大みそか
2010年も今日で終わり。
定年退職し6年目の今年も、夫婦が大過なく過ごせたことに、感謝感謝。
去年沖縄に引っ越した娘一家も家族全員元気に年越しができそうで、ありがたいこと。
そんな中、今年は悲しい別れがあった。
2月にカミサンの姪が、8月にカミサンの姉が亡くなった。
カミサンが小さいころから妹のように可愛がっていた、明るくやさしいAちゃん、
カミサンの若かったころの憧れの存在で、大好きだった姉のSさん。
夫婦合わせるとたくさんの親戚がいる中、悲しい別れのあった年はこのところずっと
なかったのに。
結婚して間もないころ、軍医として何度も戦場に駆り出され、死線をさまよった経験
のあるカミサンの父親から、『平凡であることは何よりも幸せ』と言われたことを
今でもときどき思い出す。
当時は若かったので言わんとすることがよくわからず、平凡であるより変化や飛躍を
求めるべきだと思ったが、この歳になると、『まさにその通りだ』と思うようになった。
90歳になったオフクロが気になり、今年は4度帰省した。年に4度の帰省ははじめて
だった。
1月に娘が沖縄で入院、手術したこともあり、今年は沖縄には3度行った。
3月には娘と孫たちを連れて、グアム旅行を楽しんだ。
姉孫は4月には小学生に、妹孫は3歳になる。健やかな成長を心より感謝している。
今年もまた、夫婦がそれぞれのペースで過ごした一年だった。
結婚40周年の記念の年でもあった。
今年もまた、定年退職者の日々を綴ったブログにお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
PS 今朝NHKを観ていたら99歳のおばあちゃん詩人 柴田トヨさんの詩集
「くじけないで」が取り上げられていた。朗読された感動的な詩を聞いて、
オフクロに贈りたく、早速本屋に行き、買って郵送した。きっと喜んで
繰り返し繰り返し読んでくれることだろう。
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