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2010年7月20日 (火)

いのちのミュージアム

『生命(いのち)のメッセージ展を主宰している鈴木共子さんのことは、これまで

何度かブログで紹介した。

  生命のメッセージ展は、交通事故や犯罪等により理不尽・不条理に命を

  絶たれた人たちのかけがえのない大切な命の証をたどり、いのちの重さを

  訴えることを趣旨に、全国各地で行われている活動である。 

  2001年にこの活動をはじめたのは、座間市在住の造形作家の鈴木共子さん

  鈴木さんは2000年4月、母ひとり子ひとりの中で育てた最愛の息子、零くんを

  交通事故で亡くした。

  無免許・無車検・スピード違反の酔っ払い運転の加害者が起こした極めて悪質な

  事故であった。

  零くんは1年浪人し、早稲田大学に入学した。初めての授業を翌日に控えた

  友人と2人で歩道を歩いていたところへ、飲酒運転の車が突っ込んできた大変

  痛ましい事故だった。

  悲しみのどん底の中、鈴木さんは立ち上がり、交通事故や犯罪等により

  理不尽・不条理に命を絶たれた全国の被害者に呼びかけ、2001年に

  『生命のメッセージ展』ははじまった。これまでに全国で70回以上開催された。

  また鈴木さんは猛勉強し、息子零くんが入学したものの通うことができなかった

  早稲田大学を受験し、3回目の挑戦で見事合格。

  このような鈴木さんをモデルに、早稲田大学創立125周年記念の一環で、

  0(ゼロ)からの風という映画が作られ、全国で巡回上映されている。

鈴木さんとは、零くんの事故直後に知り合い、10年近くお付き合いを続けている。

鈴木さんがあらたにはじめた『いのちのミュージアム』を見学するため、昨日日野市

会場を訪ねた。

会場は廃校になった日野市の小学校の3階ワンフロアを借り、9月25日の開所式に

向け、準備が進められていた。

Cimg6261 Cimg6262 

3階の4つの教室にはそれぞれ手が加えられ、いのちの重さを訴えるメッセンジャー

たちの常設場所として2部屋が準備されている。

トイレの壁にはボランティアの皆さんが思い思いのペイント画を描いていた。

Cimg6265 Cimg6264 

『いのちのミュージアム』つくりは、鈴木さんの長年の夢であった。

あと残った彼女のもうひとつの夢は、『生命のメッセージ展』をニューヨークの

グランドゼロで開催すること。

いのちの重さが軽んじられる事件が珍しくない昨今、ぜひ多くの人たちにその意義を

感じ取ってもらいたい活動である。

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