沖縄の娘宅へ(3:チャレンジ・デイ)
チャレンジ・デイってご存知でしょうか?
チャレンジデイとは、毎年5月の最終水曜日に世界中で実施されている住民参加型の
スポーツイベントで、ボクは先日初めて知った。
当日は、人口規模がほぼ同じ自治体同士が、午前0時から午後9時までの間に、
15分間以上継続して何らかの運動やスポーツをした住民の『参加率(%)』を競い合う。
対戦相手に敗れた場合は、相手自治体の旗を庁舎のメインポールに1週間掲揚し、
相手の健闘を称えるというユニークなルールが特徴。
今年は先週水曜日の26日で、娘から聞いて参加した。
娘宅は那覇から車で40分くらい離れた田舎であるため集落の連絡手段には拡声器が
よく利用される。
公民館の催しの案内からはじまり、明日は小中学校・幼稚園・保育園で給食がない
ため弁当を持参するようにとの微笑ましい案内まである。
当然チャレンジディについても前日の夜案内が流れ、イベントへの参加要請があった。
幼稚園児のイベントは、近くの体育館で、9時スタート。
娘は予定があったためボクひとりで体育館へ。
入り口にはたくさんの子供たちの靴が並んでいて、室内にはチャレンジディの横断幕。
ふたつの幼稚園の年中・年長の児童、
4万人の市では148人は
参加率アップに大いに貢献。
子供たちの帽子のうしろは
長くなっている。
これは防暑対策用。
姉孫は横浜の幼稚園で着ていた
体操着をそのまま使っているので見分けがつきやすい。
チーム対抗でドーナツ渡しゲームという競争をやったが、どの子も自分のチームの
応援に力が入った。
イベントは2時間で終わった。
その夜、拡声器で『南城市の参加率は53%。対戦相手の佐賀県の神崎市は58%で
惜しくも負けました』と放送があった。
きっと神崎市の旗が庁舎のメインポールに掲揚されていることだろう。
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