大激震(その4)
『福島原発は、主に首都圏に供給する電力の供給元であり、東北地域の人たちの
ものではない』と知り合いからのメールに書いてあり、避難を余儀なくされている
原発から20キロ圏内の方々がお気の毒だ、という気持ちが一層つのった。
事態が落ち着いたら、ささやかなお返しの気持ちで、ぜひ現地に行き、ボランティア
活動に参加したい。新聞に『ボランティア活動は、単独では行かないように。よぶんな
混乱を引き起こすことにつながりかねないので。行くときは、必ず地元行政かNPOの
サイトをチェックすること』と書いてあった。
かつてオーストラリアで一緒に仕事をした仲間から、先ほど安否を気遣う電話があった。
ほかにふたりのオーストラリアの仲間から、『大丈夫か?』とのメールが届いた。
世界中で、『日本が大変なことになっている』とのニュースが連日飛び交っている。
『また緊急避難情報が出た!』、とテレビを観ていたカミサンが2階からあわてて
降りてきた。我が家では、急に激しい揺れがあったときは、外に飛び出すのではなく、
風呂が一番いいと話している。
退職者家庭だから我が家はいろんな意味で恵まれている。子どもさんを保育園に
預けて仕事しているお母さん、高齢者の介護をしているお宅、人工呼吸器など
医療機器が手放せない方のいるご家庭・・・ 本当に大変なことである。
あと2時間で、被災地は寒くて怖い4日目の真っ暗な夜を、また迎える。
地震以来、毎晩寝るときに思う。
一日3回温かいゴハンが食べられ、暖かなふとんでやすむことができ、被災者の
方々に申し訳ないと。。。
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