路の分校で学び、その期間、寮生活を
した。旧制高校時代の寮で、古い木造の汚い寮であったが、仲間と寝食を共にし
まさに青春を謳歌した時代であった。
考えてみると、入寮したのはちょうど50年前。食べて寝て、寮費は月3千円。
オフクロが何度も『安くて助かる』と喜んでいたのを思い出す。
寮のマドンナの女性が写った写真。
先輩たちが名づけた呼び名は
「チンクシャさん」
「チンクシャさん」の話は代々
引き継がれていて、聞いた話を
かすかに覚えている。
「チンクシャさん」の現所在は
不明で、6年先輩が中心となり「チンクシャさん」を探索しようとしているものの、
いぜん探し出すには至らず。
「チンクシャさん」はお元気であれば、70歳を超えたおばあちゃん。
探している側も70歳を超えたおじいちゃんたち。
もし探し出せたら、ビッグニュース。
ロマンいっぱいの話である。
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