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2009年9月13日 (日)

市長への質問傍聴

水曜日、知り合いの市会議員の藤野さんが、横須賀市の新任の吉田市長に質問する

ということで、市議会の傍聴に行った。

傍聴者は30名くらい。前週、吉田市長が行った所信表明に対する質問と答弁。

数十年の長きにわたり続いた官僚OBの天下り市長体制を打ち破り、誕生した若干

33歳の新市長を多くの市民が歓迎した。また、6年間務めた市議の経験を活かし、

きっと住みやすい街づくりをしてくれるであろうと多くの市民が期待し新市長を迎えた。

藤野市議は6月の市長選挙で先頭に立って、市長候補の吉田雄人さんを応援した。

市長とほぼ同年代の藤野さんは35歳。市長就任から2ヶ月が経ち、その間の市長の

動静に対し質問の中で厳しく追求した。(以下藤野さんのブログから原文のまま引用)

   ~~~~~~   ~~~~~~   ~~~~~~   ~~~~~~

さきの市長選挙において僕は、吉田雄人候補を応援しました。そして吉田候補は

当選し、市長になりましたが、僕は「市長の与党」などにはなりません。

市民から選ばれた「市長」と「市議会」という2つの代表がより良い政策の実現を

めざして切磋琢磨しあうことこそが、在るべき姿です。ですから、当然、吉田市長に

対しても僕は、誰よりも厳しく常に「是々非々」で向き合ってまいります』

さて、市長就任からもう2カ月が経ちました。全国で3番目に若い市長の誕生という

話題でお祭り騒ぎをしたマスコミも消えていきました。市民のみなさまも市長交代直後

のお祝い気分はすでに消えて、誰もが終わりなき日常へと戻っていき、目の前の

厳しい現実に向き合って暮らしています。解決すべき課題は山積みです。

だからこそ、市民から負託されたマニフェストを実現していかねばならない。

そして、希望を感じることができる「新しい横須賀」を市民のみなさまと共に、一刻も

早く実現することこそが我々の最大の責務なのだと、強く信じています。

このスタンスに基づいて、これから市長へ質問を行なってまいります』

以下、藤野さんが質問したポイント。

1.市民が「吉田市長に望んでいること」と、市長自身の「市民から期待されている

  こと」の「認識」との「ズレ」について。

  ① 吉田市長に求められているのは「スピード感」をもって行動することでは

    ないのか。

  ② 式典への来賓出席などに市長は時間を割くべきではなく、「マニフェストの

    実現」にこそ全力を傾けるべきではないのか。

  ③ 市長は徹底して全ての情報を公開し、積極的にあらゆるメディアを使って

    自らの想いや行動の全てを市民のみなさまへ届くように発信していくべきでは

    ないか。

2.マニフェストの「完全なる実現」に向けて。

  ① マニフェストの進捗管理は「毎年」行なうべきだが、「自己評価」だけでなく、

    外部の「第三者評価」を受けるべきではないか。

  ② マニフェストで「ゼロ予算で実現可能」とした施策は、市職員に過大な負担が

    かかりすぎないよう、対応すべきではないか。

  ③ マニフェスト実現の為にも、意欲ある若手職員を年功序列にとらわれず抜擢

    するなどの人事政策を積極的に行なうべきではないか。

  ④ マニフェスト推進の為に「本物の現場」を毎週、市長みずから足を運んで必ず

    見るべきではないか。

3.財政危機の原因の1つであるハコモノの今後の在り方に対する方針を述べるべき

  ではないか。

4.米軍基地に対するスタンスに対して。

  市長は本市の「核兵器廃絶・平和都市宣言」も堅持して、政府へ本市の「市是」を

  強く主張していくべきではないか。

5.自殺の原因に対する吉田市長の認識について。

   ~~~~~~   ~~~~~~   ~~~~~~   ~~~~~~

考え方、姿勢、内容とも立派な質問であった。

藤野さんの前に質問した議員の質問も同様にすばらしかった。

それに対し、吉田市長の答弁は気迫不足、パンチ不足を感じた。

市職員が準備した答弁書を読みあげるのは、通例なので仕方ない。

就任2ヶ月、多くを望むには早すぎる時期とは言え、周りはそれを許してはくれない。

33歳、会社で言えば入社10年、若いのだからは、もちろんもっと許されない。

市議時代に官僚OB市政と批判してきた前市長と『答弁内容が変わらない』と

指摘され、議場全体から苦笑が起きたことには、”チェンジ”をマニフェストの中心に

すえてきた本人はショックだったことだろう。

今年は市長選挙と先日の衆議院選挙、ふたつの選挙で勝手連活動に参加した。

考えてみると、選挙活動そのものは”お祭り”であり、候補者本人、支援者みんな

当然ハイになる。当選したあとのことを冷静に考えながら選挙活動を行う候補者は

極めて少ないことだろう。

ただ、”お祭り”が終われば即現実が待っている。約束したマニフェストは多くの

人たちが読み、手元に持っていて、実現されていくかどうかを注意深く見守っている。

職務に就いてはじめて、『これは大変だ』と多くの当選者が思うのではなかろうか。

2回の市議選で圧倒的トップで当選し、6年後に市長を目指し、思いを果たした

吉田市長には、何としても頑張って欲しい。

ただ、難題山積の中、よほど強い気持ち臨んでいかないと、プレッシャーに押し

潰されてしまいかねない。

今後の市長の動静を注視し見守っていきたい。

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