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2009年1月12日 (月)

最近思うこと

派遣社員・期間工・契約社員切りの話題が後を絶たない。

昨日の朝日新聞には「失職…そこに共産党」という記事が2面にわたり取り上げられ

ていた。『派遣切りで役所に相談に行ったら「そういうことなら共産党に」と勧められた』

『小選挙区制導入後、自民・民主の二大政党制が進んだ。しかし「働く貧困層」のような

新たな課題、地域固有の切実な問題に、政治はこたえきれていない』

共産党に対し先入観を持つ人は少なくない。しかし全国に約2万2千の支部を持つ

共産党に救いを求める人は増えてきており、1年余で新たな入党者が1万4千人あった

とのこと。

政治のていたらく、レベルの幼稚さにはまったく辟易とする。

『首相が特別給付金を受け取るかどうか』国会で延々とやり合っている。そんな子供の

ケンカのような話で与党だ野党だと張り合っているこの国は、完全に3等級国以下。

これでよく国が維持できるものである。いや、気がつかない間にこれまで日本が優位に

あった国にどんどん先を越されていることは、絶対間違いない。

今朝の朝日新聞の一面トップは、『給付金”中止を”63%』

浅はかな単なる選挙目的のばらまきで、景気回復、福祉にも効果がないことを国民は

見抜いている。国民は『武士は食わねど高楊枝』の心境で、今の疲弊しきった社会に

役立つ方法で使え!と、ていたらくなデタラメな政治を心底嘆いている。

米国では20日、いよいよオバマ氏が大統領に就任する。オバマ氏は決してマジシャン

ではないので度を超えた期待はすべきではないだろうし、そもそも米国は現在の世界

不況を創り出した社会慣習・社会メカニズム・行動規範を有する張本人の国である。

ただ、オバマ氏が言い続けていることのひとつは、『2年間で300万人の雇用創出』

人口比で言えば日本だと百数十万人の雇用創出にあたる。

超多額な財政出動を伴うとは言え、何故このようなレベルの話がこの国の政治家の口

から出てこないのであろうか。国家政策として、新しい事業セクターを民と一緒に興し、

若い人を中心に新たな雇用を創出する官民一体となった必死の努力を絶対にやる

時期にきている。そのための財政出動に対しては国民は文句を言わない。

自民党と経団連のやりとりは常に皮相的な感じがする。何故もっとがっぷり四つに

組んで、目指すところが共有できないのかとよく思う。与党と業界は所詮そんなもの

なんだろうか。お互いが相手を信頼していない関係にあるような気がする。

社会の疲弊、すさみを見聞きするにつけ、最近思うのは、この国には”義の心”が

なくなってきたということである。結果、人の心の支え、よりどころが失われてきている。

正義、義理、義憤、信義、律義、忠義、仁義、義侠心、義に殉じる・・・

義を貫くことが日本人の心であったはずだ。

”義の心”は心のひだに根付くものである。

どうすれば喪われた”義の心”を社会全体で取り戻せるのか、ボクにはわからない。

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