裁判傍聴の前に
裁判所に行く前に、久しぶりにお会いした人とお昼をご一緒した。
在職中立ち上げたシニアITアドバイザー(SITA:サイタ)のことは何度もブログに書いた。
またSITA有資格者が、全国で多くのグループをつくり活動されていることもブログで
紹介した。グループのひとつに埼玉県を中心に活動しているNPO法人彩SITAがある。
彩SITAを立ち上げた栗原昌子さんとは10年近いお付き合い。ただ、この数年お会い
していなく、裁判所に行く前、栗原さんのパソコン教室にお邪魔した。
教室の入り口には、SITAをはじめた10年前に作ったポスターを貼っていただいていて
感激した。
ビルの一部屋だった事務所と教室は二部屋になり、ゆったりと余裕ができていた。
生徒さんの数も相当増えていて、先生も5人になったとのこと。
壁には写真コンテストで入賞した写真が貼られていた。順位は生徒さんの投票で
決めたそうである。写真以外にネットトレーディング講座やお絵かきコンテスト、
マージャンクラブなど多彩な教室活動が行なわれている。
お昼を食べながら、積もる話で盛り上がった。
教室を立ち上げたときからの彼女の想いは、引きこもりの若者支援。
彩SITAの代表、教室の運営、それに引きこもりの若者支援の三つをやっていく
ことは難しいとの結論で、彩SITAの代表はこれまで副代表をやっていた方に譲った
とのこと。
引きこもりの若者支援は6月からはじめたそうで、熱っぽく語る栗原さんの想いを
聞いた。
具体的には、「FUUの塾「fuu.doc」をダウンロード 」という活動を立ち上げたとのこと。
月1回、教室を開放してまったくのボランティアで、引きこもりの若者を支援する
講座をはじめた。
カリキュラムは、午前中セミナーをやり、午後は資格を取るためのパソコンの勉強。
セミナーの講師をやって欲しいと頼まれ、OKした。
閉塞感いっぱいの社会、流れに乗れない多くの若者、栗原さんの志と活動に対し、
できる範囲で応援していきたい。
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