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2009年8月24日 (月)

国際被害者学シンポジウム

昨日、日立市にある常盤大学で開催された「国際被害者学シンポジウム」に参加した。

シンポジウムに先立ち、一昨日、ブログで何度か書いた犯罪被害者団体ネットワーク

(通称ハートバンド)の実行委員会に出席した。

ハートバンドは全国にある19の犯罪被害者自助団体をゆるやかに横連携した組織

である。犯罪被害の中には、交通事故、殺人、いじめ・暴行・通り魔などが含まれる。

ハートバンドの実行委員会には、全国から20名を超す人たちが集まり、11月の犯罪

被害者週間に開催する全国大会を中心に議題した。

3時間近く討議し、2日間のプログラムは、広報など含め大体かたまった。

実行委員会が終わったあと15名くらいのメンバーが、翌日開催される「国際被害者学

シンポジウム」に参加するため、特急スーパーひたちで日立へ移動した。

上野から日立までは1時間半。持ち込んだ資料や本がじっくり読めた。

到着後ホテルにチェックインしたあと、懇親会。

初めて会う4名の人たちと同じテーブルになった。

交通事故で娘さんを亡くした人、殺人で奥さんを殺された人、暴行で高校生の男の子

を亡くした人、通り魔に24歳の息子さんを殺された人。

中でも22年前に奥さんを殺された方の事件は凄惨だった。犯人はほかにふたりの

女性を殺した。死刑だった求刑が一転無罪に。話を聞いていて信じられなかった。

これまでに死刑の求刑が無罪になった事件は6例あるそうで、そのうちのひとつ

とのこと。

翌日、「国際被害者学シンポジウム」に参加した。このシンポジウムは3年ごとに

各国持ち回りでやっているそうで、日本での開催は27年ぶりとのこと。

シンポジウムのパネルディスカッションでも二家族の殺人事件が取り上げられた。

弁護士がコーディネーターとなり、昨年12月からはじまった「刑事裁判への被害者

参加制度」を中心に議論が行われた。

2日間の会合、懇親会、パネルディスカッションを通し、いろいろな話を聞き、凄惨な

酷い事件の陰で泣いている人たち、それと極悪な加害者・・・、暗澹たる気持ちに

なった。

04年に制定された犯罪被害者等基本法、裁判員制度、刑事裁判への被害者参加

制度など犯罪をとりまく司法は大きく変わりつつあるものの、殺伐とした今の世の中、

罪を犯す者をどうすれば少しでも減らすことができるのだろうかと思いながら話を

聞いた2日間だった。

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