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2010年4月14日 (水)

大井川鉄道の旅(2)

家山駅で待つことしばし、SLが勇姿を見せながら入線してきた。

Rimg0685 Rimg0686

前日、ニフティの路線案内で電車の時刻だけを調べ、大井川鉄道のホームページは

チェックしなかったため、明らかに準備不足だった。

走っている電車はすべてがSLだろうと勝手に思い込み、一日に走るSLの本数が

数本であることも知らないままスタートした旅だった。途中下車した家山駅で、当日

唯一運行していたSLに運良く乗れたことは、非常にラッキーだった。

考えてみると、全体がこんな感じの気楽な一人旅だった。

しかしラッキーは続かなかった。SLの写真を撮った直後、SLの写真を撮るのを待って

いたかのようにデジカメが動かなくなった。このデジカメは娘が7年前、結婚したとき

我々夫婦へプレゼントしてくれたものだった。そのため、新しいデジカメに換えがたく、

だましだまし使ってきた。しかしここにきて万事休した。

おまけに千頭でSLを降りてしばらくするとケータイのバッテリーがなくなり、ケータイ

でも写真が撮れなくなった。そのため、千頭で乗り換えたトロッコ電車の車窓から見た

大井川の渓流のすばらしい風景、それにアプト式列車、長島ダム、これらの写真は

1枚も残っていない。とても残念。

実はSLは指定席列車だった。ただ、指定席料金は不要。帰ったあとホームページを

見たら、席の予約は大井川鉄道のサイトからできることになっていた。

ここでもラッキーなことに空いた席があり、車掌さんが案内してくれた。

Pic12 Pic11_3

手で開け閉めする入り口のドア、垂直に近いブルーのシートの座席、昔の客車に

多く見られた丸い天井、時々大きな音を轟かせる汽笛、発車するときの「ガッタン」

という前後の揺れ・・・

小さいころ住んでいた倉敷で、両親に連れられて時々SL(当時は汽車)に乗って

岡山へ出かけるのがとても嬉しかった。窓を開けて顔を出していると石炭のススで

顔がうす黒くなったことをよく覚えている。  

終点の千頭駅には13時13分に着いた。Pic14

お腹がすいたため、駅で地元の食材を

盛り合わせた弁当を買い、大井川鉄道

のトロッコ電車(南アルプスあぷとライン)

に乗り換えた(右の写真はケータイで

撮れた最後の写真)。終点の井川までは

2時間以上かかる。終点まで行くと

帰りが遅くなりそうなので、7つ目の

長島ダムまで行くことにした。

乗ったときは3両編成の電車にお客は4人。大井川鉄道は私鉄である。シーズン中は

お客は多いのだろうが、今日はこれだと大赤字で、申し訳ない気持ちになった。

同乗した車掌さんのマイクでの沿線案内がよかった。

時速15~20kmで走る車窓からは、エメラルドグリーンの川面、周囲の美しい山々の

景観、豊かな自然が臨め、沿線案内とともに存分に楽しんだ。

長島ダムそれに途中の大井川渓流の景色、いずれも最高だった。

ダムを見たのはいつ以来だろう。当たり前のことながらダムって壮大な建造物である。

長島ダムのひとつ前の駅、アプトいちしろ駅と長島駅の間が南アルプスあぷとラインの

ウリであるアプト式区間となっている。1000mあたりの高低差が90mという日本一の

急勾配。ギザギザのレールと歯車をかみ合わせて急坂を登り降りするアプト式車両の

構造を、アプトいちしろ駅で実際に見せてもらった。

長島ダムをあちこち歩き回り、15時18分発の電車に乗って、遠路熱海に戻った。

家に帰ったら8時過ぎ。ちょうど12時間の楽しい小旅行だった。

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