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2008年12月 1日 (月)

犯罪被害者週間全国大会

週末、ハートバンドと呼ばれる犯罪被害者団体ネットワークが主催する全国大会に

参加した。

最近、犯罪被害者が話題に取り上げられる機会が増えてきた。

法制度、支援制度も変わってきた。その主なものは、①刑事裁判に参加し、意見を

述べることができるようになった ②被害者に対する経済的支援が拡充されてきた

③精神的・身体的被害の回復への取り組みが強化されてきたことなど。

対象となる犯罪は、殺人事件等凶悪犯罪、いじめ・暴行、交通事犯など。

犯罪被害者団体は全国にたくさんある。その大半が自助団体である。

ハートバンドは、ゆるやかな形で自助団体をネットワークにした組織。

土曜日に事前の分科会と懇親会があり、日曜日が本番だった。

ボクは土曜日の午後、別の予定があったため、分科会の後半から参加した。

場所は後楽園グランドホテル。

分科会が終わったあと懇親会が行われた。

交通事故関連の団体の人たちの中には顔見知りの人が多数いた。その中の多くは

3~5年ぶりに会う人たちだった。遠くは青森や宮崎からの参加。

皆さんそれぞれ大変な時期を乗り越え、今もいろいろ抱えている中での参加だった

ことであろうが、集まってワイワイやればそんなことは吹っ飛び、みんなで楽しい

時間が共有できた。

翌日の会場もホテルの近くなので、みなさんと一緒にホテルに泊まった。

そのため、みんなでリラックスし出かけた2次会も大いに盛り上がった。

翌日の会場は文京区シビックセンター。立派な施設だった。

午前中は、映画「衝動殺人 息子よ」の上映。

実在の人をモデルにしたノンフィクション映画で、30年くらい前に作られた作品。

木下恵介監督、若山富三郎・高峰秀子主演で、吉永小百合や加藤剛など豪華

キャストのすばらしい映画だった。息子を殺された父親の悲しみと、同様の境遇の

人々と共に、被害者遺族を保護する法律を作る運動を進める姿を描く。

昭和53年「中央公論」に掲載された同名のノンフィクションを映画化したもので、

今回の会合の趣旨にぴったりの作品だった。何度も何度も涙が出た。

午後一番の基調講演の講演者は、ブログで何度も書いたことがある2年前川口で

保育園児4人が亡くなり、20人近くが負傷した交通事故遺族の福地禎明さん。

聴いていた人たちの心を打つすばらしい話だった。

そのあと、被害者からのメッセージということで3人の方々が話された。

暴行殺人事件、死亡交通事故、超重度後遺障害交通事故。いずれも沈痛悲惨な

お話であった。

後半は内閣府犯罪被害者等施策推進室長の話、それに被害者の司法参加という

テーマで、知り合いの弁護士の渡辺博さんがお話しになった。

そのあと、ギターの弾き語り、最後に犠牲者を悼んで。

久しぶりに会った人たちと再会を約し、会場を後にした。

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