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2011年3月15日 (火)

大激震(その5)

福島原発の危機がますます増幅している。

原子炉の冷却機能が低下している第一原発2号機で、今朝6時過ぎ、大規模な

爆発が起きた。

原子炉格納容器の一部で圧力抑制室、サプレッション・プールと呼ばれる冷却水を

貯めたプールのような(?)部分の圧力が通常の気圧の1/3に下がり、圧力抑制室

一部が損傷し、格納容器から外部に放射性物質が漏れだした可能性が出てきた。

圧力抑制室は原子炉内の蒸気圧が高まった場合に蒸気を排出し、圧力を下げる

機能を持つ。

圧力抑制室には放射性物質の混じった蒸気と水が入っている。

第一原発の正門前で、爆発1時間半後の今朝8時前、高濃度の放射能が観測された。

観測された数値は、一般の人が自然界で1年間に浴びる放射能の8倍に相当する

そうで、それを1時間で浴びたことになる。

2号機の格納容器内の燃料棒は一時、完全に露出した状態になり、爆発前の午前

3時ころには、空だき状態になっていたそうだ。

格納容器は最後の砦である。その格納容器、いずれかの号機、あるいはすべての

号機から放射線物質が漏れ出しているのは、もう間違いない。

1号機の爆発から3号機の爆発、それに今朝の2号機の圧力抑制室の損傷、

その後の4号機の火災に伴う放射性物質の漏洩、事態はどんどん危機的状況に

向かっている。

放射能の被爆を実際に体験した唯一の国、国民全体が畏怖の念をいだきながら、

事態の推移を見守っている。

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