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2010年10月 9日 (土)

横須賀市の事業仕分け

昨年6月に行われた横須賀市長選挙で応援した呉東正彦さんのブログで知って、

昨夜、呉東さんが主宰する「ヨコスカをよくする会」が行った「事業仕分けを検証する」

会合に参加した。

先ず、呉東さんのブログ記事を紹介。

  『横須賀市の事業仕分けが、10月23・24日に行われることが先日発表され

  ましたが、その内容が市議会でも大問題となっています。

  その対象とされた40事業のうち、ハコモノ系の担当部の事業が僅かなのに健康

  福祉部関係が8事業(ねたきり高齢者出張理容、重度障害者当福祉手当や、

  こころの電話等)、こども育成部が8事業(学童クラブ助成、わいわいスクール運営、

  乳幼児健康支援ディサービスセンター等)も挙げられています。

  その反面、問題となっている美術館や、ハコモノ系の構造的に多額の削減可能な

  事業は挙げられていません。

  そのやり方も、市民が仕分けの対象事業をピックアップしたものではなく、市役所

  自身が選定をしたもので、仕分けの仕方も、市職員がまず説明し、構想日本という

  外部からきた仕分け人が質疑し、その限られた情報と全てコストカットは善とする

  論調のたった30分弱の議論を聞いた一般市民から選ばれた評価員が評価をする

  とのことである。

  それを実際に利用している市民、実際に問題に直面してどうしてもそれが必要と

  感じている利用者の声は、おそらく反映することができないでしょう。

  なぜ仕分け対象を市民からあげさせないのでしょうか。そしてなぜ利用者の声を

  聞いた時間をかけた議論をしないのでしょうか。

  そして上記各事業についての客観的情報提供を、事業仕分けの前に市民にしない

  のでしょうか。

  結局、市役所の既得権益は温存しつつ、弱者への支援事業から削減していくように

  ならないか、またそのやり方も上からの、官僚主導の、しかも当事者の意見が

  聞かれない、十分な情報提供や議論の行われない、強引なコストカットショーに

  ならないかの懸念がぬぐえません』

そのため、事業仕分けの内容を事前に知り、検証して、このような懸念が現実化する

ことがないよう、市の担当職員を呼んで、緊急に意見交換を行い、対応を議論する

との趣旨で会合は行われた。

参加者は20名くらい。問題意識を持った人たちが多く、本質を突く鋭い意見がたくさん

出て、市の職員からは満足のいく回答が得られない指摘が多くあった。

主な問題指摘は、

  ■市に直接関わりがなく、市の事情を深く知らない仕分け人(構想日本)を何故

   選んだのか。サービスの利用者である市民から選ぶのが筋ではないか。

  ■選んだ事業には、市の財政を圧迫している”ハコモノ”が含まれていない。

   40事業の中には福祉と子供関連が16あり、これらの分野のコストカットが

   狙いではないか。また、市が決めた基本計画とも整合が取れていない。

   そもそもこの時期になぜ事業仕分けを行う必要があるのか理解できない。

  ■事業選び、仕分け評価は、行政の視点だけでなく、行政サービスを受ける

   市民が参加して行われるべき。また市民にはそれを行う力は十分にある。

   市民自治を重んじるべきであり、外部の人たちの関わりは必要ない。

  ■「大なた」を振るう(市の赤字の根源である事業への切り込み)べきであって、

   市民の日々の生活に直接影響を与える事業をカットする「小なた」振るいは

   やめるべき。

ボクも何点か問題を指摘した。

昨年7月以降、事業仕分けを行った市は全国に16ある。よそがやっているから

乗り遅れてはとか、パフォーマンス意識からとか、住民の人気取りからとか・・・

結果、形つくりに走ることは論外であり、そのような意識でやるのであれば、まったく

金と人の無駄遣いである。

司法分野では裁判員制度、検察審査会と市民参加が進んできた。

地方行政が旧態依然では、もはや許されない。

会合は、「ヨコスカをよくする会」として取るべきアクションを決め散会した。

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