映画「愛を読むひと」
評を読んで面白そうだったので観に行った映画。
予想通りの作品で、2時間息もつがせない感じで観た。
gooのポイント79点は外れていなかった。
ただ、昨日は水曜日、チケットを買うとき『席は一番前の列しか空いていません』と
言われてはじめて、女性が千円になるレディース・デイだと気がついた。帰って
カミサンに話したら『それだけでなく今日は1日、映画の日で誰でも千円だからよ』と
言われ、納得。一番前の席はさすが観づらかったが、時間とともに慣れてきた。
原作は世界的ベストセラー「朗読者("The Reader")」。
以下あらすじをネットより引用。
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1958年のドイツ。15歳のマイケルは21歳年上のハンナとの初めての情事にのめり
込む。ハンナの部屋に足繁く通い、請われるままに始めた本の朗読によって、2人の
時間はいっそう濃密なものになるが、ある日、ハンナは忽然と姿を消す。
1966年、大学で法律を学ぶマイケルは傍聴した法廷の被告席にハンナを見つける。
裁判に通ううちに彼女が必死に隠し通してきた秘密にようやく気づき、衝撃を受けるの
だった。
与えられた職務を全うした1人の女性。決して許されない罪を犯したのだとしても、
彼女は彼女のなすべきことをしたのだ。本作の主題はホロコーストの追及や、禁断の
愛を描くことではない。そのとき、もしハンナあるいはマイケルの立場だったら何が
出来たかを、観る者ひとりひとりに問う人間性についての映画なのだ。
念願のアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ウインスレットによって、弁解を一切
しない孤高の女性ハンナの人物像が小説よりも明確に浮かび上がる。
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