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2010年6月22日 (火)

株主総会

株主総会は今週、来週いっせいに開催される。

今年もかつて勤めていた会社、富士通の株主総会に、昨日出席した。

OBとして恥ずかしい思いであるが、去年秋から富士通は社長の解任騒ぎが

マスコミで再三取り上げられた。

そのため今年の総会はきっと出席者が多いことだろうと思い、いくぶん早めに行った。

案の定、毎年の会場である横浜プリンスホテルの大会議場だけでは入りきれなく、

第2会場が用意されていた。出席した株主は2千名弱とのこと。

09年度の業績、10年度の計画の説明のあと、先週発表のあった東芝との携帯電話

事業連携の紹介があり、そのあと「取り組むべき課題」について説明された。

事業セグメント毎に現状と課題の紹介があり、会社全体の今年度のテーマとして、

①構造改革の一層の推進と攻めの経営、②増収増益基調の確立、③サービス事業を

軸に、特にクラウド関連ビジネスの深耕、④グローバル事業を拡大し、海外売上げ

比率を40%に。

21年度の決算は他の電機メーカーに比べ、良い結果に終わった。

次に、今回の総会で会社側の説明を聞こうと、多くの株主が関心を持って参加した

前社長の辞任問題について、会社側が異例の40分を超える時間を割いて説明を

行った。

朝日新聞が朝刊で大きく取り上げていた。

経営陣は「辞任は正当」と強調したが、株主からは不透明な経緯に批判が相次いだ。

最初に質問に立った株主は『この件はいろいろ問題がある。取締役選任で修正動議を

提案する。辞任を主導した間塚会長ら取締役3人の選任に反対する』

世界中でビジネスを展開する企業として、情けなく、また恥ずかしい極みである。

元いた会社への批判を、OBとしてブログに書くのはいかがなものかとは思うものの、

昨日帰宅後、株主総会のアンケートの葉書に書いて出した意見を以下記す。

  『今回の辞任劇で、会社の品位を著しく低下させたことに対し、経営陣から真摯な

  姿勢での侘びが感じられなく、自らの正当性の主張に終始していたことに対し、

  大変失望した。野副事件、一昨年の小野事件あまりの脇の甘さに愕然としている。

  会社は”公器”である(私物ではない!)との意識をしっかり持ち、情けない

  スキャンダルはもういいかげんにして欲しい。IBMの背中を見ながら追っかけていた

  往時の頑張る富士通に戻して欲しい。でないと、必死になって日夜頑張っている

  若い人たちが本当にかわいそうである。仕事をしているのは彼らである!年寄りの

  権力闘争のとばっちりで、社内のモラルが下がることだけは何としてもないように』

3時間近くに及んだ総会は、最後に取締役の選任案が決議され、会社側の原案が

賛成多数で可決された。

しかし、新聞によれば、間塚会長と大浦取締役の選任反対は、全体の15%近くに

のぼり、100%近い賛成を得た他の取締役より「批判票」が目立ったとのこと。

経営陣は失態を挽回すべく何としても頑張り、好業績で報い、来年の株主総会には

胸をはって出てきてもらいたい。

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