大激震(その7)
この数日、マスメディアの報道の焦点が福島原発の動静に移り、悲惨な状況にある
津波の被災者の報道が、いくぶんトーンダウンしているのではないかと懸念される。
また、自衛隊の皆さんの活動状況がクローズアップされていないことも不満である。
地震直後、被災地に入った自衛隊の人たちのおかげで、これまでに1万5千人を
超える人たちが救出されたそうである。
日夜広い被災地を生存者を探し歩く辛い作業、生存者を発見したときには小躍りする
気持ちであろうが、時間の経過とともに、見つけるのは変わり果てた姿ばかり。。。
想像を絶する過酷な作業である。
震災孤児もどんどん増えていくことであろう。
避難所にいる人たちが、ないないづくしの厳しい状況に置かれていることは、繰り返し
繰り返し報じられている。
しかし、道路が遮断、崩落した場所の奥に、まだ多くの人たちがいて、その人たちは
避難所があることも知らない、近くの人たちもその人たちが取り残されていることも
知らない、という方たちが少なくないのではないかと思う。
春になり、事態がいくぶん落ち着き、広域に探しはじめたら、見つかったが。。。
ということにならなければいいがと思ってしまう。
全体を俯瞰し、それとともに実態が明らかになっていくのは、いつになることだろうか。
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