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2009年2月 7日 (土)

SITAの思い出(1)

定年退職し、6月で5年になる。

定年する前、自分が退職したあと何か会社に遺したいとの思いで、最後の仕事として

取り組んだのがシニアITアドバイザー(SITA:サイタ)試験制度であった。

試験を開始したのは2000年の11月。

総務省が全国各地でIT講習会をはじめたのは2001年。2000年当時はまだ今の

ようにパソコンが設置された公的施設は珍しく、また、パソコンを勉強したいと考える

人の割合もそれほど高くなかった。

そのような中、きっとパソコンを勉強したいと考える人たちは急速に増えるだろう、

それに伴い指導する人の数の増加と質の向上が必ず求められるようになってくると

考えた。

リタイアした男性、子育ての終わった女性に教える役を担ってもらおう、そのために

教える人たちの技術力と指導力を審査し認定する試験制度をつくろうと考え、立ち

上げたのがシニアITアドバイザー試験制度であった。

当時在籍していた富士通ラーニングメディアという会社は富士通の子会社のひとつで

教育を専門に行う会社である。そのため試験問題の作成、実施、審査、認定という

ことではまったく問題なかった。

ただ、試験制度をはじめるということでは幹部がなかなか了承しなかった。理由は、

事業として成り立たないであろうということ、それにシニアが今さら試験は受けない

だろうという2点からだった。

『たとえ事業化が出来なかったとしても大きな損失が出ることはない。社会貢献の

観点からもぜひやりたい』と押し切ってスタートした。そのためスタートしたあと余分な

費用をかけることは難しかった。

一方、シニアITアドバイザー(SITA:サイタ)の命名、特にサイタの呼称にはシニアの

試験制度の名前としては悪くないと、我ながら満足した。

新しいことをはじめるときは何ごともそうであるが、シニアITアドバイザー試験なんて

世の中の誰も知らない。費用をかけないで知ってもらう活動と努力をすることが、先ず

一番必要であった。当時はネットでの検索も今ほどポピュラーではなかった。

今でもはっきり覚えている。00年8月、当時日本経済新聞社が毎年行っていた

”ぱそまる”というイベントで会社が設けたブースの一部を借りてシニアITアドバイザー

のお披露目をやった。ブースに立ち寄ってくださったシニアの皆さんに興味を持って

いただき色々質問を受けた。ただ、まだ試験の詳細が決まっていなかったため答えに

窮する質問がたくさんあった。特に、『いつからこの試験ははじまるか』という質問に

明確に答えられず申し訳なかった。連絡先をお聞きし後日お答えするということで対応

せざるを得なかった。

その後、関係者全員ガンバって、第1回の試験が00年11月にスタートした。

ただ、試行錯誤ではじめたところがあり、後日あれこれ見直し、修正することになった。

このことは、SITAの思い出(2)で。

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コメント

たまたま立ち寄ったのでカキコミさせて頂きました。
読みやすい文章と興味のある内容だったのでリンクさせて頂きました

やしろさん
コメント書き込みありがとうございました。
ブログ拝見しました。
お気に入りに登録させていただきました。

昨日がフィットネスクラブのプレオープン初日
だったのですね。
おめでとうございます
お忙しい中ブログに立ち寄って書き込みして
いただいたこと、重ねてお礼を申し上げます。

熱海の方なんですね。
ボクも木曜日の夜から熱海に来ています。
またブログ立ち寄らせていただきます。

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